ジャスティン・パトリック・ハーバート(Justin Patrick Herbert、1998年3月10日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州ユージーン出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック(QB)。NFLのロサンゼルス・チャージャーズに所属している。
Justin Herbert | |||
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2021年 | |||
ロサンゼルス・チャージャーズ #10 | |||
ポジション | クォーターバック | ||
生年月日 | 1998年3月10日(25歳) | ||
出身地 | アメリカ合衆国 オレゴン州ユージーン | ||
身長: | 6' 6" =約198.1cm | ||
体重: | 236 lb =約107kg | ||
経歴 | |||
高校 | シェルドン高校 (オレゴン州ユージーン) | ||
大学 | オレゴン大学 | ||
NFLドラフト | 2020年 / 1巡目全体6位 | ||
初出場年 | 2020年 | ||
初出場チーム | ロサンゼルス・チャージャーズ | ||
所属歴 | |||
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受賞歴・記録 | |||
プロボウル選出(1回) | |||
2021年 | |||
その他受賞・記録 | |||
2020 ローズボウルMVP | |||
2020 (NFL攻撃部門年間最優秀新人賞) | |||
2020 (ペプシNFL最優秀新人賞) | |||
NFL 通算成績 (2020年終了時点) | |||
Player stats at PFR |
経歴
プロ入り前
オレゴン州ユージーンで生まれ、大学卒業まで過ごした。幼少期からアメリカンフットボール、野球、バスケットボールをプレーしてきた。祖父がオレゴン大学ダックスでレシーバーとしてプレー経験があったことや(オーツェン・スタジアム)(オレゴン大学内のスタジアム)の近くに住んでいたことから、オレゴン大学のファンであり、自身もオレゴン大学に進学した。
大学時代は1年目から正QBとして、8試合に出場してわずか4回のインターセプトと19回のタッチダウンパスを決めるなどの活躍を見せる。4年目には3,471ヤードを投げて66.8%の成功率をほこり、32回のタッチダウンながらインターセプトは6回という成績だった。その後、2020年のローズボウルで優勝し、オフェンスMVPを獲得した。
大学時代の通算成績
年度 | チーム | 試合 | パス | ラン | ||||||||||
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出場 | 成功 回数 | 試投 回数 | 成功 確率 | 獲得 ヤード | 平均 獲得 ヤード | TD | Int | レイテ ィング | 試行 回数 | 獲得 ヤード | 平均 獲得 ヤード | TD | ||
2016 | オレゴン | 8 | 162 | 255 | 63.5 | 1,936 | 7.6 | 19 | 4 | 148.8 | 58 | 161 | 2.8 | 2 |
2017 | 8 | 139 | 206 | 67.5 | 1,983 | 9.6 | 15 | 5 | 167.5 | 44 | 183 | 4.2 | 5 | |
2018 | 13 | 240 | 404 | 59.4 | 3,151 | 7.8 | 29 | 8 | 144.7 | 71 | 166 | 2.3 | 2 | |
2019 | 14 | 286 | 428 | 66.8 | 3,471 | 8.1 | 32 | 5 | 158.7 | 58 | 50 | 0.9 | 4 | |
計 | 43 | 813 | 1,273 | 63.9 | 10,541 | 8.2 | 95 | 22 | 153.7 | 231 | 560 | 2.4 | 13 |
- 太字は自身最高記録
ロサンゼルス・チャージャーズ
新型コロナウイルスにより社会距離拡大戦略のためTV会議で行われた2020年のNFLドラフトで、1巡目(全体6位)でロサンゼルス・チャージャーズから指名された。7月25日に4年2,660万ドルで契約し入団した[1]。
2020年シーズンでは、当初はタイロッド・テイラーのバックアップだったが、テイラーが気胸により出場できなくなったため、9月20日の第2週カンザスシティ・チーフス戦でNFLデビューを先発出場で果たした。311ヤードと1タッチダウンを挙げるも、チームは延長の末23-20で敗れた[2][3]。第5週の試合前に(アンソニー・リン)HCにチームの先発QBとして指名された[4]。第16週のデンバー・ブロンコス戦でシーズン28回目のタッチダウンパスを挙げ、それまでベイカー・メイフィールドが持っていたNFL新人QBのタッチダウンパス記録を更新した[5]。このシーズンは攻撃部門年間最優秀新人賞に輝いた[6]。
2022年シーズンには、初のプレーオフ出場を果たし初戦のジャガーズ戦では一時27-0とリードするも、後半にはわずか3点を挙げるにとどまり30-31で敗退した。
詳細情報
年度別成績
レギュラーシーズン
年度 | チーム | 背 番 号 | 試合 | パス | ラン | ファンブル | ||||||||||||
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出場 | 先発 | 成功 回数 | 試投 回数 | 成功 確率 | 獲得 ヤード | 平均 獲得 ヤード | TD | Int | レイテ ィング | 試行 回数 | 獲得 ヤード | 平均 獲得 ヤード | TD | ファン ブル数 | ロスト | |||
2020 | LAC | 10 | 15 | 15 | 396 | 595 | 66.6 | 4,336 | 7.3 | 31 | 10 | 98.3 | 55 | 234 | 4.3 | 5 | 8 | 1 |
NFL:1年 | 15 | 15 | 396 | 595 | 66.6 | 4,336 | 7.3 | 31 | 10 | 98.3 | 55 | 234 | 4.3 | 5 | 8 | 1 |
- 2020年度シーズン終了時
脚注
- ^ “チャージャーズと全体6位指名のQBハーバートがルーキー契約を完了”. NFL JAPAN (2020年7月27日). 2020年11月11日閲覧。
- ^ “ブレイディーが新天地2戦目で初勝利 王者チーフスは延長を制して通算11連勝”. スポーツニッポン (2020年9月21日). 2020年11月11日閲覧。
- ^ “チャージャーズQBテイラー、次戦までに100%の回復は望めず”. NFL JAPAN (2020年9月24日). 2020年11月11日閲覧。
- ^ “チャージャーズ、今後の先発QBに新人ハーバートを指名”. NFL JAPAN (2020年10月9日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “新人QBのタッチダウンパス記録を更新したチャージャーズのハーバート”. NFL JAPAN (2020年12月28日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “オフェンス部門年間最優秀新人賞はチャージャーズQBハーバート”. NFL JAPAN (2021年2月7日). 2021年2月7日閲覧。
外部リンク
- 通算成績と情報 ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
- Los Angeles Chargers bio(英語)
- Oregon Ducks bio(英語)
- Justin Herbert (@justinherbert) - Instagram
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
| オフェンシブライン
ディフェンシブライン
| ラインバッカー
ディフェンスバック
スペシャルチーム
| リザーブリスト
練習生
Roster 9 22, 2022現在
アクティブ 53名 インアクティブ 15名 |
プロボウル選出(1回) |
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