「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」(英語: Don't Look Back in Anger)は、オアシスの楽曲。1995年のアルバム『モーニング・グローリー』で発表され、翌1996年にシングル・カット、自身2作目の全英シングルチャート1位獲得作品となった[1]。
「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」 | ||||||||
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オアシス の シングル | ||||||||
初出アルバム『モーニング・グローリー』 | ||||||||
B面 |
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リリース | ||||||||
ジャンル | ||||||||
時間 | ||||||||
レーベル | クリエイション・レコーズ | |||||||
作詞・作曲 | ノエル・ギャラガー | |||||||
プロデュース | オーエン・モリス | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
オアシス シングル 年表 | ||||||||
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解説
作詞、作曲、リード・ボーカルともにノエル・ギャラガーによる。ノエルがシングルのリード・トラックでリード・ボーカルを担当したのは、本作が初めてである。ライヴでは、ノエルのギター弾き語りというスタイルで演奏されることもあった。
NMEが2007年に選出した「The Great Indie Anthems Ever」では、14位に選ばれた[13]。
サビの歌詞の一部の主語「私、私たち」「彼女」は1番と2番で逆転する。サビは計4回登場するが、ライブによって語順はバラバラになる
2017年5月、オアシスの結成地、マンチェスターで発生した自爆テロの際には、この曲が再びiTunesチャートにランクインしている。追悼式典では、黙祷のあと参列者によりこの曲が即興で合唱された[14]。
2018年7月、ロシアで行われたFIFAワールドカップの3位決定戦の会場で、敗戦し4位が確定したイングランド代表に向けて放送された。
収録曲
- ドント・ルック・バック・イン・アンガー - "Don't Look Back in Anger" - 4:48
- ステップ・アウト - "Step Out" - 3:40
- アンダーニース・ザ・スカイ - "Underneath the Sky" - 3:20
- 12インチ・シングル、CDシングルに追加収録
- カム・オン・フィール・ザ・ノイズ - "Cum On Feel the Noize" - 5:09
- スレイドのカヴァー。CDシングルに追加収録。
クレジット
他メディアでの使用例
カヴァー
- (カーリーン・アンダーソン) - 『Alberta's Granddaughter』(2002年)に収録。
- トーリ・エイモス - 『Manchester Apollo, Manchester, UK 6/5/05』(2005年)に、ライヴ・ヴァージョンを収録。
- デヴェンドラ・バンハート - オムニバス・アルバム『Guilt By Association』(2007年)に、ボサノヴァのリズムを取り入れたアレンジのカヴァーを提供[18]。
- (ボッサ・エイ・エム) - カヴァー・アルバム『Greetings』(2007年)に収録[19]。
- 湯川潮音 - ミニ・アルバム『Sweet Children O' Mine』(2009年)に収録。
- (ジャスティン・マウリエロ) - 日本限定発売のカヴァー・アルバム『Justin Sings the Hits』(2010年)に収録[20]。
- GLAY - ベスト・アルバム『rare collectives vol.4』(2011年)に収録。
- 吉井和哉 - ベスト・アルバム『18』(2013年)に収録。
- トゥエンティ・ワン・パイロッツ - ポストマロネライブにて演奏
- [Alexandros] - 海外のフェスや日本の学園祭ライブにて演奏
- 嶋佐和也(ニューヨーク)- TBS系 で放送されている情報バラエティ『ラヴィット!』の2022年6月30日放送分にて、誕生日の横田真悠に向けて演奏。
脚注
- ^ a b ChartArchive – Oasis
- ^ swedishcharts.com - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ finnishcharts.com - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ australian-charts.com - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ norwegiancharts.com - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ charts.org.nz - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ lescharts.com - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ Oasis - Don't Look Back in Anger - hitparade.ch
- ^ dutchcharts.nl - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ (What's the Story) Morning Glory? - Oasis | Awards | AllMuaic
- ^ Musicline.de - Chartverfolgung - Oasis - Don't Look Back in Anger
- ^ ORICON STYLE
- ^ The Great Indie Anthems Ever - Number One is getting close | News | NME.com - 2010年9月15日閲覧
- ^ Frances Perraudin; Josh Halliday (2017年5月25日). “Don't Look Back in Anger becomes symbol of Manchester's spirit” (English). The Guardian2021年7月19日閲覧。
- ^ transatlanticmodern (2013年8月27日). “INTERVIEW: PAUL 'BONEHEAD' ARTHURS” (英語). Transatlantic Modern. 2022年6月30日閲覧。
- ^ Podcast, The Oasis. “57: Owen Morris exclusive interview with Richard Buskin – The Oasis Podcast – Podcast” (英語). Podtail. 2022年6月30日閲覧。
- ^ Rock Band (2007) (VG) - Soundtracks(IMDb.com)
- ^ Pitchfork: Album Reviews: Various Artists: Guilt by Association
- ^ Sony Music Online Japan: ボッサ・エイ・エム
- ^ Justin Mauriello: Zebraheadのジャスティン・マウリエロ、カバーアルバム発表 / BARKSニュース - 2010年9月5日閲覧