チロシンデカルボキシラーゼ (Tyrosine decarboxylase、EC 4.1.1.25) は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
チロシンデカルボキシラーゼ | |
---|---|
識別子 | |
EC番号 | 4.1.1.25 |
CAS登録番号 | 9002-09-9 |
データベース | |
IntEnz | IntEnz view |
BRENDA | BRENDA entry |
ExPASy | NiceZyme view |
KEGG | KEGG entry |
MetaCyc | metabolic pathway |
PRIAM | profile |
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum |
遺伝子オントロジー | AmiGO / (QuickGO) |
- L-チロシンチラミン + 二酸化炭素
従って、この酵素の1つの基質はL-チロシン、2つの生成物はチラミンと二酸化炭素である。
この酵素は、リアーゼ、特にカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、L-チロシン カルボキシリアーゼ (チラミン生成) である。その他よく用いられる名前に、L-tyrosine decarboxylase、L-(-)-tyrosine apodecarboxylase、L-tyrosine carboxy-lyaseなどがある。
この酵素は、チロシン代謝およびアルカロイドの生合成に関与する。また補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。
出典
- McGilvery RW and Cohen PP (1948). “The decarboxylation of L-phenylalanine by Streptococcus faecalis R”. J. Biol. Chem. 174 (3): 813–816. PMID (18871240).