ジェイ・ユタカ・リザーランド（Jay Yutaka Litherland、1995年8月24日 - ）は、アメリカ合衆国の競泳選手。専門は個人メドレー。ジョージア大学3年在学中[1]。
人物
1995年8月24日、日本の兵庫県・尼崎市出身。父親はニュージーランド人、母親は日本人であり、三つ子の末っ子である[1]。尼崎には母の実家が在り、3歳まで在住していた[1][2]。父の仕事の都合によりアメリカ合衆国へ渡り、カリフォルニア州へ移住する[1]。そのカリフォルニアの家がプール付き住宅だったため、プールが好きになり、それで水泳を始めたという[1]。また母方の祖父は、ジェイの気管支が弱かったことから「体を強くするために水泳を勧めた」と語っている[2]。
長じて、ジョンズクリーク (ジョージア州)の(チャタフーチ・ハイスクール)、ジョージア大学と進学[3]。
2015年夏季ユニバーシアード（大韓民国・光州市）では400m個人メドレーでアメリカ合衆国選手として初めて金メダルを獲得した[1][4]。
2016年6月26日、オマハ（アメリカ合衆国／ネブラスカ州）での(2016年アメリカ合衆国スイミングオリンピックトライアルズ)に出場し、男子400m個人メドレーでチェイス・カリッシュに次いで2位に入線し、3位入線のライアン・ロクテを追い落とす形で400m個人メドレーリオデジャネイロオリンピックアメリカ合衆国代表に選出された[1][4][5]。
2016年リオデジャネイロオリンピックでは400m個人メドレーに出場し、決勝レースで4分11秒68のタイムで泳ぎ、5位入賞となった[6][2]。
2020年東京オリンピックでも400m個人メドレーに出場、決勝は米国のチェイス・カリッシュに続いて、出身国で銀メダルを獲得した[7]。
脚注
- ^ a b c d e f g 萩野に刺客…“関西弁のアメリカン”リザーランド「かかってこいや」 スポーツニッポン 2016年8月4日付
- ^ a b c 兵庫・尼崎出身の米国代表リザーランド選手 競泳400個メドレー5位入賞 産経新聞 2016年8月8日付
- ^ Jay Litherland SWIM SWAM
- ^ a b 萩野、瀬戸に刺客 関西弁ペラペラのリザーランド 日刊スポーツ 2016年8月4日付
- ^ (PDF, Men's 400m Individual Medley Final) U.S. Olympic Team Trials - Swimming
- ^ Men's 400m Individual Medley Rio 2016 10:03 BRT Aug 07
- ^ Swimming - Final Results TOKYO 2020
外部リンク
- Jay Litherland bio USA Swimming website
- - 国際オリンピック委員会 (英語)
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - オリンピックチャンネル
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - アメリカオリンピック委員会 (英語)
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - Olympedia (英語)
- - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - FINA (英語)
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - SwimRankings.net (英語)
- ジェイ・ユタカ・リザーランド - SwimSwam (英語)
- ジェイ・リザーランド (@j_litherland) - Twitter
- ジェイ・リザーランド (@jaylitherland) - Instagram