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スピニングコースター舞姫

スピニングコースター舞姫(スピニングコースターまいひめ)は、かつて東京ドームシティアトラクションズ内に存在していたジェットコースター

アトラクション概要

 
事故発生から4日後に撮影されたスピニングコースター舞姫

走行中、座席が横に360度自由回転する、マッドマウスタイプのコースター。後楽園ゆうえんち時代の2000年にオープン。日本で初めて、前後背中合わせに座る座席を取り入れた。ドイツのMaurer Söhne社製[1]で、インタミン・ジャパンが輸入・納入した。座席の回転は要所要所で決まっているのではなく、体重バランスによって様々な回転をする。タワーランド内にあり、屋根があるため悪天候でも運行する。

2011年に後述の事故を受けて撤去された。

スペック

  • 最高部高度:11m
  • 最高速度:40km/h
  • 最大傾斜角:30度
  • コース全長:305.8m
  • 乗車規定: 身長120cm以上 年齢65歳未満(身長120cm以上でも8歳未満の場合は、中学生以上の付き添いが必要)

乗客転落事故

スピニングコースター舞姫乗客転落事故
場所   日本 東京都文京区
東京ドームシティアトラクションズ
日付 2011年1月30日
13時40分(UTC+9)
概要 コースターから男性が転落、その後死亡
原因 従業員の安全バー固定忘れ
死亡者 1人
負傷者 なし
損害 1月31日から5月31日までラクーア内も含めた東京ドームシティアトラクションズの営業を全て中止、スピニングコースター舞姫の撤去。
容疑 業務上過失致死
対処 スピニングコースター舞姫を撤去。2012年3月、バイキングゾーンとして再オープン。
(テンプレートを表示)

2011年1月30日羽村市に住む、34歳の男性が当アトラクション乗車中、コース上の高さ7 - 8メートル付近から転落、搬送先の病院で死亡した[2]。事故原因について、運営会社の東京ドームは「安全バーがロックされておらず被害者が座席に固定されていない状態にあったことに気づかずに本件搬機を発車させてしまったことに因り、被害者が搬機の回転による遠心力に耐えられず転落するに至った」と報告している[3]。 この事故を受け、東京ドームシティアトラクションズはラクーア内も含めて、1月31日から5月31日まで営業を停止した。当アトラクションは営業停止期間中に撤去された[4]。また、文京区は建築基準法に基づき、当アトラクションの使用中止と原因究明の調査を勧告した[5]

同年2月1日警視庁業務上過失致死容疑で、運営会社とコースターの輸入代理店を家宅捜索、運行マニュアルなどを押収した[6]

事故から1年経った2012年1月30日、「安全の誓い」と題された慰霊碑が東京ドームシティ内に建てられた。また現在、東京ドームグループでは事故が発生した1月30日を「安全の日」、同日から2月5日までの1週間を「安全週間」として定めている[7]

脚注

  1. ^ Maurer Söhne社・Maurer S-Car (PDF)
  2. ^ “東京ドームシティ「スピニングコースター舞姫」から転落 男性死亡”. スポニチ. (2011年1月30日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/30/kiji/K20110130000152250.html 
  3. ^ 東京ドームシティによる事故報告書 (PDF)
  4. ^ 「スピニングコースター舞姫」事故の件 (PDF) 「東京ドームシティ アトラクションズ」営業再開について (PDF)
  5. ^ “昨年5月には部品落下も=使用中止と原因調査を勧告-コースター転落事故・文京区”. 時事通信. (2011年1月31日). http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011013100984 2011年2月8日閲覧。 
  6. ^ “マニュアルに具体的手順記載なし 遊園地事故で家宅捜索”. 共同通信社/47NEWS. (2011年2月1日). http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020101000026.html 2011年2月8日閲覧。 
  7. ^ “CSR 組織統治・消費者課題”. 株式会社東京ドーム. 2019年4月18日閲覧。
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