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ダイビル

ダイビル株式会社英称DAIBIRU Corporation)とは、日本の大阪府大阪市北区中之島に本社を置くデベロッパー(不動産の所有、管理および賃貸借)である。商船三井グループ。ダイビルは旧称号ないし所有建物の旧名称「大阪ビルヂング」の略称であった「大ビル」の大(おお)をダイと読み替えたものである。[注 1]

ダイビル株式会社
DAIBIRU Corporation
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 8806
1983年12月12日 - 2022年4月26日
本社所在地 日本
530-0005
大阪府大阪市北区中之島3-6-32
ダイビル本館
設立 1923年10月15日
業種 (不動産業)
法人番号 3120001066364
事業内容 不動産の所有、経営、管理および賃貸借
代表者 代表取締役社長執行役員 丸山卓
資本金 122億2784万7277円[1]
売上高 連結 429億9百万円
単体 310億69百万円
純資産 連結 1673億46百万円
単体 1629億40百万円
総資産 連結 3939億28百万円
単体 3828億30百万円
従業員数 連結 2,457人
単体 86人
決算期 3月
主要株主 商船三井 100%
主要子会社 商船三井興産 51.0%
関係する人物 中橋武一
外部リンク https://www.daibiru.co.jp/
特記事項:財務データ等は、特記なきものは2021年3月期有価証券報告書より[2]
(テンプレートを表示)

沿革

かつての大阪商船(現:商船三井)・宇治川電気(現:関西電力)・日本電力の3社間において、共同で新社屋を建設する議が起こり1923年(大正12年)、株式会社大阪ビルヂングとして設立。かくして会社は1925年(大正14年)、大阪・中之島の地においてその最初となる大阪ビルヂング(現ダイビル本館)の建築を完成させ、1927年(昭和2年)には東京に進出して、内幸町に日比谷大阪ビルヂングの建築を完成させた。

第二次世界大戦後、占領軍による上記2建物の接収を経て、1958年(昭和33年)・1961年(昭和36年)には新大阪ビルヂングの建築を、1968年(昭和43年)には八重洲大阪ビルヂング(現八重洲ダイビル)の建築をそれぞれ成すなどしながら、1983年(昭和58年)には東京証券取引所第1部市場に上場。

以後、東京23区、大阪市、札幌市、海外においてもさまざまな営業用建物を建設したり、他社建物を取得し貸事務所に改装するなどしながら営業活動を行っている。

年表

所有ビル

大阪

東京

札幌

  • ダイビルPIVOT2023年に閉館・解体予定[6]
  • ダイビルPIVOT南館(旧桂和MTビル、2023年に閉館・解体予定[6]
  • ダイビルPIVOT西館

ベトナム

  • コーナーストーン・ビルディング
  • サイゴンタワー

ダイビル本館(旧)

ダイビル本館(旧)
 
情報
旧名称 大阪ビルヂング
用途 賃貸事務所
設計者 渡辺節建築事務所 渡辺節(製図主任 村野藤吾
構造設計者 内藤多仲
施工 大林組
建築主 大阪ビルヂング
構造形式 鉄筋コンクリート造
延床面積 30,223 m²
※45,013.91 新館含む
状態 解体
階数 地上8階、地下1階
竣工 1925年9月
解体 2009年(2013年3月再築)
所在地 530-0005
大阪市北区中之島3-6-32
(テンプレートを表示)

大阪市北区中之島渡辺節の設計によって1925年(大正14年)9月に建てられた、大規模な事務所ビルである。低層部には村野藤吾デザインによる竜山石製の奇怪な装飾彫刻が見られ、このため「ネオ・ロマネスク様式の名建築」と評価された。この装飾彫刻に目が奪われがちであるが、全体を冷静に眺めれば、特に外壁に開けられた窓のプロポーションと配置は絶妙で、単にネオ・ロマネスク様式と片付けられない美点を持っているため、様式建築であることを否定して「近代建築の名作」との評価もある。

8階建ての構造でエレベーターも8階までだが階段で9階に上がり、屋上に出る前に9階の貸し部屋が存在していた。また地下には鉄格子扉で仕切られた小部屋が36室存在し、見た目は窓のない独房のように見えるが入居企業の物置として貸し出しをされていた。

ダイビル、商船三井、関西電力は老朽化(現代の技術では補修補強可能)および土地利用の見地から本物件の取り壊し・超高層ビルへの建て替えを計画を発表し、歴史的に重要な建築物の保存の見地から論議となった。

しかし、2009年11月末に解体工事を始め、跡地には2013年3月、地上22階・地下2階建て(延床面積48,198平方メートル)のダイビル本館が竣工した。[1][2]

低層部には旧館の外装に使っていたレンガの85パーセント、石の装飾彫刻をできるかぎり再利用して、評価の高い外観やエントランスホールを残すように配慮したものとなっている。[3]

また、新ビルは旧ビルの新館部分(1937年7月竣工、東側の白い外壁の部分)へセットバックしたような位置へ建設され、西側には中之島四季の丘が設けられている。[4][5]

主なアワード

  • 新ダイビルの敷地は、第三者認証としてJHEP認証制度における最高ランク (AAA) を受けている。

ギャラリー

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 在阪企業でこのような社名の付け方は珍しくなく、他にはダイキン工業(旧社名の「大阪金属工業」の略)やダイハツ工業(旧社名「発動機製造」、他の同名企業と区別するために「大阪の発動機製造」と呼ばれていたのが略された)などがある。

出典

  1. ^ “企業概要”. ダイビル株式会社. 2018年9月2日閲覧。
  2. ^ (pdf)『有価証券報告書』(プレスリリース)ダイビル株式会社、2021年6月25日https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03619/a6ad1319/d6b9/4049/9eb7/7e3ef036f1d0/S100LP7P.pdf2022年4月30日閲覧 
  3. ^ a b “商船三井、ダイビルに対するTOBが成立 議決権比率82.6%に”. ロイター通信. (2022年1月19日). https://jp.reuters.com/article/mol-idJPKBN2JT02T 2022年1月23日閲覧。 
  4. ^ “商船三井、ダイビル・宇徳へのTOBが成立”. 日本経済新聞 (2022年1月19日). 2022年1月23日閲覧。
  5. ^ 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更の承認決議に関するお知らせダイビル 2022年3月29日
  6. ^ a b “ピヴォ来年5月閉館 札幌 複合ビル26年開業方針”. 北海道新聞 (2022年5月26日). 2022年5月26日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • ダイビル
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