ギジェルモ・ガルシア (外野手)

この項目では、外野手について説明しています。捕手については「(ギジェルモ・ガルシア (捕手))（英語版）」をご覧ください。

ギジェルモ・ガルシア・ガルシア（Guillermo García García、2000年7月1日 - ）は、キューバのグランマ州出身のプロ野球選手（外野手・育成選手）。右投左打。キューバ国内リーグのアラサネス・デ・グランマ所属。

ギジェルモ・ガルシア
Guillermo García

中日ドラゴンズ #210
支配下選手時代 (2022年7月29日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島にて)
基本情報
国籍	キューバ
出身地	グランマ州バヤモ
生年月日	(2000-07-01) 2000年7月1日（22歳）
身長 体重	182 cm 106 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	外野手、一塁手
初出場	NPB / 2022年7月29日
年俸	1000万円（2022年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
マヌエル ファハルド体育大 アラサネス・デ・グランマ
派遣歴
中日ドラゴンズ (2022 - )
国際大会
代表チーム	キューバ
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祖父はキューバ革命軍司令官の(ギジェルモ・ガルシア・フリアス)（スペイン語版）^[1]。

経歴

キューバ時代

2019年にキューバ国内リーグのアラサネス・デ・グランマと契約。

2021年春のポストシーズンでは打率.487、4本塁打、17打点の成績を記録してチームを優勝に導き、MVPを受賞した^[2]。オフに行われたWBSC U-23ワールドカップのキューバ代表に選出された^[2]。

中日時代

2021年10月18日に中日ドラゴンズと契約合意したことが報道された^[2][3]。11月13日に中日と育成選手として契約を結んだことが正式発表された^[4]。

2022年は7月6日のオリックス・バファローズとの二軍戦（ナゴヤ球場）で実戦初出場^[5]、同月13日の福岡ソフトバンクホークスとの二軍戦（ナゴヤ球場）で実戦初安打を記録^[6]。その後、チームが得点力不足に悩んでいた状況もあり^{[7][注 1]}、7月27日に支配下選手登録された。背番号は95^[10][11]。入団会見では「チャンスを与えてくれてありがとうございます。１軍でチームに貢献できるように頑張りたい」「大島さん、福留さんのような打者になりたい」と語った^[12]。7月29日に一軍昇格し^[13]、同日の広島東洋カープ戦（MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）にスタメン出場^[14][15]。この試合の3回表に来日初安打を放った^[15][16]。この年は1軍ではわずか2試合出場で1安打という成績に終わり、シーズン終了後は翌年は再び育成選手として契約する予定であることが複数のメディアで報じられ^[17]、12月1日には背番号が95から210に変更することが発表された^[18]。規約により12月2日に一旦自由契約公示された^[19]。

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
2022	中日	2	9	9	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	5	0	.111	.111	.111	.222
通算：1年		2	9	9	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	5	0	.111	.111	.111	.222

• 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績

年 度	球 団	外野
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
2022	中日	2	3	0	0	0	1.000
通算		2	3	0	0	0	1.000

• 2022年度シーズン終了時

記録

NPB

初記録

• 初出場・初先発出場：2022年7月29日、対広島東洋カープ15回戦（MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）、6番・左翼手で先発出場^[15]
• 初打席：同上、1回表に大瀬良大地から一ゴロ^[15]
• 初安打：同上、3回表に大瀬良大地から右前安打^[15][16]

背番号

• 205（2022年 - 同年7月26日）
• 95（2022年7月27日 - 同年終了）
• 210（2023年 - ）

代表歴

• 2021 WBSC U-23ワールドカップ キューバ代表

脚注

[脚注の使い方]

注釈

1. ^ 同年の中日の前半戦終了時点でのチーム得点は、12球団ワーストの256点だった^[8][9]。

出典

1. ^ Osviel Castro Medel (2021年4月11日). “Guillermo García García: “Mi historia comienza ahora”” (スペイン語). Cubadebate. 2022年8月8日閲覧。
2. ^ ^{a b c} “”. デイリースポーツ online (2021年10月19日). 2021年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月27日閲覧。
3. ^ “”. Full-Count (2021年10月23日). 2021年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月27日閲覧。
4. ^ “”. 中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト(dragons.jp). 中日ドラゴンズ (2021年11月13日). 2021年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月14日閲覧。
5. ^ “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月6日). 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
6. ^ “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月13日). 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
7. ^ “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月26日). 2022年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
8. ^ “”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
9. ^ “”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
10. ^ “”. 中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト(dragons.jp). 中日ドラゴンズ (2022年7月27日). 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
11. ^ . 中日スポーツ・東京中日スポーツ. (2022年7月27日). オリジナルの2022年7月27日時点におけるアーカイブ。. 2022年7月27日閲覧。 
12. ^ “【中日】大砲候補のレビーラ、ガルシアが支配下登録会見「オオタニ選手のようになりたい」”. スポーツ報知 (2022年7月27日). 2022年9月9日閲覧。
13. ^ “”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
14. ^ “”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月29日). 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
15. ^ ^{a b c d e} “”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
16. ^ ^{a b} “【中日】支配下即スタメンのガルシアが初安打 大瀬良から右前にはじき返す”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月29日). 2022年7月29日閲覧。
17. ^ “中日がレビーラ、ガルシアと来季支配下契約結ばず　育成に“逆戻り”を通告”. Full-Count (2022年10月30日). 2022年12月4日閲覧。
18. ^ “【中日】石川昂の「2」→「25」など9選手の背番号変更発表 高松が「0」→「51」後藤は「00」→「53」”. 中日スポーツ (2022年12月1日). 2022年12月4日閲覧。
19. ^ “2022年度 自由契約選手 公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2022年12月2日). 2022年12月2日閲覧。

関連項目

• (中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#キューバ)
• 中日ドラゴンズの選手一覧

外部リンク

• 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference (Register)
• 個人年度別成績 ギジェルモ・ガルシア - NPB.jp 日本野球機構
• ギジェルモ・ガルシア (@guillermo_garcia_3g) - Instagram