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プース・カフェ

プース・カフェ: Pousse-café: Push-Coffee)とは、カクテルのスタイル(形態)の1つ、および同スタイルに存在するカクテル名称の一つである。

概要

プース・カフェとは「(食後の)コーヒーを押しのける」といった意味であり[1]、食後酒全般をも意味する。よってプース・カフェ・スタイルのカクテルは食後酒として飲まれる[1][2][3]

なお、「プース・カフェ」というスタイルのカクテルの中には、「プース・カフェ」という名称のカクテルも存在するため[1][2]、「プース・カフェ」はカクテルの名称でもある。

プース・カフェ・スタイルのカクテルを作るためには、リキュール蒸留酒シロップなどの数種類の比重が異なる飲料(必ずしも酒である必要はない)を使用する。1番比重の重い液体から順に注いでいき、色の層ができるようにする[2]。熟達した技術が要求される手法であり[4]バー・スプーン伝いに液体を注ぐ方法もある[3]。完成したカクテルは、ストローを使って好みの層から飲んでいく[1]。プース・カフェ・スタイルのカクテルは、プース・カフェ・グラスという細長いボウルに長い脚の付いたグラスで作ることが推奨される例がある[5]

美しい見た目を評価されるカクテルで「レインボー・コーディアル」とも言われ[2]、昭和初期の日本では「五色酒」の名前で呼ばれていた[1]

プース・カフェ・スタイルのカクテル

 
B-52
 
プース・カフェ・スタイルのグラスホッパー

プース・カフェ

その他

    • ただし、プース・カフェ・スタイルではないB&Bも存在する。
  • B-52
  • エンジェル・ウイング
  • エンジェル・フェイス
    • ただし、プース・カフェ・スタイルではないエンジェル・フェイスも存在する。
  • オーガズム
    • ただし、プース・カフェ・スタイルではないオーガズムも存在する。
  • スターズ・アンド・ストライプス(星条旗[6]
    • クレーム・ド・カシス、マラスキーノ、シャルトリューズ(緑)を使用。
  • (スリッパリー・ニップル)(英語版)
  • フィフス・アベニュー(ニューヨーク5番街[6]
    • クレーム・ド・カカオ、アプリコット・ブランデー、生クリーム
  • ユニオン・ジャック(イギリスの国旗[6]
    • グレナデンシロップ、マラスキーノ、シャルトリューズ(緑)を使用。
  • レインボー[6]
    • クレーム・ド・カカオ、クレーム・ド・バイオレット、マラスキーノ、ベネディクティン、シャルトリューズ(黄)、シャルトリューズ(緑)、ブランデーを使用。幾層にも分かれていることが名称の由来となっているため、常にプース・カフェ・スタイルで作られる。

かつてはプース・カフェ・スタイルだったカクテル

  • グラスホッパー - 現在はプース・カフェ・スタイルではないものの、かつてはプース・カフェ・スタイルのカクテルだった。(出典や詳細は、(こちら)を参照。)

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e カクテル1000 & マティーニ100, p. 217.
  2. ^ a b c d ワインと酒, p. 44.
  3. ^ a b サレ『ラルースカクテル事典』、p.25
  4. ^ ウォー『ワインと酒』、p.163
  5. ^ a b c d Gary Regan (1991). The Bartender's Bible. Harper Collins. p. 253. ISBN (0-06-016722-X) 
  6. ^ a b c d 日本バーテンダー協会『NBA新オフィシャル・カクテルブック』、pp.227-228

参考文献

  • 日本バーテンダー協会編著『NBA新オフィシャル・カクテルブック』(柴田書店, 2009年6月)
  • 渡辺一也監修『カクテル1000 & マティーニ100』ナツメ社、2005年。 
  • ジャック・サレ『ラルースカクテル事典』(今井清監訳, 同朋舎出版, 1986年11月)
  • アレック・ウォー『ワインと酒』タイムライフブックス、1973年。 

関連項目

  • (シューター (カクテルのスタイル))(英語版)
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