三国峠(みくにとうげ)は、日本の峠。その名の通り、東京都(武蔵国)・神奈川県(相模国)・山梨県(甲斐国)の1都2県にまたがっている。峠と呼ばれても、尾根の分岐上の小ピークであり、別名三国山(みくにさん)とも呼ばれ、標高960m(現場の標識および国土地理院の地図上の表記。藤野観光協会は985mとしている[1])。
登山
生藤山に近く、陣馬山、三頭山と同じ尾根(笹尾根)にある。頂上は桜の名所。展望は、南東から西にかけてひらける。生藤山・高尾山等に行く場合には、井戸バス停から400m以上歩いて、車道の大鳥居のある井戸登山口から登ってくる修験の軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)・桂の巨木の奥ノ院[2][3][4][5]からくる登山道との分岐に、三国山を登らなくて済む巻き道がある。山頂にはベンチとテーブルがある。道標の 生藤山まで0.2kmと、生藤山はすぐそばである。ここで休んでから、生藤山の急登に挑みたい。
井戸登山口には軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)・奥の院・元社の三社が一直線上に所在する。奥の院~元社には男坂と女坂があり、修験道の名残りのB級ルート男坂では注意を払うことが必要である。
該当市町村
アクセス
参照
- ^ a b 生藤山・三国山 - 藤野観光協会ホームページ
- ^ “発見うえのはら - 軍刀利神社のカツラ”. 上野原観光協会 (2023年5月17日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ 軍刀利神社は、熊倉山に向かう登山道の途中に鎮座してたようで、元社には平らで大きなスペースが、名残りのようです。“軍刀利神社”. 山梨県神社庁 (2023年5月17日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ “軍刀利神社 (ぐんだりじんじゃ)”. 公益社団法人やまなし観光推進機構 (2023年5月17日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ “軍刀利神社(上野原市)”. 「山梨県:歴史・観光・見所」 (2023年5月17日). 2023年5月23日閲覧。
- ^ a b 山と高原地図 27.高尾・陣馬 2013 昭文社
関連項目
外部リンク
- 奥多摩ビジターセンター 登山情報