ヤナガワ牧場

有限会社ヤナガワ牧場（ヤナガワぼくじょう）は、北海道沙流郡日高町（旧門別町）にある競走馬（サラブレッド）の生産などを行う牧場である。

有限会社ヤナガワ牧場
Yanagawa Farm

種類	特例有限会社
本社所在地	日本 〒055-0003 北海道沙流郡日高町福満225-2 北緯42度31分59.2秒 東経142度4分37.1秒 / 北緯42.533111度 東経142.076972度 / 42.533111; 142.076972座標: 北緯42度31分59.2秒 東経142度4分37.1秒 / 北緯42.533111度 東経142.076972度 / 42.533111; 142.076972
設立	1967年（昭和42年）
業種	(水産・農林業)
法人番号	2430002062943
事業内容	競走馬の生産・育成・販売
代表者	梁川正普^[1]
外部リンク	http://www.yanagawa-farm.co.jp/^[]
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牧場名義で日本中央競馬会に馬主登録されており、勝負服の柄は黄、緑襷、袖緑縦縞を使用しており、冠名は「ヒガシ - 」と「マスター - 」を使用しているが使用しない馬もいる。

当牧場の敷地40ヘクタール内には厩舎3棟、ウォーキングマシーンなどが完備されている。他に分場（国分農場）も所有している。

歴史

• 1967年 - 創業
• 1989年 - (リアルサファイヤ)がフラワーカップを制し、生産馬が重賞競走初勝利を挙げた。
• 1992年 - (ヒガシマジョルカ)が函館記念を制し、所有馬が重賞競走初勝利を挙げた。
• 2004年 - プライドキムが兵庫ジュニアグランプリを制し、生産馬がダートグレード競走初勝利を挙げ、さらに同年の全日本2歳優駿も制し、所有馬がGI級競走初勝利を挙げた。
• 2007年 - サンライズバッカスがフェブラリーステークスを制し、生産馬が中央競馬のGI競走初勝利を挙げた。
• 2015年 - キタサンブラックが菊花賞を制し、生産馬が中央競馬の八大競走初勝利を挙げた。

主な生産馬

 

ウィキニュースに関連記事があります。

• 菊花賞の第76回を制したのは北島三郎の持ち馬キタサンブラック、「まつり」も熱唱される (2015年10月29日)

重賞競走優勝馬

• (リアルサファイヤ)（1989年フラワーカップ）
• ツルマイアスワン（1990年ラジオたんぱ賞）
• (ヒガシマジョルカ)（1992年函館記念）
• アラシ（1992年福島記念、1993年中京記念）
• (システィーナ)（1995年京都牝馬特別）
• (サンライズフラッグ)（1998年鳴尾記念）
• サンライズペガサス（2002年産経大阪杯、2005年産経大阪杯、毎日王冠）
• プライドキム（2004年兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿、2007年船橋記念、報知グランプリカップ、2008年クラスターカップ）^[2]
• サンライズバッカス（2005年武蔵野ステークス、2007年フェブラリーステークス）
• ブラボーデイジー（2009年福島牝馬ステークス、2010年エンプレス杯）
• コパノリチャード（2013年アーリントンカップ、スワンステークス、2014年阪急杯、高松宮記念）^[3]
• コパノリッキー（2013年兵庫チャンピオンシップ、2014年フェブラリーステークス、かしわ記念、JBCクラシック、2015年東海ステークス^[4]、フェブラリーステークス^[5]、JBCクラシック、2016年かしわ記念、帝王賞、マイルチャンピオンシップ南部杯、2017年かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯、東京大賞典）
• サイモンロード（2013年梅見月杯、東海桜花賞、東海菊花賞、2014年名古屋記念、梅見月杯、2015年名古屋記念、梅見月杯）^[6]
• キタサンブラック（2015年菊花賞、スプリングステークス、セントライト記念^[7]、2016年天皇賞（春）^[8]、京都大賞典、ジャパンカップ、2017年大阪杯、天皇賞（春）、天皇賞（秋）、有馬記念）
• アレスバローズ（2018年CBC賞、北九州記念）
• サンライズノヴァ （2017年ユニコーンステークス、2018年武蔵野ステークス、2019年マイルチャンピオンシップ南部杯、2020年プロキオンステークス、武蔵野ステークス）
• テーオーケインズ（2021年アンタレスステークス、帝王賞、チャンピオンズカップ、2022年平安ステークス、JBCクラシック）
• サンライズホープ（2021年シリウスステークス、2022年みやこステークス）

その他

• ガクエンツービート（1988年青葉賞（当時OP）、菊花賞2着）
• コパノフウジン（2006年福島民友カップ）

※太字はGI級競走

^[9]

主な所有馬

• ヒガシマジョルカ（1992年函館記念）

主な繋養馬

• シュガーハート（2008年 - 、キタサンブラックの母）

過去の繋養馬

種牡馬

• カイラスアモン^[10]
• ガクエンツービート^[10]

繁殖牝馬

• ヒガシマジョルカ（1994年 - 1995年10月死亡）
• リアルサファイヤ（1991年 - 不明、サンライズバッカスの母）

関連項目

• 吉澤ステーブル - 当牧場生産馬が多く利用する(育成牧場)。
• 松岡隆雄 - 当牧場生産馬を多く所有する馬主。
• Dr.コパ（小林祥晃） - 当牧場生産馬を多く所有する馬主。

脚注

1. ^ “CBC賞　G3”. 競走馬のふるさと案内所. 2018年8月20日閲覧。
2. ^ “プライドキム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月3日閲覧。
3. ^ “コパノリチャード”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月3日閲覧。
4. ^ 2015年レース結果netkeiba.com　2015年1月26日閲覧
5. ^ 2015年フェブラリーSレース結果 - JBIS　2015年2月28日閲覧
6. ^ “サイモンロード”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年7月3日閲覧。
7. ^ “キタサンブラック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年10月26日閲覧。
8. ^ “【天皇賞・春】キタサンブラック勝つ、サブちゃん歓喜G1・2勝目”. Sponichi Annex. 2016年5月1日閲覧。
9. ^ “（有）ヤナガワ牧場”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年8月20日閲覧。
10. ^ ^{a b} 『優駿』1993年8月号、日本中央競馬会、42頁

外部リンク

• ヤナガワ牧場　Yanagawa-Farm
• ヤナガワ牧場 - JBIS