七尾短期大学(ななおたんきだいがく、英語: Nanao College)は、石川県七尾市藤橋町西部1番地に本部を置いていた日本の私立大学である。1988年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は七短(ななたん)。学生募集は2002年度まで。2003年度より学生募集を停止し、2004年11月26日廃止[1]。
2007年度より、かつての短期大学キャンパス跡地に学校法人阿弥陀寺教育学園が運営する国際医療福祉専門学校七尾校が設置され、現在に至る[2]。
概要
大学全体
七尾短期大学は学校法人稲置学園により1988年に設置された日本の私立短期大学。設置されていた学科は経営情報学科の1学科のみ。
能登唯一の高等教育機関として石川県、七尾市、商工会議所などが20億円を投じて、経営情報学科(定員300人)で創設した。1993年には約390人が在学したが、1996年より定員割れとなった。留学生の受入れで学生を確保しようとしたが、2001年に中国人留学生14人が集団失踪したことから、名古屋入国管理局が中国人留学生の入学を認めなくなり、学生数の減少によって経営が悪化し、2004年3月末に閉校した。最終年度の卒業生は、留学生14人を含む29人であった。16年間で約1700人が卒業している。
学校法人は解散し、校舎、敷地は石川県と七尾市に寄付することとなった[3]。跡地は、国際医療福祉専門学校七尾校となっている[4]。
教育および研究
学風および特色
沿革
基礎データ
所在地
- 石川県七尾市藤橋町西部1番地
象徴
教育および研究
組織
学科
- 経営情報学科
取得資格について
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
スポーツ
- 北陸三県私立短期大学体育大会に参加していた[5]。
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 七尾短期大学には保護者組織があり、「青柏会」と呼ばれていた[5]。
大学関係者一覧
大学関係者
歴代学長
教員
- (倉島千徳)[7]
施設
キャンパス
- 設備:図書館・体育館・学生食堂ほか[5]。
対外関係
関係校
系列校
社会との関わり
卒業後の進路について
就職について
- 一般企業への就職者が大半となっていた。実績の例としてNTTドコモ・オークス・加賀屋・興能信用金庫・コメリ・志賀町農業協同組合・全日本空輸・日産自動車・ニッコー・能登信用金庫・富士ゼロックス北陸・北陸電力・北國銀行などがあった[5]。
編入学・進学実績
参考文献
脚注
関連項目
関連サイト
- 七尾市(七尾短期大学諸証明発行業務)