トークン・RJ02 (Token RJ02) は、トークンが1974年にF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。(レイ・ジェソップ)が設計した。
概要
当初のカラーリングはチーム、スポンサー、ドライバーとイギリスの組み合わせを表すため、ジム・クラークのロータス同様にナショナルカラーの緑と黄色であった。トム・プライスが初めてドライブしたのは4月にシルバーストンで行われたインターナショナル・トロフィーであったが、15周目にギアセレクターのトラブルでリタイアとなった。実際のデビュー戦はベルギーグランプリであった。しかしレース序盤にノーズを損傷し、最終的にリタイアした。
スポンサー契約が難航し、次に参戦したのはイギリスグランプリであった。ここでのカラーリングは白のボディにウィングは赤と変更されていた。ドライバーはデビッド・パーレイに代わったが、予選落ちとなった。ドイツグランプリではイアン・アシュレイがドライブ、1周遅れの14位でフィニッシュした。続くオーストリアグランプリは8周遅れで規定周回数不足となった。スポンサー契約が成立せず予算不足のためこのレースがRJ02の最後のレースとなった。
その後マシンはサフィール・エンジニアリングに売却された。1975年にサフィールは(トニー・トリマー)を起用してRJ02でレース・オブ・チャンピオンズとインターナショナル・トロフィーに参戦、それぞれ12位と14位でフィニッシュしている。
F1における全成績
((key)) (太字はポールポジション)
年 | シャシー | エンジン | タイヤ | ドライバー | No. | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ポイント | 順位 |
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1974年 | トークン・RJ02 | フォード コスワースDFV 3.0 V8 | F | (ARG) | (BRA) | (RSA) | (ESP) | (BEL) | (MON) | SWE | (NED) | (FRA) | (GBR) | (GER) | (AUT) | (ITA) | (CAN) | (USA) | 0 | NC | ||
トム・プライス | 42 | Ret | ||||||||||||||||||||
デビッド・パーレイ | DNQ | |||||||||||||||||||||
イアン・アシュレイ | 32 | 14 | ||||||||||||||||||||
35 | NC |
外部リンク
- Token RJ02 - STATS F1
- Token RJ02 - F1technical.net