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バンプ・アヘッド

バンプ・アヘッド』(Bump Ahead)は、アメリカハードロックバンドMR. BIGスタジオ・アルバムである。

バンプ・アヘッド
MR. BIGスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロック
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ケヴィン・エルソン
チャート最高順位
MR. BIG アルバム 年表
(ロウ・ライク・スシ II)
1992年
バンプ・アヘッド
1993年
(ロウ・ライク・スシ?)
1994年
(テンプレートを表示)

概要

前作『Lean Into It』から2年5ヶ月ぶり、3作目となるスタジオ・アルバム。

「To Be With You」の大ヒットによって一躍人気を博して以降、レコード会社からの大きなプレッシャーを受けながら、このアルバムを制作した。1993年4月にレコーディングは終了しており、6月にリリースされる予定だったが、完成品を聴いた会社側から「このアルバムには『To Be With You』のような強力なバラードがない。このままでは出せない」と突き返されてしまい、大量のバラード曲のデモ制作を余儀なくされた。音楽雑誌のインタビューも、受けている段階での差し替えとなった。このため、実際のアルバムの内容と、掲載済みのインタビューやライナーノーツとの内容が若干異なっている。結果、キャット・スティーヴンスの「ワイルド・ワールド」のカバーを追加収録するなど、新たに数曲を差し替えた上で、9月にようやくリリースに漕ぎ着けた。アルバムの完成度は高く、シンセサイザーストリングスを大胆に導入した曲もあり、音楽性の広がりを感じさせる作品となっている。

アルバム・タイトルは、前作「LEAN INTO IT」や「HEY MAN」と同様パットの発案でつけられたもの。パットが、サンフランシスコ図書館で道路のマンホールから男性が頭だけを覗かせているというユニークな写真を偶然見つけ、それを他のメンバーに見せたところ、ビリーが「bump ahead」と発したことがきっかけ。ちなみにbump aheadという言葉は「Look out!(気をつけろ!)」という意味と「もう一歩前進しろ」というダブル・ミーニングでもある。また、次作「HEY MAN」のタイトルも、既にこのアルバム制作時点で考案されている。

ポールによると、ブライアン・アダムスとのツアーに出る前の段階で「What’s It Gonna Be」「Mr. Gone」、そしてアウトテイクとなった「Stand By Me」は既にデモを録り終えていたという。

差し替えにおける追加収録曲として、最終的にはキャット・スティーヴンスのカヴァー「Wild World」が選ばれたが、ほかに候補として「Hold Your Head Up」や「Some Kind Of Wonderful」(この曲はHEY MANツアーにおけるドラムソロで披露されたこともあった)、SLEEZE BEEZのナンバーなども挙がっていた。また差し替え前のインタビューで語られていたオリジナル曲「Stand By Me」「Next Time Around」は、差し替えに当たって削除されている(「Next Time Around」「Hold Your Head Up」はのちに再結成後の4thベストアルバム「NEXT TIME AROUND」に収録された)。

後に、ライブ・アルバム「JAPANDEMONIUM」に収録された新曲「Seven Impossible Days」は、レコード会社からやり直しを命じられたことにポールがショックを受けたことを歌にしたもの。エリックは「たまにはこういうこともある、流れに乗ることも時には必要なんだからそんなに落ち込むな」とポールを慰めたそうだが、ポールにとってはかなり心に傷が残る出来事だったようだ。

ポールは差し替え前に受けたインタビューで、その時点では収録される予定だった(後にお蔵入りになった)曲についても解説している。まず「Stand By Me」は、実はポールが初めて12弦ギターを購入した際に考えついたリフを基に書いた曲だとのこと。曲の原型は、前作「LEAN INTO IT」で既に出来上がっており、その時点で他のメンバーにも聞かせたが、結局その際はアルバムへの収録は見送られ、今回パットと2人で改めてアレンジを施して完成したとのこと。

もう1曲のアウトテイク「Next Time Around」は、バンド結成時点で既にあった曲で、ポールの記憶によると、バンドとして初めてのギグの1曲目としてこの曲を演奏し、さらに初のサウンドチェックの際もこの曲を演奏したという。この曲はコーラスがかなりの比重を占める曲だが、バンド結成当初はまだバックヴォーカルを取りながら楽器を演奏することにさほど慣れておらず、当初は収録を見送っていたものの、その後コーラスに大分自信がついたので、今回収録することにしたと語っている。また、曲のイントロではポールとビリーでタッピングを行っているが、これはEL&Pの「Karn Evil 9」のイントロに入っているキーボードソロをギターで再現しようと試行錯誤しているうちに、タッピングのアイディアを思いついたとのこと(ちなみに「Karn Evil 9」はポールのギター教則ビデオ「GUITARS FROM MARS 2」でも取り上げており、ポールが歌いながらギター演奏を行っている)。

デビュー20周年の2009年に、再結成&ジャパン・ツアー記念エディションとしてリマスタリング&ボーナス・トラック収録で、日本で再発売された。

収録曲

  1. コロラド・ブルドッグColorado Bulldog (4:14)
  2. プライス・ユー・ガッタ・ペイPrice You Gotta Pay (3:55)
  3. プロミス・ハー・ザ・ムーンPromise Her The Moon (4:07)
    バラード・ベストアルバム『Deep Cuts』ではリメイクされている。
  4. ワッツ・イット・ゴナ・ビーWhat's It Gonna Be (3:54)
  5. ワイルド・ワールドWild World (3:27)
    ロンドン出身のシンガー・ソングライターキャット・スティーヴンスカバー
  6. ミスター・ゴーンMr. Gone (4:35)
  7. ザ・ホウル・ワールズ・ゴナ・ノウThe Whole World's Gonna Know (3:53)
  8. ナッシング・バット・ラヴNothing But Love (3:58)
  9. テンパラメンタルTemperamental (4:55)
  10. エイント・シーン・ラヴ・ライク・ザットAin't Seen Love Like That (3:31)
  11. ミスター・ビッグMr. Big (4:16)
    バンド名の由来となったイギリスロックバンドFreeのカバー。
  12. ロング・ウェイ・ダウンLong Way Down (3:48)
    ボーナス・トラック (日本盤のみ)。
  13. エイント・シーン・ラヴ・ライク・ザット (アーリー・ヴァージョン)
    2009年の再発盤によるボーナス・トラック。
  14. ミスター・ビッグ (デモ・ヴァージョン)
    2009年の再発盤によるボーナス・トラック。
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