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概要
当時スーパーアイドルだったピンク・レディーの初主演映画であり[注釈 1]、本人たちの大ヒットシングル[注釈 2]が散りばめられていた。
実際のコンサートの映像も含まれていた。(四国と後楽園球場で行われたもの)
ミーとケイがドレスを着て「カメレオン・アーミー」を通常とは違う振り付けで歌唱するシーンがある。
モンスター(モンちゃん)のデザインは薩谷和夫、造形は安丸信行が手掛けた[1]。スーツは3体制作され、毛にはモヘヤを用いている[1]。
2006年7月28日DVD化された。オーディオコメンタリーは監督の小谷承靖と坂下千里子が担当。パッケージ内冊子には2006年当時の未唯、増田恵子のメッセージも載っている。2017年12月現在でも非レンタル化である。
90年代に民放で昼間の映画番組で唯一の放送を行った。
あらすじ
ピンク・レディーの主演映画を作ろうとアイデアを出し合うプロデューサーの白川(石立鉄男)、監督の赤沢(田中邦衛)、脚本家の青田(秋野太作)。青田の企画は恋愛メロドラマ、白川の企画はモンスターとの交流を描いたSF映画、そして赤沢の企画は西部劇。それぞれの主張がまとまらず映画は一体どうなってしまうのか。
キャスト
- 根本美鶴代(ピンク・レディー) - ミー
- 増田啓子(ピンク・レディー) - ケイ
- 石立鉄男 - 白川仙吉
- 田中邦衛 - 赤沢信平、ペッパー保安官
- 秋野太作 - 青田宏
- 田中健 - 田中高之
- 春川ますみ - 田中静江
- なべおさみ - 杉本
- 塩沢とき - 看護婦長
- 団巌 - モンスター
- ウィリアム・ロス - サーカスの団長
- 佐藤蛾次郎 - 猪熊(調教師)
- 丹古母鬼馬二 - 金庫破り
- 三角八郎 - ピエロ
- 小松政夫 - バス停の酔漢
- ザ・ハンダース - 不良学生
- 岡本富士太 - シュガー
- 田中浩 - ガーリック
- トビー門口 - マスタード
- きくち英一 - ガーリックの手下
- 松山英太郎 - 記者
- 大林宣彦 - ドク・ウィークデイ(ピアノ弾き)[注釈 3]
- 樹れい子 - 秘書・ルミ子
スタッフ
挿入歌
サウンドトラック
ピンク・レディーの活動大写真(1978.12.25)(CD:1991.9.21)ビクター音楽産業
同時上映
『炎の舞』
脚注
注釈
- ^ 結果として唯一となった。
- ^ 「ペッパー警部」~「カメレオン・アーミー」までのシングル10曲。
- ^ ノンクレジット。