ドラゴン・リー(英語: Dragon Lee、1995年5月15日 - )は、メキシコの男性プロレスラー(覆面レスラー)。ハリスコ州(タラ)出身。血液型AB型。
リュウ・リー Ryu Lee | |
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プロフィール | |
リングネーム | ドラゴン・リー(2代目) リュウ・リー |
ニックネーム | 暴走マッスルカー |
身長 | 171cm |
体重 | 75kg |
誕生日 | 1995年5月15日(28歳) |
出身地 | メキシコ ハリスコ州(タラ) |
所属 | WWE |
トレーナー | アーサー・ムニョス ピットブル1号 フランコ・コロンボ 柴田勝頼 |
デビュー | 2014年1月1日 |
現在、ピエローのリングネームで活動しているアーサー・ムニョスを父親に、ルーシュ、ドラリスティコを兄に持つ。
2019年12月よりリュウ・リー(英語: Ryu Lee)のリングネームを名乗っているが、ROHなどにおいては引き続きドラゴン・リーとして活動している。
来歴
2014年1月1日、CMLLにてラ・コパ・ジュニア 2014 トルネオ・シベルネティコに出場し、プロレスデビューを果たす。
2015年に入るとカマイタチと抗争を繰り広げるようになり、3月20日、(マスカラ・コントラ・マスカラ)ルールの3本勝負で対戦。1本目こそカマイタチに先制勝利を許したが、2本目、3本目は勝利を収めることができ、カマイタチのマスクを剥がし素顔を晒すことに成功した[1]。4月5日、ヴィールスが保持するCMLL世界スーパーライト級王座に挑戦し、勝利を収め第13代王者となる。
2016年1月、新日本プロレスが主催するCMLL FANTASTICA MANIA 2016ツアーに参戦。23日後楽園ホール大会にて、前王者のヴィールスとCMLLライト級王座を賭けて対戦。リーもこの試合に勝利を収め防衛に成功したが、試合後に乱入してきたカマイタチからジャーマン・スープレックスを喰らい、同王座を賭けたタイトルマッチを要求された[2][3]。翌24日、昨日の乱入を受けて急きょ決定したタイトルマッチとしてカマイタチと対戦した。一進一退の攻防を繰り広げる中、ドラゴン・ドライバーでフィニッシュを狙ったが、逆にカマイタチのカナディアン・デストロイヤーを決められ敗戦し、ついに王座から陥落した[4]。
3月4日、CMLLライト級王座を賭けてカマイタチと再戦し、勝利を収めて第5代王者に返り咲いた[5][6]。
同年6月中旬頃から、メキシコでラ・マスカラと抗争。
9月2日、マスカラ・コントラ・マスカラで、マスカラと対戦。1本目は、ジャーマン・スープレックスでリーが先制、2本目は、対戦中にリー側のセコンド、ルーシュが乱入。レフリーの判断でマスカラが2本目を取った。3本目は、ドラゴン・ドライバーでリーが取り勝利。マスカラはマスクを剥ぎ、素顔となった。
2017年1月5日、NEW YEAR DASH後楽園大会のタッグマッチ(マイケル・エルガン&KUSHIDAvs内藤哲也&高橋ヒロム)に乱入し、エルガン組の勝利をアシストした。IWGPジュニアヘビー級新王者でライバルでもあるヒロムに挑戦アピールをすると、後日次期シリーズにてヒロムとのタイトルマッチが決定した。
2月11日、NEW BEGINNING大阪大会にてヒロムの持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦しリーも一進一退の攻防を繰り広げ、過去にピンフォールを奪われたカナディアン・デストロイヤーをカウント2で返すも、最後はヒロムの新フィニッシュホールドのTIME BOMBを喰らい敗戦した。
5月3日、レスリングどんたく福岡博多大会にて今年のBEST OF THE SUPER Jr.(以後BEST OF THE SUPER Jr.24)に参戦することが正式にコールされた。 同月17日BEST OF THE SUPER Jr.24開幕戦メインイベントでヒロムと対戦、2月シリーズと同様一進一退の攻防を繰り広げ、リーも終盤ヒロムに押し込まれるが何とか耐え、最後はヒロムの得意技でもあるコーナーへのデスバレーボムからドラゴン・ドライバーに繋げ、雪辱を果たした。
2019年9月、CMLLを解雇され以降AAA、ROHに参戦。
2020年1月5日、レッスルキングダム東京ドーム大会にて獣神サンダー・ライガー引退試合で高橋ヒロムのパートナーとして参戦(ライガーのパートナーは佐野直喜)。
得意技
フィニッシュ・ホールド
- (ドラゴン・ドライバー)
- 相手をパワーボムの体勢で持ち上げてから首をクラッチしてからそのままブリッジして後頭部からマットに叩きつける大一番のフィニッシャー。
- 飯伏幸太のフェニックス・プレックス・ホールドと同型。
- (デスヌカドーラ)
- 相手をブレーンバスターの体勢でとらえてから前方に180度回転させながら叩きつける変型のパワーボム。
打撃技
- エルボー
- エルボー・スタンプ
- 張り手
- (逆水平チョップ)
- (バックハンド・チョップ)
- (チョップ・スマッシュ)
- クローズライン
- (ドラゴンズブレス/ロディージャ・ドラゴン)
- ランニング・ニー・バット
- ニー・キック
- ニーリフト
- (ジャンピング・ハイニー)
- PK(ペナルティー・キック)
- ドロップキック
- (ロードロップキック)
- (串刺し式ドロップキック)
- 通常の串刺しランニング・ドロップキック、コーナーに座り込んだ相手に対して、対角線のコーナーから助走を付けて相手の顔面を蹴りつけるタイプの2種類のバージョンで使用する。
- 各種蹴り技
- ローキック、ミドルキック、ハイキック、(ローリング・ソバット)
- 延髄斬り
- スーパーキック
- コーナーからのハイキック
- 自身がコーナー際のエプロンに立っている際、片腕でトップ・ロープを掴んだまま軽くジャンプして延髄斬りのように放つハイキック。コーナーからの攻撃を狙っている状態で、相手が近付いてきた際迎撃で使用することが多い。
投げ技
- ジャーマン・スープレックス
- (ダルマ式ジャーマン・スープレックス・ホールド)
- (ハーフネルソン・スープレックス)
- (カナディアン・デストロイヤー)
- カウンター式スパニッシュ・フライ
- その場飛びスパニッシュ・フライ。リーの場合は、正面から走り込んでくる相手の首をキャッチして後方回転しながら放つ型を得意としている。
組み技
- (武者返し)
- ハリケーン・ラナ
- 通常のハリケーン・ラナまたは雪崩式ハリケーン・ラナ、ランニング式、カウンター、エプロンサイドで仕掛ける。など様々なバージョンで使用する。
- (リバースハリケーン・ラナ)
飛び技
タイトル歴
- CMLL世界スーパーライト級王座 : 2回(第13、15代)
- CMLL世界ウェルター級王座 : 1回(第33代)
- IWGPジュニアヘビー級王座 : 1回(第84代)
- ROH世界TV王座 : 2回(第23、26代)
- ROH世界タッグ王座 : 2回(第57、60代 w / (ケニー・キング))
- APW
- King of the Indiesトーナメント優勝 : 2回(2018年、2019年)
入場テーマ曲
脚注
- ^ “あの高橋広夢はメキシコにいた!! マスカラ戦に敗れて、カマイタチの正体が発覚!!【3.20CMLL結果】”. 新日本プロレス公式サイト. 2015年3月23日閲覧。
- ^ “第6試合|01/23(土) 18:30 東京・後楽園ホール|NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “なんとカマイタチ(高橋広夢)が登場、ドラゴン・リーとのタイトル戦を要求!”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “第6試合|01/24(日) 18:30 東京・後楽園ホール|NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年1月24日閲覧。
- ^ “カマイタチがCMLL世界ライト王座防衛戦でドラゴン・リーと再戦!! またもや名勝負を繰り広げるも初防衛に失敗!!【3月4日(金)CMLL試合結果】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年3月6日閲覧。
- ^ “Resultados Arena México® – Viernes Espectaculares”. Consejo Mundial de Lucha Libre. 2015年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月5日閲覧。 (スペイン語)
出典
外部リンク
- Dragon Lee II - Luchawiki
- Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95) - Twitter
- Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95oficial) - Instagram