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ハリソン・フォード

ハリソン・フォード(Harrison Ford, 1942年7月13日 - )は、アメリカ合衆国出身の俳優

ハリソン・フォード
Harrison Ford
2017年
生年月日 (1942-07-13) 1942年7月13日(80歳)
出身地 アメリカ合衆国
イリノイ州シカゴ
身長 185cm
職業 俳優
ジャンル 映画
活動期間 1966年 -
活動内容 1973年:『アメリカン・グラフィティ
1977年:『スター・ウォーズ
1981年:『レイダース/失われたアーク《聖櫃》
1982年:『ブレードランナー
1985年アカデミー主演男優賞ノミネート
配偶者 メアリー・マーカット(1964年 - 1979年)
メリッサ・マシスン(1983年 - 2004年)
キャリスタ・フロックハート(2010年 - )
主な作品
アメリカン・グラフィティ
スター・ウォーズ』シリーズ
インディ・ジョーンズ』シリーズ
ブレードランナー』シリーズ
刑事ジョン・ブック 目撃者
モスキート・コースト
ワーキング・ガール』/『推定無罪
ジャック・ライアン』シリーズ
逃亡者』/『サブリナ
エアフォース・ワン
ランダム・ハーツ
ホワット・ライズ・ビニース
K-19』/『42 〜世界を変えた男〜
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
アデライン、100年目の恋
(テンプレートを表示)

映画『スター・ウォーズ』シリーズ、『ブレードランナー』シリーズ、『ジャック・ライアン』シリーズなどの関連作品出演で知られ、特に代表作『インディ・ジョーンズ』シリーズでは、長きに渡り主演を務めた。1981年2016年サターン賞』受賞[1]

経歴

映画デビュー

ウィスコンシン州の(リポン・カレッジ)で哲学と英文学を専攻したが、修士学位の授与が無いことを理由に中退。以後、役者を目指しウィリアムズ・ベイの夏期巡業に参加。地元劇団での活動を経て、本格的に俳優として活動するためロサンゼルスに移住する。

移住したロスで、コロンビア ピクチャーズの重役に認められ、同社所属の俳優として契約を結び、1966年に『現金作戦』で映画デビュー。その後は、大作映画やテレビドラマで脇役やゲスト出演を続けるも、充分な作品に恵まれない状況や映画俳優としてのあり方に疑問を抱き、契約終了後は独学で技術を学び、大工に転職する[2]。家のリフォームや家具作りをしながら生計をたてる一方で、俳優として活躍するチャンスを模索した。

その後、大工仕事を通じて知りあった映画プロデューサー、フレッド・ルースの紹介を受け、映画『アメリカン・グラフィティ』に出演。自身の役柄に対して様々なアイディアを出すなど積極的な姿勢が評価され、監督であるジョージ・ルーカスの信頼を得ると共に、この映画のプロデューサーでもあったフランシス・フォード・コッポラにも注目され、続けて『カンバセーション…盗聴…』に出演。その後はアメリカン・ゾエトロープコッポラのスタジオ)で裏方として働きながら、コッポラやルーカスなどと親交を結んだ。

人気スターへ

1977年にはフレッド・ルースの紹介で『スター・ウォーズ』のオーディションを受け、参加時の不安な心境と男らしい雰囲気が決め手となり、ハン・ソロ役に抜擢され、同映画の爆発的ヒットに伴い、一躍人気スターとなった。『スター・ウォーズ』旧3部作のハン・ソロ役を演じる一方、『ナバロンの嵐』や『ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど』など数々の話題作に出演し、俳優としての活動に弾みをつける。

1981年にはジョージ・ルーカスの製作でスティーヴン・スピルバーグが監督した『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で主役のインディ・ジョーンズを演じた。同作も『スター・ウォーズ』同様に大ヒットを記録し、後にシリーズ化された。

アメリカ映画界の二大ヒーロー役を手にし、アクションスターとして活躍する一方、1985年には『刑事ジョン・ブック 目撃者』で正義感溢れるタフな刑事役を主演し、アーミッシュの文化に戸惑いながらも、犯罪を目撃した母子と心を通わせる人間味豊かな演技が評判を呼び、その年のアカデミー主演男優賞にノミネートされ、演技力も高く評価された。

その後は、ロマン・ポランスキーアラン・J・パクラマイク・ニコルズなどアメリカ映画界を代表する監督の作品に相次いで出演。『ワーキング・ガール』では、ヒロインと恋仲になる重役を軽妙なタッチで演じ、『心の旅』では記憶喪失となりながらも、暖かい人間性を取り戻していく辣腕弁護士を演じるなど、ロマンチック・コメディからサスペンスまで幅広いジャンルの映画に出演して俳優としての幅を広げた。

1992年にはベストセラー作家、トム・クランシー原作の映画『パトリオット・ゲーム』で、人気キャラクターのジャック・ライアンを演じ、大ヒットを記録。その成功を受けて製作された続編『(今そこにある危機)』にも同役で主演し、三度目の当り役となった。1993年には往年のテレビドラマをリメイクした映画『逃亡者』で主人公リチャード・キンブルを演じて興行的に大きな成功を収め、ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、ハリウッドのマネーメイキングスターとしての地位を確固たる物とした。

2000年代の活躍

2000年代もマイペースに俳優業を続け、2008年に4度目となるインディ・ジョーンズ役を演じた『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では60代ながらも果敢にアクションに挑戦した他、2010年に公開された『小さな命が呼ぶとき』では俳優として出演するだけでなく、2度目となる製作総指揮を担当している。

2015年3月、自らが操縦する小型機PT-22が墜落し負傷するが、4ヶ月後に元気な姿を見せた。

2015年12月公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』には30年ぶりにハン・ソロ役として出演した[3]

2017年10月公開の『ブレードランナー2049』では35年ぶりに再びリック・デッカード役として出演した。

2019年6月公開の『ペット2』ではキャリア初となるアニメーション作品への声の出演を務めた[4]

2023年には5作目となる『インディ・ジョーンズ』の新作が公開される予定であり、同作でシリーズから引退する[5]

エピソード

 
出世作『インディ・ジョーンズ』シリーズより (2007年)
 
後妻キャリスタ・フロックハート (2009年)
 
  • 無名時代はハリウッド界隈でも腕の良い大工として知られ、ジェームズ・コバーンをはじめ、多くのハリウッドスターを顧客に持っていた。仕事を始めてまもないころに知人の紹介でセルジオ・メンデスのスタジオの改築を手がけた際は、大工となって日が浅いにもかかわらず、手慣れた手腕で取り組み、その見事な仕上がりにメンデス自身から驚きと称賛を得たほどである。本人も大工仕事には愛着を持っており、俳優として成功の後も時折、自宅の家具作りやリフォームを自らの手で行なっている。
  • 1968年頃、友人の写真家(ポール・フェラーラ)のアシスタントとしてドアーズのツアーに帯同しており、そのときの映像も残されている。
  • ワイオミング州ジャクソンホールに800エーカー(3.2km2)の農場を所有し、気に入った映画の脚本がない場合は、同地でのんびりと過ごすというライフスタイルを貫いている。また、飛行機ヘリコプターのライセンスを持ち、過去にヘリコプターや飛行機で人命救助を行い、『インディ・ジョーンズ』ばりの私生活と話題になったほか、自ら飛行機を操縦して来日したことがある。2015年には操縦していた小型機が墜落し、自身も負傷したことがある。[6]また、車で走行中に人命救助をおこなったこともある。2017年11月19日朝、カリフォルニア州サンタポーラの高速道路で前を走行中だった女性が車の操作を誤り、道路から土手へと車ごと転落した際、他のドライバーたちとともに女性を救助。女性は救急車で運ばれたが、軽傷ですんだという。
  • プライベートはほとんど明かさないことで知られている[2]
  • 映画のプロモーションを積極的に行うことで知られ、日本には1982年の『ブレードランナー』で初来日以降、2008年の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』まで、映画PRで計9回来日している。
  • 2001年には『ギネスブック』で最も裕福な俳優と記されたほか、2003年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに選ばれている。
  • 私生活では、1964年にメアリー・マーカットと結婚、2人の子供をもうけたが1979年離婚1983年に脚本家であるメリッサ・マシスンと再婚し、息子と娘をもうけたが2004年に二度目の離婚[7]。その後は女優のキャリスタ・フロックハートと2010年6月15日、映画の撮影で滞在していたニューメキシコ州サンタフェで挙式した[8][9]
  • 1977年公開の映画「スター・ウォーズ」第1作でレイア姫を演じた女優キャリー・フィッシャーは、レイア姫の恋人ハン・ソロ役のハリソン・フォードと1976年の撮影中から約3カ月間実生活でも恋愛関係にあったことを、2016年11月17日号の米誌ピープルのインタビューの中で告白した。当時キャリー・フィッシャーは19歳、ハリソン・フォードは33歳で2人の子どもを持つ既婚者であった。なお、キャリー・フィッシャーは、そのインタビュー直後の2016年12月27日に亡くなっている。
  • 『ファイヤーウォール』や『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では撮影当時60代ながらほとんどスタントマン、スタントダブルを使わずに演じたという。
  • 息子のベンジャミン・フォードはロサンゼルスで2006年からレストランを経営し、シェフも務めて好評を博している。ハリソンもプライベートで訪れている。
  • アメリカABCのトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」への映画宣伝を兼ねた出演が2度(それぞれ『』と『42』)あったが、「チューバッカレイア姫を寝取られて不愉快なハン・ソロ」という設定でのミニコントを2度とも演じた。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開前には「飛び降り自殺しようとするチューバッカを説得する」というシチュエーションコントを同番組内で演じた。[10]

出演作品

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1966 現金作戦
Dead Heat on a Merry-Go-Round
ベルボーイ ノンクレジット
1967
Luv
ヒッピー ノンクレジット N/A
(大いなる砲火)
A Time for Killing
シェーファー中尉 ハリソン・J・フォード名義
1968 テキサスの七人
Journey to Shiloh
ウィリー・ビル・ベアデン 田中亮一
1970 砂丘
Zabriskie Point
空港職員 ノンクレジット

Getting Straight
ジェイク N/A
(荒野の侵略者)
The Intruders
カール テレビ映画
1973 アメリカン・グラフィティ
American Graffiti
ボブ・ファルファ 石丸博也フジテレビ版)
仲木隆司テレビ朝日版)
千葉繁TBS版)
内田直哉(ソフト版)
1974 カンバセーション…盗聴…
The Conversation
マーティン・ステット TBA日本テレビ版)
麦人(テレビ朝日版)

Judgement: The Court Martial of Lt William Calley
フランク・クラウダー テレビ映画 N/A
1976
Dynasty
マーク・ブラックウッド テレビ映画 N/A
1977 (ブルー・ファイア)
The Possessed
ポール・ウィンジャム テレビ映画 鹿島信哉
スター・ウォーズ
Star Wars Episode IV: A New Hope
ハン・ソロ サターン主演男優賞ノミネート 羽佐間道夫(レコード版)
森本レオ(劇場公開版)
松崎しげる(日本テレビ1983年版)
村井國夫(日本テレビ1985年版)
磯部勉(ソフト版)
堀内賢雄(日本テレビ2002年版)
(幸福の旅路)
Heroes
ケン・ボイド
1978 (ナバロンの嵐)
Force 10 from Navarone
バーンズビー中佐 小杉十郎太(ソフト版)
小川真司(フジテレビ版)
堀勝之祐(テレビ朝日版)
津嘉山正種テレビ東京版)
(スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル)
The Star Wars Holiday Special
ハン・ソロ テレビ映画
1979 地獄の黙示録
Apocalypse Now
ルーカス大佐 家弓家正(日本テレビ版)
谷口節(テレビ朝日版)
大川透(特別完全版)
ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど
Hanover Street
デイビッド・ハロラン 堀勝之祐(テレビ朝日版)
(フリスコ・キッド)
The Frisco Kid
トミー・リラード 日本劇場未公開
アメリカン・グラフィティ2
More American Graffiti
ボブ・ファルファ カメオ出演 TBA
1980 スター・ウォーズ 帝国の逆襲
Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back
ハン・ソロ 森本レオ(劇場公開版)
村井國夫(日本テレビ版)
山寺宏一(テレビ朝日版)
磯部勉(ソフト版)
1981 レイダース/失われたアーク《聖櫃》
Raiders of the Lost Ark
インディアナ・ジョーンズ サターン主演男優賞受賞 村井国夫(日本テレビ版、ソフト版1)
内田直哉(ソフト版2)
1982 ブレードランナー
Blade Runner
リック・デッカード 堀勝之祐(TBS版)
磯部勉(ザ・シネマ版)
1983 スター・ウォーズ ジェダイの帰還
Star Wars Episode VI: Return of the Jedi
ハン・ソロ 村井国夫(日本テレビ版)
磯部勉(ソフト版)
1984 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
Indiana Jones and the Temple of Doom
インディアナ・ジョーンズ サターン主演男優賞ノミネート 村井国夫(日本テレビ版、ソフト版1)
磯部勉(テレビ朝日版)
内田直哉(ソフト版2)
1985 刑事ジョン・ブック 目撃者
Witness
ジョン・ブック アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ主演男優賞ノミネート
岡本富士太(フジテレビ版)
磯部勉(テレビ朝日版)
1986 モスキート・コースト
The Mosquito Coast
アリー・フォックス ゴールデングローブ主演男優賞ノミネート
1988 フランティック
Frantic
リチャード・ウォーカー医師 有川博(ソフト版)
津嘉山正種(TBS版)
磯部勉(テレビ朝日版)
ワーキング・ガール
Working Girl
ジャック・トレイナー 堀勝之祐(ソフト版)
磯部勉(テレビ朝日版)
1989 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
Indiana Jones and the Last Crusade
インディアナ・ジョーンズ サターン主演男優賞ノミネート 村井国夫(ソフト版1、日本テレビ版)
玄田哲章(フジテレビ版)
磯部勉(テレビ朝日版)
内田直哉(ソフト版2)
1990 推定無罪
Presumed Innocent
ラスティ・サビッチ 津嘉山正種(ソフト版)
磯部勉(テレビ朝日版)
1991 心の旅
Regarding Henry
ヘンリー・ターナー 堀勝之祐(ソフト版)
羽佐間道夫(フジテレビ版)
1992 パトリオット・ゲーム
Patriot Games
ジャック・ライアン 菅生隆之(ソフト版)
羽佐間道夫(フジテレビ版)
磯部勉(テレビ朝日版)
1993 逃亡者
The Fugitive
リチャード・キンブル医師 ゴールデングローブ主演男優賞ノミネート 磯部勉(ソフト版、テレビ朝日版)
小川真司(機内上映版)
1994 (今そこにある危機)
Clear and Present Danger
ジャック・ライアン 菅生隆之(ソフト版)
磯部勉(テレビ朝日版)
1995 サブリナ
Sabrina
ライナス・ララビー ゴールデングローブ主演男優賞ノミネート 菅生隆之
1997 デビル
The Devil's Own
トム・オミーラ 磯部勉(ソフト版、テレビ朝日版)
村井国夫(日本テレビ版)
エアフォース・ワン
Air Force One
ジェイムズ・マーシャル大統領 村井国夫(ソフト版、日本テレビ版)
1998 6デイズ/7ナイツ
Six Days Seven Nights
クイン・ハリス 磯部勉(ソフト版)
羽佐間道夫(フジテレビ版)
村井国夫(日本テレビ版)
1999 ランダム・ハーツ
Random Hearts
ダッチ・ヴァン・デン・ブロック 磯部勉(ソフト版)
村井国夫(日本テレビ版)
2000 ホワット・ライズ・ビニース
What Lies Beneath
ノーマン・スペンサー博士 磯部勉
2002 K-19
K-19: The Widowmaker
アレクセイ・ボストリコフ艦長 兼製作総指揮 磯部勉(ソフト版)
村井国夫(テレビ東京版)
2003 ハリウッド的殺人事件
Hollywood Homicide
ジョー・ギャビラン刑事 磯部勉
2004
Water To Wine
バス運転手 短編映画 N/A
2006 ファイヤーウォール
Firewall
ジャック・スタンフィールド 磯部勉(ソフト版、テレビ朝日版)
2008 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
インディアナ・ジョーンズ サターン主演男優賞ノミネート 内田直哉(劇場公開版)
村井國夫(日本テレビ版)

Dalai Lama Renaissance
ナレーター ドキュメンタリー N/A
2009 正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
Crossing Over
マックス・ブローガン捜査官 菅生隆之
ブルーノ
Bruno
本人 ノンクレジット TBA
2010 小さな命が呼ぶとき
Extraordinary Measures
ロバート・ストーンヒル博士 兼製作総指揮 磯部勉
恋とニュースのつくり方
Morning Glory
マイク・ポメロイ
2011
Cowboys & Aliens
ウッドロー・ダラーハイド大佐
2013 42 〜世界を変えた男〜
42
ブランチ・リッキー 勝部演之
パワー・ゲーム
Paranoia
オーガスティン・ゴダード 村井國夫
エンダーのゲーム
Ender's Game
(ハイラム・グラフ)(英語版) 磯部勉[11]

Anchorman 2: The Legend Continues
マック・タネン 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
2014 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
The Expendables 3
マックス・ドラマー 村井國夫
2015 アデライン、100年目の恋
The Age of Adaline
ウィリアム・ジョーンズ 井上和彦
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
Star Wars: The Force Awakens
ハン・ソロ 磯部勉[12][13]
2017 ブレードランナー 2049
Blade Runner 2049
リック・デッカード
2019 ペット2
The Secret Life of Pets 2
ルースター 声の出演 内藤剛志
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
Star Wars: The Rise Of Skywalker
ハン・ソロ ノンクレジット 磯部勉
2020 野性の呼び声
The Call of the Wild
ジョン・ソーントン
2023 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
Indiana Jones and the Dial of Destiny
インディアナ・ジョーンズ
2024 キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)
Captain America: New World Order
サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍
サンダーボルツ(原題)
Thunderbolts
サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1967 バージニアン
The Virginian
カレン・ティンダール
若い牛飼
計2話出演
鬼警部アイアンサイド
Ironside
トム・ストウ 第1シーズン第13話「The Past Is Prologue
1968 モッズ特捜隊
The Mod Squad
ビーチパトロール警官 第1シーズン第1話「The Teeth of the Barracuda
1969
My Friend Tony
第1シーズン第6話「The Hazing N/A
FBIアメリカ連邦警察
The F.B.I.
エベレット・ジャイルズ
グレン・レバーソン
計2話出演
(アメリカ式愛のテクニック)
Love, American Style
ロジャー・クレイン 第1シーズン第9話「Love and the Former Marriage
1971 (警部ダン・オーガスト)
Dan August
ヒューエット 第1シーズン第22話「The Manufactured Man
1974 燃えよ! カンフー
Kung Fu
ミスター・ハリソン 第2シーズン第18話「鉄路に響く復讐の叫び」
1993 インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険
The Young Indiana Jones Chronicles
インディアナ・ジョーンズ(50歳) 第2シーズン第5話「Young Indiana Jones and the Mystery of the Blues 村井国夫
2022-
1923
ジェイコブ・ダットン 計8話出演
2023 (シュリンキング:悩めるセラピスト)
Shrinking
ポール・ローズ医師 計10話出演 内田直哉

CM

日本語吹き替え

主に担当しているのは、以下の二人である[15]

村井國夫
1985年10月4日日本テレビの『金曜ロードショー』第一回放送作品として放送された『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の日本テレビ版で初担当。以降、『インディ・ジョーンズ シリーズ』や『スター・ウォーズシリーズ』をはじめとする日本テレビ制作のフォードの吹き替えを務めた。また、1990年に発売された『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』以降はソフト版の吹き替えも担当するようになり、1980〜90年代におけるフォードの専属(フィックス)として定着した[16][17]。フォードの吹き替えに関して村井は「彼が芝居しているヒーローの魅力を壊さないようにしつつ、演じきれていない部分を助ける」という気持ちで吹き替えをやっていたと述懐しており、自身の骨格が比較的フォードと似ていたことも彼の容姿にハマった要因なのかもしれないと分析している[16]。2000年代以降は担当する機会が減ったが、2015年の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で約10年ぶりに担当[18]。同時期に公開された『パワー・ゲーム』においてもハリソンの吹き替えを担当した[19]。現在も村井によるフォードの再演を希望する声は多く、特にインディアナ・ジョーンズ役に関しては(東京ディズニーシー内のアトラクション『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮』)などでも起用されていたことから「耳馴染みのある村井國夫吹替」と評されるほど著名なものとなっており[20][21]、2010年代にはシネフィルWOWOWBSテレビ東京にて、村井を再起用して『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の新録をする企画があったものの、これまで実現には至っていなかったが、2023年に村井による新録版が『金曜ロードショー』で放送される[22][23]。『Are We Alone? -宇宙に生命を求めて-』(2011年7月1日から2012年4月22日までの間コスモプラネタリウム渋谷で投影)の日本語版では原語版でフォードが務めたナレーションも務めている。
磯部勉
スター・ウォーズ』のソフト版以降、ほとんどの作品で担当。吹替ファンからも「フォードのもう1人のフィックス」として認知されている[17]。当初はフォードを全く知らず『スター・ウォーズ』での初担当時は『王子様と姫のお話』と聞き、その中で「アウトローっぽくてかっこいいなと思った。それほど目立ってたかな?」という印象をフォードに持っていたが「なんとか(フォードに)食い込んでやろうと頑張った」と述懐している[24]。これまで担当した作品では『刑事ジョン・ブック 目撃者』が気に入っているという[25]。上述の村井は劇団の先輩にあたり、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』にメル・ギブソンの吹き替えで出演した際は村井演じるフォードと共演したが、収録時に村井から「何で俺を呼ぶんだ、お前(磯部)が一人で(メル・ギブソンもハリソン・フォードも)やればいいじゃないか」と冗談混じりに言われたというエピソードがある[26]。『ブレードランナー』のリック・デッカード役は2011年のザ・シネマ版を担当し、続編『ブレードランナー 2049』でも続投。本シリーズについて「よくぞ、(デッカードが)あの退廃した世界で生き残っていたなあと、感慨深かった。前作は、レプリカントが自分の寿命と人間の命を考える、不思議な感覚を与えてくれるラストでしたね」と一作目について語り、二作目について「今回も、誰がレプリカントで誰が人間なのか分かりません。一説によれば、デッカード自身もどちらか分からないらしいので、演じるのは難しかったです。デッカードは前作から、歳を重ねていますが、変わらないところは、彼はいつでもハリソン・フォードで、ハリソン・フォード以外の何者でもなですね。私は、デッカードとハン・ソロ両方演じていますが、あまりややこしく考えず、本人の置かれた状況と感じ方を私のほうで素直に捉えて、私なりの感覚で演じました」と述べている[27]

この他にも、堀勝之祐菅生隆之羽佐間道夫津嘉山正種なども複数回、声を当てている。

参考文献

  • テレビドキュメンタリー『ハリソン・フォードの“フォース”』 2003年、アメリカ

出典

  1. ^ “『スター・ウォーズ』最多!SF&ファンタジー&ホラーのアカデミー賞発表”. シネマトゥデイ (2016年6月26日). 2022年9月5日閲覧。
  2. ^ a b Inside the Actors Studio. Harrison Ford, Season 6, Episode 613. August 20, 2000.
  3. ^ “ハリソン・フォード、新『スター・ウォーズ』に出演決定!ハン・ソロが30年ぶりにカムバック!”. シネマトゥデイ. (2013年2月16日). https://www.cinematoday.jp/news/N0050326 2013年3月1日閲覧。 
  4. ^ “ハリソン・フォード『ペット』続編でアニメ声優初挑戦!”. シネマトゥデイ (2018年4月26日). 2019年5月5日閲覧。
  5. ^ “『インディ・ジョーンズ』最新作、1年延期 2020年7月全米公開へ”. シネマトゥデイ. (2017年4月27日). https://www.cinematoday.jp/news/N0091286 2017年11月1日閲覧。 
  6. ^ “ハリソン・フォードさんの小型機墜落 中程度のけが”. 日本経済新聞. (2015年3月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H2G_W5A300C1000000/?dg=1 
  7. ^ “H・フォード、20年来の妻と離婚成立”. シネマトゥデイ. (2004年1月9日). https://www.cinematoday.jp/news/N0004301 2013年3月1日閲覧。 
  8. ^ “ハリソン・フォード、8年間の交際を経てついに結婚!すでに挙式も終える”. シネマトゥデイ. (2010年6月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0025050 2013年3月1日閲覧。 
  9. ^ “Harrison Ford and Calista Flockhart Get Married!”. People. (2010年6月16日). https://people.com/celebrity/harrison-ford-and-calista-flockhart-get-married/ 
  10. ^ ハン・ソロことハリソン・フォード、自殺しそうなチューバッカを救うwww【動画】 - AOLニュース
  11. ^ “エンダーのゲーム【話題のふきカエ】ふきカエル大作戦!!”. www.fukikaeru.com. 2021年2月16日閲覧。
  12. ^ “作品情報|スター・ウォーズ/フォースの覚醒|映画/ブルーレイ・デジタル配信|スター・ウォーズ”. スター・ウォーズ公式. 2021年2月16日閲覧。
  13. ^ “ブレードランナー 2049 – Fukikaeru-Daisakusen”. 2021年2月16日閲覧。
  14. ^ “レオ様、ハリソン・フォードら大物俳優の日本CM”. 日刊スポーツ. (2016年4月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1628767.html 2016年4月11日閲覧。 
  15. ^ “男たちのシネマ愛②愛すべき、味わい深い吹き替え映画(2)”. ザ・シネマ. 2023年2月26日閲覧。
  16. ^ a b 春日太一 (2017年9月10日). “村井國夫 乾いた芝居ができたらいいな、と思う”. NEWSポストセブン (小学館). https://www.news-postseven.com/archives/20170910_609769.html 2019年2月11日閲覧。 
  17. ^ a b “吹き替え担当者よりご報告”. ザ・シネマ. 2018年10月14日閲覧。
  18. ^ “ささきいさお、「このメンバーの吹替え版は貴重!」 『エクスペ3』“最強”日本語吹替え版お披露目”. シネマカフェ (イード). (2015年3月5日). http://www.cinemacafe.net/article/2015/03/05/29846.html 2017年5月15日閲覧。 
  19. ^ “吹き替え版の需要が増加傾向!?大御所二人が語る” (2015年5月1日). 2021年1月26日閲覧。
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  22. ^ “インディ・ジョーンズ降臨!だけど…”. ふきカエル大作戦 日本語吹替え専門. ダークボのふきカエ偏愛録 (2018年4月1日). 2018年10月14日閲覧。
  23. ^ “「インディ・ジョーンズ」金ローで放送、「クリスタル・スカル」は村井國夫が新録”. 映画ナタリー (2023年4月28日). 2023年4月28日閲覧。
  24. ^ “『スター・ウォーズ』大ヒットも、日本語吹き替え声優にボーナスはなし?”. シネマカフェ. 2023年1月12日閲覧。
  25. ^ “”. テレビ朝日. 2023年5月21日閲覧。
  26. ^ “ささきいさおさん、山路和弘さん、安原義人さん、玄田哲章さん、江原正士さん、磯部勉さん、『エクスペンダブルズ』出演声優が集結!爆笑してタメになる吹替えオリジナル番組収録!” (2017年7月11日). 2021年1月26日閲覧。
  27. ^ “『ブレードランナー2049』日本語吹替版声優が決定、ハリソンはインディも演じた磯部勉が再演” (2017年10月18日). 2023年2月26日閲覧。

外部リンク

  • ハリソン・フォード - allcinema
  • ハリソン・フォード - KINENOTE
  • Harrison Ford - IMDb(英語)
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