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ユーロビジョン・ソング・コンテスト2018

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2018こと第63回ユーロビジョン・ソング・コンテスト英語:Eurovision Song Contest 2018フランス語:Concours Eurovision de la chanson 2018)は、2018年5月にポルトガルリスボンにあるアトランティコ・パビリオン(アルティス・アリーナ)において開催された[1]。前年の大会でポルトガル代表のサルヴァドール・ソブラルが優勝したことによりポルトガルが主催権を得たが、同国で本大会が開催されたのは初めてのことである。前年度に出場しなかったロシアが復帰したことにより、出場国数は2008年大会と2011年大会に並ぶ43か国となった。

ユーロビジョン・ソング・コンテスト 2018
All Aboard!
日程
準決勝1 2018年5月8日 (2018-05-08)
準決勝2 2018年5月10日 (2018-05-10)
決勝 2018年5月12日 (2018-05-12)
主催者
会場 ポルトガルリスボンアトランティコ・パビリオン(アルティス・アリーナ)
司会
  • (シルヴィア・アルベルト)(英語版)
  • (フィロメナ・カウテラ)(英語版)
  • (カタリナ・フルタド)(英語版)
  • ダニエラ・ルーア
総監督 (ユン・ウラ・サン)(英語版)
主催放送局 ポルトガル国営放送 (RTP)
開会演技
  • 決勝: (アナ・モウラ)、(マリーザ)
幕間演技
参加者
参加国数 43
復帰 ロシア
投票
投票方式 各国が出場者に対して、1点~8点、10点、12点を2回投票する。1つは審査員票、もう1つは視聴者票である。
優勝曲 イスラエル
ネッタ「Toy」
ユーロビジョン・ソング・コンテスト
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今大会ではイスラエル代表として「Toy」を歌ったネッタが優勝した。イスラエルが優勝したのは1978年、1979年、1998年に続き4回目のことで、5位までに入賞したのは10年以上ぶりであった。その他キプロスオーストリアドイツイタリアが上位5か国に入賞した。キプロス(2位)とチェコ(6位)はこれまでで最もよい結果となった。一方で、開催国のポルトガルは最下位となったが、開催国が最下位となったのは2015年以降で3回目のことである。また、2004年大会で準決勝が導入されて以来、アゼルバイジャンルーマニアロシアの3か国は初めて決勝へ進むことができず、2005年大会以来コーカサスの各国(ジョージアアルメニアアゼルバイジャン)が決勝へ進むことができなかった。欧州放送連合の発表によると、世界中の視聴者数は1億8600万人に達し、前回大会より400万人以上増加した[2]

開催地

会場

 
2018年大会会場のアトランティコ・パビリオン(アルティス・アリーナ)

会場はポルトガルのリスボンにあるアトランティコ・パビリオン(アルティス・アリーナ)であった。同施設は20,000人が収容できるポルトガルで最大の屋内アリーナであり、ヨーロッパでも最大級の施設のひとつである[3]

開催地の決定

 
 
(ゴンドマール)
 
(サンタ・マリア・ダ・フェイラ)
( )
開催地の候補となった都市。青が開催地、赤は落選。

ユーロビジョン・ソング・コンテスト2017の決勝の当日、ポルトガルが優勝した場合にはポルトガル国営放送が2018年大会を主催する意向であることが報道された[4]サルヴァドール・ソブラルの優勝を受け、欧州放送連合のユン・ウラ・サンは優勝者の記者会見の場で、ポルトガル国営放送に対して2018年大会の開催を要請した。その翌日、ポルトガル国営放送の局長は同放送局が2018年大会を主催することと発表し、その会場候補としてMEO Arena(後にアルティス・アリーナと改称)を挙げた[5]。2017年5月15日にポルトガル国営放送はリスボンで開催することを発表したが[6][7]、その翌日には開催地も会場も最終決定ではないことを表明した[8]

欧州放送連合からポルトガル国営放送に対して文書で示された開催地の基本的な条件は、以下のとおりである[9]

  • 10,000人前後の観客の収容に適していること
  • 1,500人の報道関係者が利用できる設備がある国際的なプレスセンターを設けること
  • 少なくとも2,000人の出場国の関係者や報道関係者が宿泊できる様々な価格帯のホテルが十分にあること
  • 開催地、会場、宿泊地のそばに国際空港があり、すでに効率的な交通インフラが整備されていること

ブラガ(ゴンドマール)(英語版)ギマランイスリスボン(サンタ・マリア・ダ・フェイラ)(英語版)の5つの都市が開催都市に立候補したが、2017年7月25日にリスボンを開催地とすることが決定した[10]

その他の会場

ユーロビジョン・ビレッジはリスボンのダウンタウンにある テージョ川に面したコメルシオ広場に設けられた。 ユーロビジョン・ビレッジは大会開催時期の数週間設けられ、ファンやスポンサーを対象とした大会の出場者や地元のアーティストによるを楽しめる公認のエリアであり、また大会のパブリック・ビューイングの会場でもあった[11]

ユーロクラブは大会出場者が出演する公式なパーティーや私的なイベントの会場である。ユーロビジョン・ビレッジとは異なり、ユーロクラブへの出入りは許可を得たファンや出場国の関係者とマスコミ関係者に限られており、ユーロビジョン・ビレッジの隣にあるMinisterium Clubがその会場であった[12]

すべての出場者やその関係者がマスコミやファンに紹介されるイベントである「ブルーカーペット」は2018年5月6日にリスボン市内のMuseum of Art, Architecture and Technologyにおいて開催された。 ブルーカーペットに続き、Electricity Museumの近くで開会式が実施された[13]

形式

デザイン

2017年11月7日にリスボン水族館での記者会見において、"All Aboard!"をテーマとすることが発表された[14]。視覚イメージには海のモチーフが採用され、巻き貝をイメージしたメインのロゴに加えて、海洋生態系のさまざまな面を表現した12の補助的なエンブレムが作成された。これらのテーマやデザインについて、大会責任者のユン・オラ・サンは「多様性を含めた、リスボンの歴史やユーロビジョンの価値観をとてもよく映し出すものである。海は私達すべてにつながるものであり、その多様性は我々が5月に出会う各出場国にとってもよいインスピレーションになるだろう」と語っている[15]

ポストカード

ポストカードは2018年3月から4月にかけて撮影された。出場者がポルトガルにつながる扉を開き、ポルトガル各地でマウンテンバイクに乗ったりや料理をしたり名所を訪ねたりする演出がなされた。それぞれのポストカードの最初には撮影された場所が表示され、最後には各出場者がポーズをとりハッシュタグ付きのテーマが表示され、続けて曲の情報が国旗を背景として表示された[16]。ポストカードの曲はルイス・フィゲレドが作曲し、すべてのポストカードで同じ曲が使用された[17]

司会者

 
2018年大会の4名の司会者、ダニエラ・ルーア(シルヴィア・アルベルト)(英語版)(カタリナ・フルタド)(英語版)(フィロメナ・カウテラ)(英語版)

2018年1月8日にポルトガル国営放送と欧州放送連合は、初めて司会者が4名の女性で構成され、ポルトガル国営放送の(シルヴィア・アルベルト)(英語版)(フィロメナ・カウテラ)(英語版)(カタリナ・フルタド)(英語版)と女優のダニエラ・ルーアであることを発表した[18]。この年は2015年以来初めて司会者が女性のみで、また2年続けて同性のみで構成されることとなった[19][18]。2018年5月4日に、カウテラがグリーンルームを担当することが発表された[20]

ブルーカーペットの司会は女優の(クラウディア・サメド)(英語版)、ラジオ司会者のイネス・ロペス・ゴンサルヴェス、俳優でテレビ司会者の(ペドロ・グランジェル)(英語版)と俳優で監督のペドロ・ペニムの4名であり、グランジェルとペニムは記者会見の進行も行った[21]

準決勝の組分け

2018年1月29日にリスボン市役所において準決勝の組分けが抽選により決定された。 出場国のうち準決勝を免除される6か国(主催国ポルトガルと"Big5"のフランスドイツイタリアスペインイギリス)を除いた37か国が過去の投票傾向をもとに6組に分けられた。この方法により特定の国々が互いに投票し合う「ブロック投票」を避け、準決勝の緊張感をより高めることができる。また、この抽選により直接決勝に進出する6か国がどちらの準決勝を放送し投票するかも決定された。この抽選会は大会の司会者でもあるシルヴィア・アルベルトとフィロメナ・カウテラが司会を務め、またこの場で前回大会の開催都市であるキーウの市長であるヴィタリ・クリチコからリスボン市長のフェルナンド・メディナに記章が手渡された[22]

開幕及び幕間の演出(決勝)

決勝の開幕パフォーマンスとして、ポルトガルの民族歌謡であるファドの歌手である(アナ・モウラ)(英語版)(マリーザ)(英語版)の歌唱に続き、DJのBeatbombersによる生演奏をBGMとして決勝に出場する26か国の出場者が入場した。

幕間には前大会の優勝者であるサルヴァドール・ソブラルが新曲の"Mano a mano"を披露し、またブラジルの歌手であるカエターノ・ヴェローゾとともに"Amar pelos dois"を歌唱した。他にも(ブランコ (DJ))(英語版)サラ・タヴァレスマイラ・アンドラーデ、ディノ・デ・サンティアゴによるパフォーマンスも行われた[23][24][25][26][27][28]

出場国

 
  準決勝1に参加
  準決勝1で投票
  準決勝2に参加
  準決勝2で投票

欧州放送連合は当初、2017年11月7日の時点で42か国が出場する予定であることを発表した。ロシアが前回大会の欠場から復帰し、また北マケドニアは同国の放送局が欧州放送連合の拠出金を支払っていないことにより出場を認められないとした[15][29]。しかしその10日後に欧州放送連合は北マケドニアの出場を認めることを発表し、それにより出場国は43か国となった。これは2008年大会および2011年大会と同じ数で、これまでで最大の出場国数である[30]

再出場のアーティスト

アリャクサンドル・ルィバーク2009年大会にノルウェー代表として出場し、「Fairytale」を歌い優勝した(この曲はユーロビジョン・ソング・コンテストの1,500番目の曲であった)。 オランダ代表のウェイロンは2014年大会に同国代表のザ・コモン・リネッツの一員としてCalm After the Stormを歌い、2位となった[31]

オーストラリア代表のジェシカ・マーボイは2014年大会の幕間パフォーマンスで「Sea of Flags」を披露した[32]

スロベニア代表のレア・シルクは2014年と2016年に同国のバックヴォーカルとして[33]ブルガリア代表・Equinoxのメンバーであるヴラド・ミハイロフは2017年に同国のバックヴォーカルとして[34]、またオーストリアのセザー・サンプソンは2016年にブルガリアのバックヴォーカルとダンサーとして出場経験がある。

イギリス代表のスーリーは2015にベルギーのバックヴォーカルとダンサーを務め、2015年と2017年のベルギー代表のディレクターでもあった。

幕間に出演したサラ・タヴァレス1994年のポルトガル代表であった。

結果

準決勝1

2018年5月8日に開催された準決勝1[35]には19か国が出場し、それに加えてポルトガルスペインイギリスの3か国が投票した[36]。19か国のうち10か国が決勝に進出した(決勝出場国は太字で表記)。

登場順[37] [37] アーティスト[37] 楽曲 言語 順位[37] 得点
合計 審査員 視聴者
01   アゼルバイジャン (アイセル)(英語版)
Aisel
X My Heart 英語 11 94 47 47
02   アイスランド (アリ・オラフソン)(英語版)
Ari Ólafsson
Our Choice 英語 19 15 15 0
03   アルバニア Eugent Bushpepa Mall アルバニア語 8 162 114 48
04   ベルギー (セネック)(英語版)
Sennek
A Matter of Time 英語 12 91 71 20
05   チェコ (ミコラス・ヨセフ)(英語版)
Mikolas Josef
Lie to Me 英語 3 232 98 134
06   リトアニア (イエヴァ・ザシマウスカイテ)(英語版)
Ieva Zasimauskaitė
When We're Old 英語[注釈 1] 9 119 57 62
07   イスラエル ネッタ
Netta
Toy 英語[注釈 2] 1 283 167 116
08   ベラルーシ (アレクセーエフ)(英語版)
Alekseev
Forever 英語 16 65 20 45
09   エストニア (エリーナ・ネチャーエヴァ)(英語版)
Elina Nechayeva
La forza イタリア語 5 201 81 120
10   ブルガリア (エキノックス)(英語版)
Equinox
Bones 英語 7 177 107 70
11   北マケドニア (アイ・キュー)(英語版)
Eye Cue
Lost and Found 英語 18 24 18 6
12   クロアチア (フランカ)(英語版)
Franka Batelić
Crazy 英語 17 63 46 17
13   オーストリア Cesár Sampson Nobody but You 英語 4 231 115 116
14   ギリシャ Yianna Terzi Oniro mou (Όνειρό μου) ギリシャ語 14 81 28 53
15   フィンランド (サーラ・アールト)(英語版)
Saara Aalto
Monsters 英語 10 108 35 73
16   アルメニア Sevak Khanagyan Qami (Քամի) アルメニア語 15 79 38 41
17   スイス (ジブズ)(英語版)
ZiBBZ
Stones 英語 13 86 59 27
18   アイルランド (ライアン・オショーネシー)(英語版)
Ryan O'Shaughnessy
Together 英語 6 179 71 108
19   キプロス (エレニ・フレイラ)(英語版)
Eleni Foureira
Fuego 英語[注釈 3] 2 262 89 173

準決勝2

2018年5月10日に開催された準決勝2[35]には18か国が出場し、それに加えてフランスドイツイタリアの3か国が投票した[36]イタリア放送協会は準決勝1の当日にThe Voiceの決勝が予定されていることを理由に準決勝2の放送及び投票をあらかじめ要望しており、レファレンス・グループによってそれが承認された[38]。18か国のうち10か国が決勝に進出した(決勝出場国は太字で表記)。

登場順[39] [39] アーティスト[39] 楽曲 言語 順位[39] 得点
合計 審査員 視聴者
01   ノルウェー アリャクサンドル・ルィバーク
Alexander Rybak
That's How You Write a Song 英語 1 266 133 133
02   ルーマニア (ザ・ヒューマンズ)(英語版)
The Humans
Goodbye 英語 11 107 67 40
03   セルビア (サニャ・イリッチ)(英語版) & (バルカニカ)(英語版)
Sanja Ilić & Balkanika
Nova deca(Нова деца) セルビア語[注釈 4] 9 117 45 72
04   サンマリノ Jessika Muscat feat. Jenifer Brening Who We Are 英語 17 28 14 14
05   デンマーク (ラスムセン)(英語版)
Rasmussen
Higher Ground 英語[注釈 5] 5 204 40 164
06   ロシア (ユーリヤ・サモーイロヴァ)(英語版)
Julia Samoylova
I Won't Break 英語 15 65 14 51
07   モルドバ (ドレドス)(英語版)
DoReDoS
My Lucky Day 英語 3 235 82 153
08   オランダ (ウェイロン)(英語版)
Waylon
Outlaw in 'Em 英語 7 174 127 47
09   オーストラリア (ジェシカ・マーボイ)(英語版)
Jessica Mauboy
We Got Love 英語 4 212 130 82
10   ジョージア イリアオ
Iriao
For You[42] グルジア語[注釈 6] 18 24 11 13
11   ポーランド (グロミー)(英語版) feat. (ルーカス・メイェル )(英語版)
Gromee feat. Lukas Meijer
Light Me Up 英語 14 81 21 60
12   マルタ (クリスタベル )(英語版)
Christabelle
Taboo 英語 13 101 93 8
13   ハンガリー (AWS)(英語版) Viszlát nyár ハンガリー語 10 111 23 88
14   ラトビア Laura Rizzotto Funny Girl 英語 12 106 92 14
15   スウェーデン (ベンヤミン・イングロッソ)(英語版)
Benjamin Ingrosso
Dance You Off 英語 2 254 171 83
16   モンテネグロ (ヴァニャ・ラドヴァノヴィッチ)(英語版)
Vanja Radovanović
Inje(Иње) モンテネグロ語 16 40 23 17
17   スロベニア (レア・シルク)(英語版)
Lea Sirk
Hvala, ne! スロベニア語[注釈 7] 8 132 67 65
18   ウクライナ (メロヴィン)(英語版)
Mélovin
Under the Ladder 英語 6 179 65 114

決勝

2018年5月12日に開催された決勝[35]には26か国が出場し、全出場国43か国が投票した。登場順は準決勝2の決勝進出者の記者会見の後で発表された[43]

登場順[44] [44] アーティスト[44] 言語 順位[44] 得点
合計 審査員 視聴者
01   ウクライナ (メロヴィン)(英語版)
Mélovin
Under the Ladder 英語 17 130 11 119
02   スペイン (アマイア)(英語版) & (アルフレッド)(英語版)
Amaia Romero & Alfred García
Tu canción スペイン語 23 61 43 18
03   スロベニア (レア・シルク)(英語版)
Lea Sirk
Hvala, ne! スロベニア語[注釈 7] 22 64 41 23
04   リトアニア (イエヴァ・ザシマウスカイテ)(英語版)
Ieva Zasimauskaitė
When We're Old 英語[注釈 1] 12 181 90 91
05   オーストリア Cesár Sampson Nobody but You 英語 3 342 271 71
06   エストニア (エリーナ・ネチャーエヴァ)(英語版)
Elina Nechayeva
La forza イタリア語 8 245 143 102
07   ノルウェー アリャクサンドル・ルィバーク
Alexander Rybak
That's How You Write a Song 英語 15 144 60 84
08   ポルトガル (クラウディア・パスコアル)
Cláudia Pascoal
O jardim ポルトガル語 26 39 21 18
09   イギリス スーリー
SuRie
Storm 英語 24 48 23 25
10   セルビア (サニャ・イリッチ)(英語版) & (バルカニカ)(英語版)
Sanja Ilić & Balkanika
Nova deca(Нова деца) セルビア語[注釈 4] 19 113 38 75
11   ドイツ (ミヒャエル・シュルテ)(英語版)
Michael Schulte
You Let Me Walk Alone 英語 4 340 204 136
12   アルバニア Eugent Bushpepa Mall アルバニア語 11 184 126 58
13   フランス (マダム・ムッシュ)(英語版)
Madame Monsieur
Mercy フランス語 13 173 114 59
14   チェコ (ミコラス・ヨセフ)(英語版)
Mikolas Josef
Lie to Me 英語 6 281 66 215
15   デンマーク (ラスムセン)(英語版)
Rasmussen
Higher Ground 英語[注釈 5] 9 226 38 188
16   オーストラリア (ジェシカ・マーボイ)(英語版)
Jessica Mauboy
We Got Love 英語 20 99 90 9
17   フィンランド (サーラ・アールト)(英語版)
Saara Aalto
Monsters 英語 25 46 23 23
18   ブルガリア (エキノックス)(英語版)
Equinox
Bones 英語 14 166 100 66
19   モルドバ (ドレドス)(英語版)
DoReDoS
My Lucky Day 英語 10 209 94 115
20   スウェーデン (ベンヤミン・イングロッソ)(英語版)
Benjamin Ingrosso
Dance You Off 英語 7 274 253 21
21   ハンガリー (AWS)(英語版) Viszlát nyár ハンガリー語 21 93 28 65
22   イスラエル ネッタ
Netta
Toy 英語[注釈 2] 1 529 212 317
23   オランダ (ウェイロン)(英語版)
Waylon
Outlaw in 'Em 英語 18 121 89 32
24   アイルランド (ライアン・オショーネシー)(英語版)
Ryan O'Shaughnessy
Together 英語 16 136 74 62
25   キプロス (エレニ・フレイラ)(英語版)
Eleni Foureira
Fuego 英語[注釈 3] 2 436 183 253
26   イタリア (エルマル・メタ)(英語版) & (ファブリツィオ・モロ)(英語版)
Ermal Meta & Fabrizio Moro
Non mi avete fatto niente イタリア語 5 308 59 249

事件

文化盗用に対する非難

イスラエル代表のネッタの演出が日本文化の盗用であるとの批判がなされた。TwitterなどのSNSのユーザーにの中には「不愉快だ」と言う者もいた。ネッタが着物を着て髪を日本風のお団子に結っており、また小道具として招き猫を使用したことにより批判が生じた[45][46][47]

ベラルーシの国内予選

2018年1月10日にロシアのSNSであるフコンタクテにおいて、アレクセーエフがベラルーシ国内予選に提出した「Forever」のロシア語バージョンを2017年5月に発表しており、2017年9月以前に出場曲を発表してはならないというルールに違反している可能性があるとの議論が起きた[48]。国内予選に出場する6組のアーティストが、もし「Forever」が出場の認められれば国内予選への出場を拒否する意向を示し[49]、そのうちソフィ・ラピナは実際に出場を辞退した[50]。最終的にアレクセーエフは楽曲のアレンジを変えることで国内予選に出場することが放送局により認められ、国内予選で優勝しベラルーシ代表となることが決定した[51]。その後、欧州放送連合は国内大会出場時の英語バージョンで大会に出場することを許可しアレクセーエフ本人もその意向であることが2018年2月23日に報道されたが[52]、2018年3月28日にはまた別の新たに制作されたバージョンで大会に出場することが発表された[53]

チェコ代表のリハーサルでの怪我

チェコ代表のミコラス・ヨセフが2018年4月29日のリハーサルで背中を負傷したとして病院に搬送された。ヨセフはインスタグラムで「リハーサル中に怪我をし、その数時間後に更に悪化した。今は歩くことすらできない。最初の病院から戻ってきて、今から別の病院に向かっているところだ」、「それでも、何があっても本番には出場する」との情報をファンに向けて投稿した[54]。ヨセフは5月8日の準決勝1に少し振り付けを変更して出場し、5月12日の決勝では6位に入賞した。6位という順位はこの時点でチェコの最高記録であり、またチェコが決勝に進出したのは2016年大会のガブリエラ・グンチーコヴァー以来2回目のことだった。

中国のテレビ局による検閲

 
アイルランドの演出。同性愛を表現する。

中国のインターネット・テレビ局であるMango TVは、準決勝1でのアルバニアとアイルランドのパフォーマンスおよび投票時のダイジェストを放送しなかった[55]。2018年1月以降タトゥーがある者がテレビ番組に出演することが禁じられるようになったためアルバニアの部分は放送されず、アイルランドはパフォーマンスに同性愛の表現があったためにカットされた[56]。また、レインボー・フラッグや他の出場者のタトゥーにもぼかしが入れられた[57]。その結果として、欧州放送連合は検閲が「欧州放送連合の普遍性や包容を重んじる価値観や、その音楽を通じて多様性を認めてきた誇りある伝統に反する」ものであることを理由とし、マンゴー・テレビとの提携を解消し、準決勝2と決勝の放送を拒否した。[58]マンゴー・テレビのオーナーの広報担当者は検閲に「気づいていなかった」とし[59]アイルランド代表のライアン・オショーネシーは「欧州放送連合が検閲を軽視しなかったのは正しいことで、それを嬉しく思っている」と話した[57]

イギリスのパフォーマンス中の乱入者

決勝でイギリス代表のスーリーのパフォーマンス中に男がステージに乱入し、マイクを奪い"Modern Nazis of the UK media, we demand freedom! War is not peace."と発言した[60][61] 。後にロンドン出身の政治活動家であることが判明したこの男は[62]、カメラを横切ってステージに上がった[63]。スーリーは乱入後もパフォーマンスを継続し、その後は予定になかったグリーンルームでのインタビューが急遽挿入された [64][65]。欧州放送連合はスーリーイギリスのおよび代表団にやり直しを提案したがスーリーはそれを辞退した[60]。また、スーリーは後に右手を負傷していたことを明かした[66]。欧州放送連合はYouTubeおよびDVDにおける当該箇所を前日の審査員向けのパフォーマンスに差し替えたが、その後のグリーンルームでのインタビューはそのまま残した。 一方でイギリスの放送局である英国放送協会は、決勝でのパフォーマンスを乱入のシーンも含めてそのままYouTubeで公開した。

脚注

注釈

  1. ^ a b リトアニア語の歌詞が2行含まれる
  2. ^ a b 複数の ヘブライ語の単語を含む
  3. ^ a b 歌詞は英語だが、タイトルでもあるスペイン語の「Fuego」が曲中で繰り返される
  4. ^ a b 歌詞の一部にトルラク方言が含まれる[40]
  5. ^ a b 歌詞の一部にアイスランド語が含まれる[41]
  6. ^ タイトルは英語だが、歌詞はすべてグルジア語である
  7. ^ a b 数行のポルトガル語歌詞を含む

出典

  1. ^ . European Broadcasting Union. オリジナルの2017年7月25日時点におけるアーカイブ。. 2017年7月25日閲覧。 
  2. ^ “186 million viewers for the 2018 Eurovision Song Contest”. eurovision.tv. European Broadcasting Union (EBU) (2018年5月23日). 2018年5月26日閲覧。
  3. ^ “”. MEO Arena. 2017年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月25日閲覧。
  4. ^ “”. escportugal.pt. ESC Portugal (2017年5月13日). 2017年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月14日閲覧。
  5. ^ “”. eurovoix.com. Eurovoix (2017年5月14日). 2017年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
  6. ^ “” [RTP will organise the next Eurovision Song Contest] (Portuguese). (Rádio e Televisão de Portugal) (2017年5月15日). 2017年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
  7. ^ “”. eurovoix.com. Eurovoix (2017年5月15日). 2017年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月15日閲覧。
  8. ^ Andrade, Sérgio (2017年5月16日). “” [RTP has not yet chosen the venue for the Eurovision Song Contest 2018] (Portuguese). 2017年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
  9. ^ Jordan, Paul; Zwart, Josianne (2017年7月30日). . Eurovision Song Contest. オリジナルの2017年7月30日時点におけるアーカイブ。. 2017年7月30日閲覧。 
  10. ^ “”. Eurovision Song Contest. 2017年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月25日閲覧。
  11. ^ “Eurovision Village – Eurovision Song Contest Lisbon 2018”. Eurovision Song Contest. 2018年5月13日閲覧。
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外部リンク

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