グッバイ、ドン・グリーズ!(英語:Goodbye, Don Glees!)は、いしづかあつこが監督・脚本を務める日本のアニメーション映画[2]。KADOKAWAの配給で、全国200館の劇場にて2月18日より公開された[3][4]。
概要
本作は、アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』や『宇宙よりも遠い場所』などで知られるいしづかあつこ監督・脚本のアニメ映画で、いしづかが初めて監督するオリジナル劇場アニメ作品となる[2][5]。『宇宙よりも遠い場所』」でキャラクターデザイナーを務めた吉松孝博と再びタッグを組み、アニメーション制作はMADHOUSEが担当している[6][7][8]。
企画が立ち上がった経緯について、いしづかは「それらしいきっかけはあまりない。いつも一緒に制作しているこのメンバーは、次はなにやる?みたいな会話が自然と出てくるチーム。いつの間にかふんわりあった。」と答えている[9]。
キャラクターはストーリーが固まる前から"男の子3人組で"といしづかから指定されていた[8]。デザインした吉松はロウマ、トト、ドロップの3人の中で一番苦労したのはドロップだったと明かし、いしづかもラフから一番印象が変わったと言っている[8][10]。当初、3人は高校3年生の設定だったがキャラクターデザインの段階で吉松が年齢層を低く変更し、そのことでいしづかから足を短くしてほしいという要望が出た[8]。理由は鈍臭いシルエットにしたかったのと、リアリティを出したかったからだという[8]。
コロナ禍のため、作品の舞台となったアイスランドにはロケーション・ハンティングに行くことができなかった[10]。
あらすじ
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キャスト
スタッフ
主題歌
メディアミックス
『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)にて2021年11月号(2021年10月15日発売)から2022年3月号(2022年2月15日発売)まで、しんきが作画を担当する映画のコミカライズ版が連載された[15][16]。2022年には映画公開時期と前後してノベライズ作品が発売された。
- 原作:Goodbye,DonGlees Project / 脚本:いしづかあつこ / 文:山室有紀子 『グッバイ、ドン・グリーズ!』KADOKAWA
- 原作:Goodbye,DonGlees Project / 著者:庵田定夏 / 口絵・本文イラスト:青十紅 『グッバイ、ドン・グリーズ! オフショット』KADOKAWA〈MF文庫J〉、2022年2月25日発売[19]、ISBN (978-4-04-681285-8)
- 原作:Goodbye,DonGlees Project / 漫画:しんき『グッバイ、ドン・グリーズ!』 KADOKAWA〈MFコミックス ジーンシリーズ〉、2022年2月18日発売[20]、ISBN (978-4-04-681081-6)
出典
- ^ 『キネマ旬報』 2023年3月下旬特別号 p.34
- ^ a b “グッバイ、ドン・グリーズ!:いしづかあつこ監督のオリジナル劇場版アニメ 2022公開 「宇宙よりも遠い場所」スタッフ集結 マッドハウス制作”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 株式会社MANTAN (2021年7月2日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ “劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」22年2月18日公開 花江夏樹オススメの公開日の覚え方は「花澤さんの…」”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2021年11月5日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ “[Alexandros]×『グッバイ、ドン・グリーズ!』、メンバーとキャラクターがイラスト上で共演”. THE FIRST TIMES. THE FIRST TAKE (2022年1月16日). 2022年2月15日閲覧。
- ^ “「よりもい」スタッフによる劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」来年公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月2日)2021年11月10日閲覧。
- ^ “いしづかあつこ「グッバイ、ドン・グリーズ!」は"未来を大切にしたくなる映画"”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2021年10月31日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ “いしづかあつこ×吉松孝博×MADHOUSE「よりもい」チームの新作劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」が2022年に公開決定!”. KADOKAWA. (2021年7月2日) 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b c d e タナカシノブ (2022年1月12日). “いしづかあつこ監督が呼びかけ「『グッバイ、ドン・グリーズ!』で『よりもい』要素を探して!」”. Movie Walker. 株式会社ムービーウォーカー. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “松村沙友理「中高生の時って人間最強感がある」 アニメ映画で"尊い"感動”. ORICON NEWS. オリコン (2022年1月10日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b “松村沙友理「中高生の時って人間最強感がある」 アニメ映画で"尊い"感動”. Pop'n'Roll. ジャパンミュージックネットワーク (2022年1月10日). 2022年1月13日閲覧。
- ^ a b c d “「グッバイ、ドン・グリーズ!」を水瀬いのりら「よりもい」キャストが語る”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月22日)2022年1月13日閲覧。
- ^ a b “「グッバイ、ドン・グリーズ!」主人公の両親役に田村淳&指原莉乃、本予告映像も到着”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月9日)2021年12月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “「ドングリーズ」×「よりもい」、水瀬いのり・花澤香菜らのナレーション入り映像公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月19日)2022年1月13日閲覧。
- ^ “「グッバイ、ドン・グリーズ!」主題歌は[Alexandrosが担当、楽曲入りPV公開”]. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月27日)2021年11月10日閲覧。
- ^ “劇場アニメ「グッバイ、ドン・グリーズ!」に花澤香菜が出演、コミカライズ連載も決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月28日)2021年11月10日閲覧。
- ^ “それ求愛性少女症候群じゃないですか?ボカロ楽曲が生んだ青春譚「ベノム」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月15日)2022年2月15日閲覧。
- ^ “「アニメ映画 グッバイ、ドン・グリーズ!」 Goodbye,DonGlees Project[角川つばさ文庫]”. KADOKAWA. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “「グッバイ、ドン・グリーズ!」 山室 有紀子[角川文庫]”. KADOKAWA. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “「グッバイ、ドン・グリーズ! オフショット」 Goodbye,DonGlees Project[MF文庫J]”. KADOKAWA. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “「グッバイ、ドン・グリーズ!」 しんき[MFコミックス ジーンシリーズ]”. KADOKAWA. 2022年2月18日閲覧。
外部リンク
- 映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」公式サイト
- 映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』【公式】 (@gb_donglees) - Twitter