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マダガスカル人 (英語: Malagasy,フランス語: Malgache)はマダガスカルの先住民族である。同国の人口のほぼすべてを占める。高地民族(メリナ人など)と海岸部民族(サカラヴァ人など)に大別される。これは入植の歴史的経緯に起源を有するものである。3世紀から10世紀の間にボルネオからオーストロネシア人がアウトリガー着きカヌーに乗ってやってきてマダガスカル島の中央高地部に定着した。彼らはそこで東南アジアからもたらした稲作を行った。その後、東アフリカから多くの移民(ネグロイド)がやってきて、未居住地であった海岸部に王国を築いた。従って、マダガスカル人はモンゴロイド(および僅かなオーストラロイド)とネグロイドの混血である。
民族一覧
遺伝子
マダガスカル人のY染色体ハプログループは東アジア由来のO系統と東アフリカ由来の(E1b1a系統)が34.3%ずつみられる[1]。
脚注
- ^ Hurles, Matthew E. et al 2005, The Dual Origin of the Malagasy in Island Southeast Asia and East Africa: Evidence from Maternal and Paternal Lineages