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ブライアン・フェリー

ブライアン・フェリーBryan FerryCBE1945年9月26日 - )は、イギリスロックミュージシャンシンガー、作曲家。ロキシー・ミュージックやソロ活動で有名である。

ブライアン・フェリー
Bryan Ferry
ブライアン・フェリー (2012年)
基本情報
生誕 (1945-09-26) 1945年9月26日(77歳)
出身地 イングランド ダラム・ワシントン
ジャンル グラム・ロックアート・ロックR&BソウルフォークロックポップスAOR
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカル、キーボード、ハーモニカ、ギター
活動期間 1967年 -
レーベル アトランティック・レコード
共同作業者 ロキシー・ミュージック
公式サイト bryanferry.com

Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第60位[1]

来歴

イギリス、イングランドダラム州のワシントンで、父は農業労働者という労働者階級の家庭で生まれた。1963年にアマチュア・ソウル・バンドのバンシーズでシンガーとして活動。苦学しつつニューカッスル大学に入り、ポップアートの先駆的存在とされるリチャード・ハミルトンのもとで美術を学ぶ。その後ロンドンに引っ越し、陶芸やピアノの教師として働きながら曲を書く。

1971年にロキシー・ミュージック結成[注釈 1]1972年にアルバム『ロキシー・ミュージック』でデビュー。1973年にはバンドと並行してソロ活動も開始し、全曲カヴァー作品のソロ・デビュー作『愚かなり、わが恋』発表。1974年末、ロキシー・ミュージックの活動の合間を縫って、初のソロ・コンサートを行う。1975年にロキシー・ミュージックの「恋はドラッグ」がアメリカでもヒットした後に、バンドを解散してソロ活動に専念し、1975年から1977年にはキャリアのピークを迎える。R&B歌手ウィルバート・ハリスン「レッツ・ワーク・トゥゲザー」のカヴァー「レッツ・スティック・トゥゲザー」(1976年)や『イン・ユア・マインド (あなたの心に)』の収録曲「Tokyo Joe(トーキョー・ジョー)」(1977年)は彼の代表作である。1977年に初来日公演を行う[注釈 2]

1979年にロキシー・ミュージックを再結成。1983年に再び解散してソロ活動を再開させた。1985年のアルバム『ボーイズ・アンド・ガールズ』はヒットを記録し、シングル「Don't Stop the Dance」もアメリカでヒットした。

1997年、「Tokyo Joe」が、フジテレビの水曜劇場『ギフト』で使用されて大ヒットし、オリコン洋楽シングルチャートで1位を記録した[2]。フェリーも同ドラマにカメオ出演している[2]

2000年12月29日ブリティッシュ・エアウェイズ2069便に一家で搭乗して、ハイジャック未遂事件に遭遇した。

2001年、ロキシー・ミュージックの再々結成ツアーに参加。

音楽性

ロキシー・ミュージックは、ヨーロッパ的ダンディズムを感じさせるサウンドと奇抜なファッションから、デビュー当時にはグラム・ロックのバンドとされたが、フェリーは、R&Bソウル・ミュージックといったブラック・ミュージックから大きな影響を受けている。

優れたソングライターであり、ロキシー・ミュージックでは曲作りの中心を担っていたが、ソロ活動では他人の曲を多く取り上げた。ソロ活動の初期にはボブ・ディランの反戦歌「はげしい雨が降る[3]ビーチ・ボーイズの「ドント・ウォリー・ベイビー」、プラターズの「煙が目にしみる」などを発表した。『タクシー』(1993年)はブラック・ミュージックのほか、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「オール・トゥモロウズ・パーティーズ」を含む。『ディラネスク』(2007年)は全曲がディランの作品。他にもビートルズエルヴィス・プレスリー等の作品を取り上げている。

基本的にシンガーであるが、キーボード、ハーモニカやギターも演奏する。多くのアルバムとライブにて披露されているキーボードは、「ぶっきらぼう」な印象を受ける個性的な演奏で、豊かなセンスと限られた演奏技術とが生み出すヘタウマの典型である。ハーモニカはロキシー・ミュージック初期のアルバム『フォー・ユア・プレジャー』やソロ・アルバム『レッツ・スティック・トゥゲザー』、ライブで聴くことができる。ハーモニカは本来ブルースの楽器であるが、フェリーの演奏にはソウルフルな味わいがあり、彼のルーツを知る手掛かりとして興味深い[注釈 3]。ギターは初期のライブ映像や『アヴァロン』の「インディア」などで披露されている。

ディスコグラフィ

ロキシー・ミュージック

ロキシー・ミュージックの項目参照

スタジオ・アルバム

  • 『愚かなり、わが恋』 - These Foolish Things (1973年)
  • 『アナザー・タイム・アナザー・プレイス (いつかどこかで)』 - Another Time, Another Place (1974年)
  • 『レッツ・スティック・トゥゲザー』 - Let's Stick Together (1976年)
  • 『イン・ユア・マインド (あなたの心に)』 - In Your Mind (1977年)
  • 『ベールをぬいだ花嫁』 - The Bride Stripped Bare (1978年)
  • 『ボーイズ・アンド・ガールズ』 - Boys And Girls (1985年)
  • 『ベイト・ノワール』 - Bête Noire (1987年)
  • 『タクシー』 - Taxi (1993年)
  • 『マムーナ』 - Mamouna (1994年)
  • 『アズ・タイム・ゴーズ・バイ - 時の過ぎゆくままに』 - As Time Goes By (1999年)
  • 『フランティック』 - Frantic (2002年)
  • 『ディラネスク』 - Dylanesque (2007年)
  • 『オリンピア』 - Olympia (2010年)
  • 『ザ・ジャズ・エイジ』 - The Jazz Age (2012年)
  • 『アヴォンモア』 - Avonmore (2014年)

コンピレーション・アルバム

  • 『ストリート・ライフ (20グレート・ヒッツ)』 - Street Life: 20 Great Hits (1986年)
  • 『アルティメイト・コレクション』 - The Ultimate Collection (1988年)
  • 『ザ・ベスト・オブ・ブライアン・フェリー・アンド・ロキシー・ミュージック』 - More Than This: The Best Of Bryan Ferry + Roxy Music (1995年)
  • 『Tokyo Joe - ザ・ベスト・オブ・ブライアン・フェリー&ロキシー・ミュージック』 - Tokyo Joe: The Best Of Bryan Ferry + Roxy Music (1997年) ※日本独自リリース
  • 『ベスト・オブ・LOVE(ブライアン・フェリー バラッド・コレクション)』 - Slave To Love: Best Of The Ballads (2000年)
  • The Platinum Collection: The Best of Bryan Ferry + Roxy Music (2004年)
  • 『ザ・ベスト・オブ・ブライアン・フェリー』 - The Best of Bryan Ferry (2009年)

日本公演

  • 1977年 IN YOUR MIND TOUR
  • 1988年 BETE NOIRE TOUR
  • 1995年 MAMOUNA TOUR
  • 2002年 FRANTIC TOUR
  • 2019年

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
  2. ^ a b 、ZAKZAK、1997年5月26日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
  3. ^ http://www.pastemagazine.com/.../bryan-ferry-a-hard-rains-a-...

注釈

  1. ^ オリジナル・メンバーは、フェリー以外は中流階級の出身である。
  2. ^ 1977年6月5日と9日中野サンプラザ、6月6日大阪厚生年金会館。メンバーはフェリー(Vo, Key, Harmonica)、クリス・スペディング(G)、フィル・マンザネラ(G)、ジョン・ウェットン(B, Vo)、アン・オデール(Key, Vo)、ポール・トンプソン(Dr)、メル・コリンズ(Sax)、マーチン・ドローヴァー(Trumpet)、クリス・マーサー(Sax)。また6月9日には、中野サンプラザ公演に加えて、渋谷のNHK放送センターの101スタジオで総合テレビの『ヤング・ミュージック・ショー』の公開録画を行い Let's Stick Together, Shame Shame Shame, In Your Mind, Casanova, Love Me Madly Again, Love Is The Drug, Tokyo Joe, This Is Tomorrow, A Hard Rain's A-Gonna Fall, The Price Of Loveの10曲を演奏。放送日は同年9月10日。
  3. ^ 『レッツ・スティック・トゥゲザー』ではメル・コリンズのサックスと聴き比べることもできる。

参考文献

  • 今野雄二 翻訳 編『ブライアンフェリー詩集 - アヴァロンの彼方へ』シンコーミュージック、1987年。ISBN (978-4401612116)。 
  • 城山隆『僕らの「ヤング・ミュージック・ショー」』情報センター出版局、2005年。ISBN (978-4795843622)。 

関連項目

外部リンク

  • 公式サイト(英語)
  • 日本公式サイト(日本語)
  • john@vivaroxymusic.com. “VIVA ROXY MUSIC.com > Bryan Ferry's Solo Work”. 2010年9月7日(火)閲覧。
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