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マーカス・ミラー

マーカス・ミラーMarcus Miller1959年6月14日 - )は、アメリカベーシスト音楽プロデューサー作曲家編曲家である。ジャズ・フュージョン界にて活躍している。

マーカス・ミラー
マーカス・ミラー(ブダペストにて)
基本情報
出生名 ウィリアム・ヘンリー・マーカス・ミラー・ジュニア
生誕 (1959-06-14) 1959年6月14日(63歳)
出身地 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 1975年 -
共同作業者

ウィントン・ケリーの甥。

概要

1977年製フェンダー・ジャズベースをトレードマークに、タッピング奏法、独特のネック寄りのフィンガー・ピッキングなどを駆使し、豊かな表現力と深みを醸し出す。特に、スラップ奏法で他のベーシストに大きな影響を与えた。また、ジャズR&Bファンクなどのブラックミュージックを昇華したベースラインやグルーヴ感を伴った演奏が最大の魅力である、世界的スラップベーシストの一人。

音楽プロデューサー、作曲家、編曲家としても非凡な才能を見せ、デイヴィッド・サンボーンルーサー・ヴァンドロスらのアルバムをヒットさせている。また、映画音楽CMなども多数手がける。近年の自身のアルバムには、様々なジャンルの楽曲に我流のテイストを加えたアレンジで多数カバーしている。

ギター鍵盤ドラムなども相当な腕前で操るマルチプレイヤーであり、周囲のミュージシャンから“jack of all trades”(なんでも屋)と呼ばれている。特に、高校時代から触れているクラリネットを得意とし、バスクラリネットによるリードとソロは一つのトレードマークになっている。また、ボーカリストとしても秀逸である。

来歴

機材、ベース

マーカスの愛機ともなっている1977年製のフェンダー・ジャズベースは、ロジャー・サドウスキーの手によってアクティブ回路搭載に改造されたものである。これはベース単体でトレブル・ベースのトーン調整により音作りができるようにしたものであり、マーカスのようなセッション現場を渡り歩くミュージシャン達に重宝された。マーカスのベースにはバルトリーニ製の旧型TCTが特殊結線で搭載されている。
もともとこの年代のフェンダー・ベースは、いわゆるヴィンテージものに比べて人気もそれほど無かったが、独自のサウンドを放つこのスタイルはマーカスサウンド、NYCサウンドと呼ばれ、他のベーシスト達に大きな影響を与えた。現在ではアッシュボディにメイプル指板ネック、アクティブ回路を搭載した'70年代フェンダージャズベーススタイルが一つのスタンダードとして確立しており、高い人気を誇っている。
このベースの他に、フェンダー、フォデラ、サドウスキー、ケンスミス、モデュラス等、多数のベースを所有しているが、最近のツアーに持参するのは、フェンダー'75 ジャズベース(サブ用)、フェンダー・ジャズベース改(フレットレス、CBS以降品、年代不明)、フェンダー・ジャズベースMM5(5弦)が多い。1980年代には日本のアリアプロIISBを使用していたこともある。2019年現在はSire Guitarsと契約し、「マーカス・ミラー・モデル」のベースをリリースし、ステージでも使用している。
なおあまり弾かないが、アコースティックベースも所有しプレイすることがある。
アンプ
1990年代前半はSWRのレッドヘッドやゴライアスがトレードマークであり、ベースアンプにツイータを搭載するスタイルを浸透させた。クリーンサウンドからファットサウンドへの指向の変遷からEBSを使用するようになり、現在の410スピーカキャビを使用するシステムに至っている。2018年にMark Bassとエンドースメント契約を締結、マーカス・ミラーモデルのアンプを発売した。
エフェクター
各時期により変遷があるが、近年ではEBSのコンパクト(オーバードライブコンプレッサーオクターバーオートワウコーラスリバーブ)を基本として、ファズワウペダルなどを加えた(フットペダル)系で構成されている。
基本的にDR社製の“マーカス・ミラー・シグネチュア”モデルを使用。2015年からJim Dunlopと契約、シグネチュアモデルの弦が登場した。
 
マーカス・ミラー
DI
ディメター(Demeter)社製のVTDB-2B(チューブ・ダイレクト)を使用している。同機は真空管に「12AX7」を使用するダイレクトボックスで、レコーディングではベースアンプが使用されることは少なく、ベースからDIを通してミキシングコンソールにインプットすることが多いと言われている。

TV出演

  • 『東京JAZZ2011』 (NHK BSプレミアム)2011年10月15日

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『サドゥンリー』 - Suddenly(1982年録音)(Warner Bros.) 1983年
  • 『パーフェクト・ガイ』 - Marcus Miller(1983年10月~録音)(Warner Bros.) 1984年
  • 『ザ・キング・イズ・ゴーン』 - The Sun Don't Lie (Dreyfus Jazz) 1993年
  • 『テイルズ』 - Tales (Dreyfus Jazz) 1995年
  • 『ライヴ・アンド・モア』 - Live & More(1996年録音)(GRP) 1997年
  • 『M²〜パワー・アンド・グレイス』 - (Telarc) 2001年
  • 『(オフィシャル・ブートレッグ)ライヴ〜ジ・オーゼル・テープス』 - The Ozell Tapes Live: The Official Bootleg (Telarc) 2002年
  • 『シルヴァー・レイン』 - Silver Rain (Koch) 2005年
  • Master Of All Trades (Dreyfus Jazz) 2005年(DVD 2枚組)
  • フリー』 - Free (3 Deuces) 2007年。
    アメリカ版:Marcus(Concord) 2008年。
  • Panther - Live (Jazz Door) 2008年(ライヴ)
  • The Other Tapes (Dreyfus Jazz) 2008年
  • 『ナイト・イン・モンテカルロ』 - A Night in Monte Carlo(Dreyfus Jazz) 2010年(ライヴ)
  • 『トリビュート・トゥ・マイルス・デイヴィス』 - Tutu Revisited - Live 2010 (Dreyfus Jazz) 2011年(ライヴ。CD 2枚組。)
  • ルネッサンス』 - Renaissance (Dreyfus Jazz) 2012年
  • Live in Lugano - July 2008 (Immortal) 2012年(ライヴ。DVDビデオ。)
  • 『アフロディジア』 - Afrodeezia (Victor) 2015年
  • 『レイド・ブラック』 - Laid Black (Blue Note) 2018年

コンピレーション・アルバム

  • 『ザ・ベスト・オブ・マーカス・ミラー』 - The Best of Marcus MillerVictor) 1998年
  • Power: The Essential Marcus Miller (Dreyfus Jazz) 2006年
  • 『アナザー・サイド・オブ・ミー:セレクションズ・オブ・マーカス・ミラー』 - Another Side of Me (Victor) 2006年
  • Original Album Classics (Dreyfus Jazz) 2009年(CD 5枚組)

ジャマイカ・ボーイズ

  • 『ジャマイカ・ボーイズ』 - The Jamaica Boys(Warner Bros.) 1987年
  • 『J-BOYS』 - The Jamaica Boys II: J. Boys(Warner Bros.) 1989年

SMV

  • 『サンダー』 - Thunder (Heads Up) 2008年

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e Kellman, Andy. Marcus Miller | Biography & History - オールミュージック

外部リンク

  • marcusmiller.com 公式サイト(英語)
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