「ストレンジャー」(The Stranger)は、ロックアーティスト、ビリー・ジョエルによる楽曲で、1977年の同名のアルバムに収録されている[1]。この曲は日本、ニュージーランド、オランダ、オーストラリアでシングルとしてリリースされ[2]、特に日本ではソニーのCMソングとして起用されて大人気になり、オリコン総合チャートで最高2位にまで達した。日本ではこのアルバムからの最後のシングルとなり、イギリスとアメリカでは、アルバムの最後のシングルとして『シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン』が前年にリリースされていた。
「ストレンジャー」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビリー・ジョエル の シングル | ||||||||
初出アルバム『ストレンジャー』 | ||||||||
B面 | (ムーヴィン・アウト) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7" | |||||||
録音 | A & R Recording Inc., New York City, 1977 | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | コロムビア CBSソニー (日本) | |||||||
作詞・作曲 | ビリー・ジョエル | |||||||
プロデュース | フィル・ラモーン | |||||||
ビリー・ジョエル シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
このシングルは、ビリーのコンピレーションアルバム『ビリー・ザ・ベスト』に収録されている[3]。また、1996年にホンダ・CR-VのCMソングとして起用された。
この曲の2分間のインストルメンタルが、『エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム』の後の、アルバム『ストレンジャー』の終わりでリプライズされる[要出典]。
曲の最初と最後で、バンドの演奏をバックにピアノで奏でられる静かなメロディと共にビリー本人による口笛が聴ける。ビリーは当初、この口笛のフレーズを何らかの管楽器で演奏するつもりでいたが、フレーズを説明するために口笛でメロディーを吹いたところ、プロデューサーのフィル・ラモーンがこれを気に入ってビリーを説得し、最終的に口笛による演奏に変更された[4]。
日本でヒットしたこともあり、日本でライブが行われる時は必ず演奏される曲で、日本独自の演出となっている。
収録曲
- ストレンジャー - "The Stranger" [5:10]
- (ムーヴィン・アウト) - "Movin' Out (Anthony's Song)" [3:27]
チャート
出典
- ^ Useted, Tom (2008年7月24日). “Billy Joel: The Stranger”. (PopMatters). 2013年11月29日閲覧。
- ^ [1]
- ^ AllMusic
- ^ Joel, Billy (2013年4月3日). “Billy Joel Pays Tribute to Phil Ramone: 'He Was the King'”. Rolling Stone. 2013年11月29日閲覧。
外部リンク
- 「ストレンジャー」の歌詞 - メトロリリック