ジャンセン・コネリー・ウィティ(英: Jantzen Connery Witte、1990年1月4日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州アーリントン出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投右打。フリーエージェント(FA)。
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テキサス州アーリントン |
生年月日 | 1990年1月4日(33歳) |
身長 体重 | 6' 2" =約188 cm 195 lb =約88.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手、外野手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト24巡目(全体713位) |
初出場 | NPB / 2022年3月31日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について |
NPBでの登録名はジャンセン・ウィティでありジャンセンと表記されることが多かった(詳細は後述)。
経歴
プロ入りとレッドソックス傘下時代
2013年のMLBドラフト24巡目(全体713位)でボストン・レッドソックスから指名され、プロ入り。
2016年にAAA級ポータケット・レッドソックスに初昇格。
2017年はAAA級ポータケットで80試合に出場して、打率.242、3本塁打、24打点の成績を残した[1]。
2018年はAAA級ポータケットで29試合、AA級ポートランド・シードッグスで75試合の計104試合に出場して、打率.270、12本塁打、63打点の成績を残した[1]。
2019年はAAA級ポータケットで112試合、AA級ポートランドで6試合の計118試合に出場して、打率.271、9本塁打、51打点の成績を残した[1]。オフはプエルトリコのウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・ロベルト・クレメンテ(LBPRC)でプレーした。
2020年は(COVID-19の影響)でマイナーリーグのシーズンが中止となり[2]、公式戦への出場はなかった[1]。オフの11月2日に(FA)となった。
マリナーズ傘下時代
2021年1月8日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。開幕はAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、104試合に出場して打率.299、19本塁打、70打点という成績を残したが、メジャー昇格の機会はなかった[3]。オフの11月7日にFAとなった[1]。
西武時代
2021年12月25日、NPBの埼玉西武ライオンズへの入団が決定した。背番号は33。1年契約で、推定年俸は4000万円。登録名は「ジャンセン・ウィティ」で一見すると通常の姓名登録に見えるがニックネーム登録扱いであり、スコアボード表記など略記にはファーストネームの「ジャンセン」が使用され、「J.ウィティ」や「ウィティ」という表記は使われていない。
2022年3月25日にNPB初出場は果たした。 オフの11月5日に翌年の契約を結ばないことが発表され[4]、12月2日に自由契約公示された[5]。
選手としての特徴
広角に打てる中距離ヒッターで、コンタクト能力に長けている。内野も外野も守れるオールラウンダー[6]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2022 | 西武 | 35 | 128 | 120 | 8 | 23 | 5 | 0 | 2 | 34 | 13 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 | 36 | 7 | .192 | .227 | .283 | .510 |
NPB:1年 | 35 | 128 | 120 | 8 | 23 | 5 | 0 | 2 | 34 | 13 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 | 36 | 7 | .192 | .227 | .283 | .510 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 | 球 団 | 一塁 | 三塁 | ||||||||||
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試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
2022 | 西武 | 19 | 146 | 14 | 2 | 11 | .988 | 15 | 16 | 16 | 2 | 1 | .941 |
通算 | 19 | 146 | 14 | 2 | 11 | .988 | 15 | 16 | 16 | 2 | 1 | .941 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
NPB
- 初出場・初打席:2022年3月31日、対北海道日本ハムファイターズ3回戦(札幌ドーム)、9回表に愛斗の代打で出場、北山亘基から空振り三振[7]
- 初先発出場:2022年4月1日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(ZOZOマリンスタジアム)、7番・三塁手で先発出場
- 初打点:同上、8回表に石川歩から右犠飛[8]
- 初安打:2022年4月2日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(ZOZOマリンスタジアム)、4回表に二木康太から中前安打
- 初本塁打:2022年6月25日、対東北楽天ゴールデンイーグルス10回戦(楽天生命パーク宮城)、7回表に辛島航から左越2ラン
背番号
- 33(2022年)
脚注
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2022年6月22日閲覧。
- ^ “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. MiLB.com (2020年6月30日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “西武、新外国人ジャンセン・ウィティを獲得 今季3Aで19本塁打”. スポニチ (2021年12月25日). 2022年3月5日閲覧。
- ^ “選手との契約について”. 埼玉西武ライオンズ (2022年11月5日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “2022年度 自由契約選手 公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2022年12月2日). 2022年12月4日閲覧。
- ^ “新外国人選手入団決定のお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ (2021年12月25日). 2022年3月5日閲覧。
- ^ “【西武】新外国人選手・ジャンセンが登録即出場”. スポーツ報知. (2022年3月31日)2022年4月1日閲覧。
- ^ @lions_official (2022年4月1日). "ジャンセン 選手の初打点となる犠飛で同点!" (ツイート). Twitterより2022年4月1日閲覧。
関連項目
- (北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧#アメリカ合衆国)
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 ジャンセン・ウィティ - NPB.jp 日本野球機構
- Jantzen Witte (@Jantzenwitte) - Twitter
- Jantzen Witte (@jantzenwitte) - Instagram