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トミー・リー・ジョーンズ

トミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones, 1946年9月15日 - )は、アメリカ合衆国俳優1993年の『逃亡者』でアカデミー助演男優賞を受賞した。

トミー・リー・ジョーンズ
Tommy Lee Jones
第30回東京国際映画祭にて(2017年10月)
生年月日 (1946-09-15) 1946年9月15日(76歳)
出生地 アメリカ合衆国テキサス州
職業 俳優映画監督映画プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1968年 -
活動内容 1993年アカデミー助演男優賞受賞
配偶者 ケイト・ラドナー(1971年 - 1978年)
キンバリー・クロフリー(1981年 - 1996年)
ドーン・ローレル(2001年 - 現在)
主な作品
映画
メン・イン・ブラック』シリーズ
追跡者』/『ダブル・ジョパディー
スペース カウボーイ
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
告発のとき』/『ノーカントリー
カンパニー・メン
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
31年目の夫婦げんか』/『リンカーン
ミッション・ワイルド
ジェイソン・ボーン
メカニック:ワールドミッション
アド・アストラ
テレビCM
宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ
備考
第30回東京国際映画祭 審査委員長(2017年)
(テンプレートを表示)

経歴

テキサス州出身。父親は油田で働き、母親は警察官

高校卒業後、家計を助けるために父親の働く油田会社に就職。傍ら寝る間も惜しんで独学で勉強し、1年後、奨学金ハーバード大学英米文学部に進学。この時点の夢は文学と演劇の教師になることで、大学では演劇部に所属していた。寮のルームメイトに後の副大統領となるアル・ゴアがおり、その後も親交が続いている[1]

文学と演劇を教える教師を目指していたが、次第に舞台に立つ事を夢見るようになる。大学卒業後、ブロードウェイに憧れてマンハッタンへと出る。そこでは小さな食堂で皿洗いの仕事をしながら、稽古に励んだ。そんなときに友人と受けた映画のオーディションに合格し、1970年ある愛の詩』で映画デビューした。しかし、同映画の製作元パラマウント映画の上層部から「顔つきがキツい」とクレームがつき、映画自体は大ヒットしたものの苦い映画デビューとなった[2]

その後はしばらく役に恵まれず、下積みが長く続き、『ある愛の詩』の次の出演作は『ライフ・スタディ』という低予算作品だった。同作まで3年間、映画の仕事がなく、その間は最初の妻であるジャーナリスト、ケイト・ラードナー(リング・ラードナーの孫)に養ってもらっていた[2]

1980年代はテレビ出演が主で、映画は出演しても脇役だった。しかし『JFK』や『沈黙の戦艦』出演の頃から注目されるようになる。1993年の『逃亡者』ではハリソン・フォード演じるキンブル医師を追い詰める捜査官役でアカデミー助演男優賞を受賞した。以降、主演作品に恵まれるようになる。

1997年、『メン・イン・ブラック』のK役に抜擢される。監督によると「彼は大真面目に演じていてもどこかコミカルだ」ったのが決め手とのこと。このことについて本人は不本意だったというが、映画は続編が作られるほどのヒットを記録し、Kははまり役の一つとなった。また同役は映画の公開から数年を経て、缶コーヒーBOSSのCMにおいて本人出演でパロディ化された。その経緯は後述の通り。

1999年京都の老舗で日本屈指の宿である俵屋旅館が火事になったとき、偶然宿泊していた。鎮火後、「火事が消えたのならあの部屋に戻りたい」と言い、周囲を困惑させたとする逸話がある[3]

2005年には自身が監督・プロデュース・出演した『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。

2006年4月からは日本国内においてサントリー缶コーヒーBOSSレインボーマウンテンのCM「(宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ)」に出演。毎回日本の様々な職業に潜入するというストーリーで、2023年1月現在、17年目を迎える長寿CMシリーズとして定着している。

2011年4月からはサントリーグループによる東北地方太平洋沖地震復興支援として、坂本九のヒット曲である「上を向いて歩こう」・「見上げてごらん夜の星を」の両曲を同社グループのCM出演者総勢71名がリレー方式で歌う企業イメージCMにも出演。歌声も披露している。

2012年8月からは、「BOSSコーヒー20周年」とソフトバンクモバイルの「プラチナバンド開始」の共同キャンペーンの一環として、「宇宙人ジョーンズ」と「白戸家」両シリーズのコラボレーションCMにも出演している。

人物

2012年、『メン・イン・ブラック3』のプロモーションワールドツアーで、唯一、日本だけに参加し、「私は本当に日本が大好きで、日本に来るのはいつも幸せ。本当に美しい国ですし、私にとっては第二の故郷。ファンがいるということはあまり意識していませんが、こうやってみなさんにお会いでき、本当に嬉しく思います」と、自らの日本好きを語っている[4]。また2013年にも『終戦のエンペラー』のプロモーションで来日。歌舞伎座を訪問し、「10年来の歌舞伎のファンだ」と語った。娘の為に集めているという浮世絵も趣味としており、月岡芳年月百姿を34作まで収集しているという[5]。好物の日本料理は「鮎の塩焼き」[6]

主な出演作品

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1970 ある愛の詩
Love Story
ハンク TBA日本テレビ版)
小室正幸テレビ東京版)
真木駿一VOD版)
1975 (トミー・リー・ジョーンズのホロスコープ)
Eliza's Horoscope
トミー・リー
1976 チャーリーズ・エンジェル/ぶどう園乗っ取り殺人事件
Charlie's Angels
Aram Kolegian テレビ映画
(ジャクソン・ジェイル)
Jackson Country Jail
コーリー・ブレイク 津嘉山正種TBS版)
激突39台!史上最大の自動車事故/ハイウェイ・パニック
Smash-Up On Interstate 5
Officer Hutton テレビ映画
1977 (ハワード・ヒューズ物語)
The Amazing Howard Hughes
ハワード・ヒューズ
ローリング・サンダー
Rolling Thunder
ジョニー・ヴォーデン 小杉十郎太テレビ東京版)
1978 ベッツィー
The Betsy
アンジェロ
アイズ
Eyes of Laura Mars
ジョン・ネヴィル 神谷明
1980 歌え!ロレッタ愛のために
Coal Miner's Daughter
ドゥーリトル・リン ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート 大塚明夫
1982 (死刑執行人)
The Executioner's Song
ゲイリー テレビ映画
プライムタイム・エミー賞 主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)受賞
1983 (キャプテン・ブーリーの大冒険)
Nate and Hayes
ブーリー・ヘイズ 日本劇場未公開
1985 (ニューヨーク・コマンドー/セントラルパーク市街戦)
The Park is Mine
ミッチ
1986 ブラックライダー
Black Moon Rising
クイント 田中信夫テレビ朝日版)
1987 (背徳の罠/死者のメッセージ)
Broken Vows
ペーター 日本劇場未公開
ビッグタウン
The Big Town
ジョージ・コール
1988 ストーミー・マンディ
Stormy Monday
コズモ 銀河万丈(テレビ東京版)
1989 (ロンサム・ダブ)
Lonesome Dove
ウッドロウ テレビ映画 中田浩二NHK-BS2版)
ザ・パッケージ/暴かれた陰謀
The Package
トーマス 笹岡繁蔵(TBS版)
1990 アパッチ
Fire Birds
ブラッド・リトル 小川真司フジテレビ版)
小林清志(テレビ朝日版)
1991 JFK
JFK
クレイ・ショー アカデミー助演男優賞ノミネート
英国アカデミー賞 助演男優賞ノミネート
小川真司(ソフト版)
小林清志(テレビ朝日版)
1992 沈黙の戦艦
Under Siege
ウィリアム・ストラニクス 菅生隆之(ソフト版)
池田勝(テレビ朝日版)
1993 心の扉
House of Cards
ジェイク・ビアランダー 菅生隆之
逃亡者
The Fugitive
サミュエル・ジェラード アカデミー助演男優賞受賞
ゴールデングローブ賞 助演男優賞受賞
菅生隆之(ソフト版)
小林清志(テレビ朝日版)
田中信夫(機内上映版)
天と地
Heaven & Earth
スティーブ・バトラー 菅生隆之
1994 (ワイルド・メン)
The Good Old Boys
ヒューイ・キャロウェイ テレビ映画
製作・脚本兼任
ブローン・アウェイ/復讐の序曲
Blown Away
ギャリティ 小林清志(ソフト版)
菅生隆之(テレビ朝日版)
依頼人
The Client
ロイ・フォルトリッグ 有川博(ソフト版)
菅生隆之(テレビ朝日版)
ナチュラル・ボーン・キラーズ
Natural Born Killers
ドワイト・マクラスキー 樋浦勉
ブルースカイ
Blue Sky
ハンク・マーシャル 菅生隆之
1995 バットマン フォーエヴァー
Batman Forever
ハーヴェイ・デント / トゥーフェイス 菅生隆之(ソフト版)
小林清志(テレビ朝日版)
タイ・カップ
Cobb
タイ・カッブ
1997 ボルケーノ
Volcano
マイク・ローク 菅生隆之(ソフト版)
小林清志(テレビ朝日版)
メン・イン・ブラック
Men in Black
エージェントK 坂口芳貞(ソフト版)
菅生隆之(日本テレビ版)
1998 追跡者
U.S. Marshals
サミュエル・ジェラード 逃亡者』のスピンオフ作品 菅生隆之(ソフト版、テレビ朝日版)
小林清志(テレビ東京版)
スモール・ソルジャーズ
Small Soldiers
チップ・ハザード 声の出演 玄田哲章(VHS版、日本テレビ版)
銀河万丈(DVD版)
1999 ダブル・ジョパディー
Double Jeopardy
トラヴィス 池田勝(ソフト版)
菅生隆之(テレビ朝日版)
2000 英雄の条件
Rules of Engagement
ヘイズ・ホッジス 堀勝之祐(ソフト版)
池田勝(フジテレビ版)
スペース カウボーイ
Space Cowboys
ホーク・ホーキンズ 坂口芳貞(ソフト版)
菅生隆之(日本テレビ版)
2002 メン・イン・ブラック2
Men in Black II
エージェントK 坂口芳貞(劇場公開版)
菅生隆之(テレビ朝日版)
2003 ハンテッド
The Hunted
L.T. 池田勝(ソフト版)
小林清志(テレビ東京版)
ミッシング
The Missing
サミュエル・ジョーンズ 有川博
2005 チアガール VS テキサスコップ
Man of the House
ローランド・シャープ 日本劇場未公開
製作総指揮兼任
坂口芳貞
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
The Three Burials of Melquiades Estrada
ピート・パーキンズ カンヌ国際映画祭 男優賞受賞
監督・製作兼任
菅生隆之(ソフト版)
2006 今宵、フィッツジェラルド劇場で
A Prairie Home Companion
アックスマン 小林清志
2006- 宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ 宇宙人ジョーンズ テレビCM 谷口節(『ネット』篇まで)
菅生隆之(『大相撲』篇から)
2007 ノーカントリー
No Country for Old Men
エド・トム・ベル 英国アカデミー賞 助演男優賞ノミネート 菅生隆之
告発のとき
In the Valley of Elah
ハンク・ディアフィールド アカデミー主演男優賞ノミネート 谷口節
2009 (エレクトリック・ミスト 霧の捜査線)
In the Electric Mist
デイヴ・ロビショー 日本劇場未公開 (加藤優季)
2010 カンパニー・メン
The Company Men
ジーン・マクラリー (吹き替え版なし)
2011
The Sunset Limited
White 監督兼任 N/A
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
チェスター・フィリップス大佐 谷口節
2012 メン・イン・ブラック3
Men in Black III
エージェントK
31年目の夫婦げんか
Hope Springs
アーノルド・ソームズ 菅生隆之
終戦のエンペラー
Emperor
ダグラス・マッカーサー (吹き替えなし)
リンカーン
Lincoln
タデウス・スティーブンス アカデミー助演男優賞ノミネート
全米映画俳優組合賞助演男優賞受賞
菅生隆之
2013 マラヴィータ
The Family / Malavita
ロバート・スタンスフィールドFBI捜査官 小林清志
2014 ミッション・ワイルド
The Homesman
ジョージ・ブリッグス 監督・脚本・製作総指揮兼任 小村哲生
2016 クリミナル 2人の記憶を持つ男
Criminal
フランクス医師 菅生隆之
ジェイソン・ボーン
Jason Bourne
ロバート・デューイ 土師孝也(ソフト版)
大塚明夫(BSテレ東版)
メカニック:ワールドミッション
Mechanic: Resurrection
マックス・アダムス 菅生隆之
2017 記者たち 衝撃と畏怖の真実
Shock and Awe
(ジョー・ギャロウェイ)(英語版)
ベスト・バディ
Just Getting Started
レオ
2019 アド・アストラ
Ad Astra
クリフォード・マクブライド
2020 カムバック・トゥ・ハリウッド!!
The Comeback Trail
デューク・モンタナ
陰謀の街 ワンダー
Wander
ジミー・クリート

主な受賞

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “ゴア元副大統領、大学時代のルームメイトのトミー・リー・ジョーンズと再会!”. シネマズ PLUS. 2020年9月19日閲覧。
  2. ^ a b 2008年4月号「日経エンタテインメント!」(日経BP社)
  3. ^ 『俵屋の不思議』 著:村松友視
  4. ^ 『MIB3』の続編あるかも! ウィル・スミスらが来日しジャパンプレミア 2012年5月9日 ムービーコレクション
  5. ^ 『女性セブン』、2013年8月22・29日号。 
  6. ^ いきすぎた親日家!? ティム・バートン監督とトミー・リー・ジョーンズ 2012年6月30日 エキサイトニュース

外部リンク

  • トミー・リー・ジョーンズ - allcinema
  • トミー・リー・ジョーンズ - KINENOTE
  • Tommy Lee Jones - IMDb(英語)
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