ヴェートーベンは、フリーで活動する日本のお笑いコンビ、イベント司会者。広島県広島市出身[1]。
ヴェートーベン | |
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メンバー | 久保隆司 青井貴治 |
結成年 | 1998年 |
事務所 | 松竹芸能 →フリー →オスカープロモーション →フリー |
活動時期 | 1998年 - |
出身 | 日本・広島県広島市 |
出会い | 松竹芸能養成所 |
旧コンビ名 | 青井久保 |
旧グループ名 | つうてんかく!! |
現在の活動状況 | ライブ、テレビなど |
芸種 | コント 漫才 |
ネタ作成者 | 青井貴治 |
現在の代表番組 | 健康カプセル!ゲンキの時間 |
過去の代表番組 | 笑っていいとも!増刊号 (夢のトカチン王国) ストリートファイターズ GO!オスカル!X21 など |
同期 | ロバート インパルス 椿鬼奴 森三中 千鳥 村田秀亮(とろサーモン) レギュラー 天津 |
受賞歴 | |
第26回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール福娘大賞(2005年) 第4回お笑い全日本カップ優勝(2011年) |
略歴
1998年5月結成。松竹芸能の養成所で出会い大阪で活動するが、2001年4月から拠点を東京に移す。2005年春頃までは8人組ユニット『つうてんかく!!』にも参加し、定期的に代々木公園などでストリートライブを行いピーク時には800人の動員があった[2]。
コンビ名の表記はドイツの作曲家であるベートーヴェンのベとヴェを逆さにしたもの。
松竹芸能に所属していたが、2010年3月末に退社[3]。その後、フリーランス(無所属)を経て2010年11月1日からオスカープロモーションへ所属。2019年5月にオスカープロモーションのバラエティ部解散に伴い、契約満了の7月末で退所しフリーとなった。
2013年には結成15周年を機に、イベントのMCに特化したイベント司会コンビとして方向転換し現在も活動中。アイドル、女優、俳優、モデル、声優、マスコットキャラクター、文化人、スポーツ選手、政治家、一般企業、一般のパーティーなど幅広いイベントの司会を引き受け、MC経験の総数は1000本以上を超えている。
梅沢富美男やデヴィ夫人、剛力彩芽を始め、ヴェートーベンの司会を経験した著名人の多くが自身のSNSで彼らの司会を絶賛しており、有名人からの信頼も厚い。
2人揃って野球好きのため野球関連のイベント司会も多い。2人の出身地・広島の球団であるカープ以外にも、巨人、阪神、横浜DeNA、中日、ヤクルト、ソフトバンク、日ハム、ロッテ、オリックスのOBイベント司会を務めている。
イベント司会コンビにシフトした頃を境にメディアでの露出も増え、レギュラー番組を複数持っている。同時期から毎年、東京や2人の出身地である広島での単独ライブを開催している。さらには東京・渋谷で毎月最終日曜日と平日の月に2度、ヴェートーベン主催のトークとネタによるライブ『ヴェートーク♪』を定期的に行っていたが、コロナ禍によりライブハウスの渋谷BAR jackが閉店。2020年5月30日よりzoom配信でのライブとして再開。月に6〜9回程度と精力的に行われ、この経験と成果が認められてYouTube、ニコ生、SHOWROOMなど配信の司会のオファーが増加。現在はイベントと並行してオンラインの司会コンビとしても活動している。
40代の挑戦-手売り2000人満席ライブ-
この節には(独自研究)が含まれているおそれがあります。 |
2022年2月20日からLINE CUBE SHIBUYA(キャパ約2000席)での満席ライブを目指して原宿や渋谷で毎週日曜日にストリートライブを開始する。更に不定期に様々なミュージシャンのコンサート終演後に会場最寄駅付近に行きゲリラライブを敢行する。
ストリートライブの際に通行人に名前、出身地、好きな動物等を聞いて、即座にその人だけに向けた漫才をプレゼントする[即興漫才]を行なっている。
同年6月26日、気温36度の酷暑の中での2時間以上に及ぶストリートライブでの即興漫才により青井がダウン。さらに翌週7月3日に気温32度で雨の降る中、2時間以上にわたって即興漫才を敢行。その日は問題なかったが、数日後に青井の体温が39.4度まで上がり救急車で運ばれる事態に。2度目のダウンによりストリートライブはドクターストップとなる。
同年9月4日ストリートライブができないならば会場でやればいいと、2年半年ぶりに有観客&配信ライブ『ヴェートーク♪』を大久保にあるSoul BAR stoneにて開催。立ち見が出る程の満員御礼となる。
同年10月5日LINE CUBE SHIBUYAの抽選に当選したと発表。2023年9月22日にヴェートーベン25周年祈年単独ライブ『ヴェートーベン大感謝祭‼︎-その時が来た-』の開催が決定し、チケットの手売りがスタート。
チケットは1枚2000円。チケット手売りは2人の故郷である広島からスタートし、2人が出会った大阪を経て、東京でも手売りを開始している。手売り情報は随時、2人のTwitterにて告知され、DMでのやりとりで購入できる。
12月初旬、渋谷ハチ公前で12月11日13時〜16時にストリートライブを開催することを発表。3時間で手売り50枚販売を目標に掲げる。結果は21枚の販売に終わる。
翌日、リベンジをかけて年末までに200枚の販売を掲げる。当時の販売枚数は125枚。12月18日渋谷で10枚、12月24日に秋葉原で23枚、その他、東京や新宿などの主要駅で手売り販売を繰り返し、12月27日に企業忘年会司会の後の手売りが過去最高の44枚記録して200枚を突破、最終的に215枚の販売を達成。リベンジを果たす。
新たな目標に年内250枚販売突破を掲げ、広島で二度目の手売り、12月31日大晦日に秋葉原電気街口で路上ライブをすることを発表。26枚のチケット販売を記録するも、合計241枚に終わり惜しくも目標達成には至らなかった。
2023年1月。新大久保、新橋、水道橋、秋葉原、桜木町など、チケット手売りに適した場所を探すべく各所で路上ライブを開催。結果、自分たちのターゲット層が秋葉原に多数いる事を踏まえ、秋葉原での路上ライブを軸に決める。
2月。路上ライブを週一回から、土日祝の週2〜3回へ増やす。その甲斐もあり月末にチケット手売りが500枚を突破。台場での路上ライブの失敗、平日夜に初開催した秋葉原で酔っ払いに絡まれ警察を呼ぶことになるなど様々な困難を乗り越えての達成となった。
3月。月の目標としてLINE CUBE SHIBUYA満席の3分の1にあたる650枚のチケット販売突破を掲げる。結果、584枚で目標達成とはならなかった。
4月。お花見客に向けたゲリラライブを九段下、上野で敢行。4月2日の上野で1日33枚を売り上げる等。花見のゲリラライブ3日間合計で63枚を売り上げ600枚を突破。トータルは640枚となる。(4月2日時点)その後、上野公園のピクニック客、アメ横や秋葉原の居酒屋に飛び込みで即興漫才するなどし、4月後半には750枚を突破。さらに企業イベントでの即興漫才で1日に100枚を売り上げ合計864枚となる。(4月26日時点)
ちなみに40代のお笑いコンビが手売りでLINE CUBE SHIBUYAを埋めた例は、以前の渋谷公会堂時代を含めても未だかつてない。このことからこの挑戦が如何に難しいものかが窺える。
メンバー
- 広島県広島市出身、血液型はO型。
- 広島市立国泰寺中学校卒業、広島市立舟入高等学校卒業。
- 身長は155cmと小柄だが、家族の中では一番背が高い。
- 芸名は当初、本名である「久保 隆司」と名乗っていたが、携帯サイトの姓名判断で占ったところ画数が悪かったため2006年10月に相方・青井の勧めで平仮名の「くぼ たかし」へ改名。2008年7月に「TAKASHI」と更なる改名を経て、「久保隆」となる。この頃にイベント司会コンビに方向転換したことも重なり、メディアの露出やレギュラー番組などが増加した。これで落ち着いたかと思われたが、2021年6月に主催している配信内で本名に戻したことを発表。理由は本人曰く「なんとなく」とのこと。
- プロ野球ではカープファン。旧市民球場近くに実家があり、幼少期からカープの選手や遠征の各球団選手との関わりがある。祖母は樽募金経験者。
芸風
イベントの司会を中心にしているが、毎月開催のライブや年に1度の単独ライブ開催は続けている。芸風は30代40代の男性に向けた下ネタ、野球や漫画などのネタ、古いネタを使用した漫才、コント、リズムネタ等。
代表的なネタには青井が久保にツッコまれて叩かれるたびに「いいねっ!」と発する『ドM漫才』や、久保の歌を青井が邪魔する『合いの手漫才』などがある。
この芸をやるようになったのは、カラオケに行った際に団長安田(安田大サーカス)が褒めてくれたことや、別の日にアメリカザリガニとカラオケに行った際にも面白いと言われたため、ネタに取り入れてみようと思い立ったという[4]。
R-1ぐらんぷり2010(2010年1月11日に1回戦出場)では、青井はこの芸を取り入れて「合いの手マン」に扮してネタを披露した。なお、同じ日に久保は吉川晃司のものまねとして『ちっちゃわ晃司』でのネタを演じた(2人とも2回戦進出)。
他、リズム芸は主に『ありそうでない』と思う話をオリジナルソングに乗せて話し、その話に2人でツッコミを入れて次の話に行くという流れとなっている。
受賞歴
- 2005年 第26回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール福娘大賞
- 2011年 第4回お笑い全日本カップ優勝
出演
テレビ
- 笑っていいとも!増刊号(フジテレビ)
- あげあげ!ヴェートーベン(インターネットラジオ・ふみコミュ)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)
- ストリートファイターズ(テレビ朝日、不定期)
- お笑い図鑑 ハマヌキ(tvk)
- ふみコミュTV
- お笑いネクストブレーカー(ニッポン放送・BSフジ、2006年1月29日)
- ずばり!横濱(テレビ神奈川)
- BINBIN スギナビ!(J-COM・東京都杉並区ケーブルテレビ 2004年11月 - 2008年3月)
- ゼベック・オンライン(TOKYO MX、2004年11月15日、月曜日のレギュラー)
- あらびき団(TBSテレビ、2008年4月16日=第24回、2008年7月30日=第38回、2008年12月17日)
- フジテレビからの〜!(フジテレビ、2011年5月26日)『「ONE PIECE」を1分で説明』コーナー
- GO!オスカル!X21(テレビ朝日)(2014年4月4日 - 2016年)サブMC レギュラー出演
- 健康カプセル!ゲンキの時間(TBSテレビ、2014年5月18日 - )ゲンキリサーチャー 準レギュラー
- キミの瞳に鯉してる(とちぎテレビ 群馬テレビ TOKYO MX) 2014年8月23日〜 MC レギュラー出演
- 笑点 特大号(BS日本、2014年7月16日)
- HAPPY MONDAY BASEBALL(スカパー!)2016年5月9日〜 カープ応援芸人
- あらぶんちょ!(TCN)2016年5月2日〜 あらぶんちょ散歩 レギュラー出演
- the factory Tokyo(MX)2017年10月〜レギュラー出演
- Veryカープ!常勝帝国への道! ~鯉戦士たちの熱き魂~(2018年7月15日、RCCテレビ)プレゼンター 「ヴェートーベンの数字」
- カープ日本一TV 2019 〜THE 絆〜(2019年1月1日、RCCテレビ)
ラジオ
- ラジカントロプスNEXT「ヴェートーベンの初キッスはうがい薬の味」(アール・エフ・ラジオ日本、2016年2月)パーソナリティ
- POWER BAY MORNING (BAY FM、2016年11月〜)レギュラー出演
- 風雲寒竹城(レインボータウンFM、2018年4月〜)レギュラー出演
映画
- 深呼吸の必要 - 大田誠一郎 役、久保のみ
テレビアニメ
- おしゃべり唐あげ あげ太くん(広島テレビ) - ほるもんた、鬼山部長、むさしの若鶏 役(以上久保)
菜太郎、YUKARIKKO、むさしのむすび(梅)、青井豪(あおいオーストラリア)役(以上青井)
舞台
- 「あっち向いて!boy」- 主演 ルキア 役、青井のみ
CM
- 十六茶(ラジオCM)
- 音楽情報誌[ザッピィ](テレビCM)
- ペッパーランチ(Web、店内CM)
- 資生堂[フェルゼア](Web、トレインチャンネルCM)
- Roland[電子ドラム](WebCM)
- 花岡組(テレビCM)
- ボートレース [テレボート](Web CM)
- NTT東日本 [防犯カメラ](Web CM)
- 経済産業省エネルギー庁 [ZEH](Web CM)青井のみ
- ルマンオート 2019新春フェア(2019年1月2日 - 6日)
- KURE556[KURE556を使ってみた](Web CM)
- 中小機構[中小機構に聞こう](ラジオCM)
- TVer[ Renta!](WebCM)ナレーション 青井のみ
雑誌
イベント
- 平牧仁オフィシャルファンイベント MC出演 2014年5月18日
- 塩野瑛久ホワイトデーファンイベント MC出演 2014年3月14日
- 笛木優子オフィシャルバースデーイベント MC出演 2014年6月22日
- 河北麻友子GIRLSzPARTY! MC出演 2013年7月27日
- 飯田里穂オフィシャルファンイベント MC出演 2014年3月29日〜2018年3月
- X21ファンイベント MC出演 2013年7月13日 12月1日
- つば九郎×ドアラマスコット交流イベント MC出演 2016年4月2日3日
- 第14回全日本国民的美少女コンテスト(グランドプリンスホテル新高輪、2014年8月5日)
- 崎山つばさバースデーイベント MC出演(青井のみ) 2020年10月31日(東京)、11月3日(大阪)、2021年11月13日(東京)、20日(大阪)、2022年10月30日(大阪)11月3日(東京)
脚注
出典
外部リンク
- ヴェートーベン久保 (@vetobenkubo) - Twitter
- ヴェートーベンくぼのクボグ - Ameba Blog
- ヴェートーベン青井 (@va0324) - Twitter
- 松竹芸能若手芸人 ヴェートーベン青井貴治公式ブログ【すごいよ!アオイさん】 - Ameba Blog(2008年6月 - 2015年1月更新終了)
- ヴェートーベン オフィシャルブログ「ヴェートーベンのグヮングヮンブログ - Ameba Blog(2015年1月 - )