『オールナイトフジコ』(All Night Fujiko)は、フジテレビにて放送されている金曜日深夜生放送のバラエティ番組。
概要
2023年4月改編で、『オールナイトフジ』が1991年3月30日に終了して以来32年ぶりに、土曜未明(金曜深夜)の時間帯に復活することが2023年2月1日付の一部のスポーツ新聞の芸能面で報じられた[1][2][3]。
これは、かつて『オールナイトフジ』のディレクターを務め、2022年6月にフジテレビの社長に就任した港浩一がテコ入れを図るバラエティ番組の一つとして、放送を開始するもの。あるフジテレビの関係者いわく「新社長の肝いり案件。番組をヒットさせ、フジのバラエティーを勢いづけたいとの意向もあるようです」と話している[2]。
2時間の生放送番組として、関東ローカルの深夜枠で2023年4月15日(14日深夜)放送開始[4]。番組開始時点でのネット局[5]はフジテレビ、テレビ静岡[6]、仙台放送、テレビ新広島の4局。また、放送当日の午前10時からTVerとFODでの見逃し配信を行われており、そちらで全国視聴が可能である。
第1回放送では「フジコーズ」3名の名札にLINE QRコードがつけられ、贈られた質問や応援メッセージを読み上げるコーナーを予定していたが、卑猥な言葉や画像が大量に送られてしまい中止となった[7]。
主な出演者
MC
レギュラー
進行
- 佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
フジコーズ
[注 1][9] ※下記数字は学生番号。括弧内の学年は2023年4月現在。
- 1番:雨宮凜々子(東京女子大学2年)
- 2番:安藤令奈(東京大学大学院2年)
- 3番:今井陽菜(関西学院大学2年)
- 4番:上杉真央(明治学院大学1年)
- 5番:エブラヒミ椎菜(立教大学4年)
- 6番:沖玲萌(立教大学2年)
- 7番:笠野咲藍(武庫川女子大学3年)
- 8番:小杉怜子(青山学院大学2年)[10]
- 9番:佐藤佳奈子(青山学院大学5年)
- 10番:鈴木心緒(青山学院大学2年)
- 11番:髙村栞里(共立女子大学3年)
- 12番:出町杏奈(拓殖大学4年)[10]
- 13番:友恵温香(関西医科大学4年)[10]
- 14番:松尾実李果(洗足学園音楽大学4年)
- 15番:和智日菜子(立命館大学4年)
バーテンダー
主なコーナー
- さらば森田のサウナトーク ‐ 森田が個室サウナに入り、フジコーズとトークする[12]。
- コネさえあれば誰でも座れる!フジコネシート ‐ 出演者、スタッフに、コネさえあれば誰でも座れるVIPシートの出席者を村重が紹介する[13][14]。
- 鉄棒ぷるぷるコマーシャル ‐ 鉄棒にぶらさがり耐えられた時間だけ宣伝できる[14]。第2回以降は「フジコマーシャル」として毎回アトラクションが変えられている[15]。
- 視聴者の皆さまへのプレゼント ‐ フジコーズによる生コマーシャルコーナー[14]。
- 生放送で何かしたい人 大募集! ‐ 18歳以上の何かをしたい人をプロ、素人問わず募集する[14]。第2回以降はゴングショー形式となり、第3回ではスタッフの検閲をクリアした集合者による『生放送で何かしたい人ゴングショー』にコーナー名も改められた(「大募集!」も集合者を映すコーナー名として継続使用)[16]。
- オールナイト生ライブ ‐ ライブコーナー。初回は真心ブラザーズが出演[14]。
- 夢がモリモリ フジコくじ ‐ 前述のLINEコーナーを再構成したコーナー[16]。選抜されたフジコーズ3名に来てほしい視聴者の「してほしいこと」を、第2回ではLINE、第3回以降は番組TwitterのDMで受け付ける[16]。生放送での移動時間の都合から移動範囲は都内限定。
スタッフ
- 総合プロデューサー:秋元康
- テーマソング:ヘッドフォンの中の世界「Friday overnight」(ユニバーサル ミュージック)
- キャラクターデザイン:アサミカヨコ
- タイトルロゴ:Kaho
- ナレーター:小室瑛莉子(フジテレビアナウンサー)
- 構成:川嶋結衣【毎週】、狩野孝彦、樅野太紀、ビル坂恵、片岡章博【週替わり】
- 美術プロデューサー:三竹寛典
- デザイン:小濵まほろ
- アートコーディネーター:村瀬大、中澤琴音
- 大道具:渡辺桃加
- 装飾:菊地誠
- アクリル装飾:伊藤幸枝
- 植木装飾:小笠原了平
- メイク:山田かつら
- 楽器:鈴木大輔
- TP:畠山直人
- TD/SW:高瀬和彦
- CAM:村上信介
- VE:松田和樹、皆本翔太【週替わり】
- 音声:福岡優紀、成澤隆介【週替わり】
- PA:白鳥慎一郎、長谷川大輔【週替わり】
- CA:竹内萌華
- 照明:萩原勝大、楢橋秀満【週替わり】
- CG制作:坂田亜希穂、武村吉雄
- マルチ:河本祥太、酒井勇輔【週替わり】
- 編集:葉柴栄次、林迪晴
- MA:泉英理奈
- 音響効果:髙橋玲南
- 技術協力:fmt、サンフォニックス、共テレ、テレサイト、放映サービス、田中電設、東京チューブ、デジデリック
- 協力:(楽天チケット)
- TK:海老澤廉子【隔週】、槇加奈子、髙木美紀、山口奈保美【週替わり】
- デスク:弦牧和子
- 広報:齋田悠
- 企画統括:太田一平
- AD:大岩玲奈、江邑麗香、堤啓太、米谷颯太【毎週】、髙橋奈々、櫛部遥、原亮太、月井悠太、八木淳志、鵜飼和也、木下健己、横山楓人、金田知砂、加藤真悠里、多口由紀音【週替わり】
- FD:川名良和(合同会社フロアーズANDカンパニー、2023年4月29日 - )【隔週】
- ディレクター:花輪研斗【毎週】、鈴木崇志、落岩将平、佐藤圭、中原芳、大貫隼斗、金井克仁、一場輝、伊藤嘉彦、髙橋健二【週替わり】
- AP:辻本麻莉(2023年4月29日 - )、森本有紀子(2023年5月19日 - )【週替わり】
- プロデューサー:宮木正悟、山科智稔、早川和希【毎週】、福永勇樹、永瀬琢也、神尾昌宏【週替わり】
- 演出:島田和正、筧大輝、玉野鼓太郎
- チーフプロデューサー:松本祐紀
- 制作協力:ジーヤマ、トップシーン、D:COMPLEX【週替わり】
- 制作:フジテレビ編成制作局バラエティー制作センター
- 制作著作:フジテレビ
脚注
注釈
- ^ 公式サイト・SNS開設前までは「フジコガールズ」と名付けられていた。
出典
- ^ 「「オールナイトフジ」32年ぶり復活 MCはオズワルド伊藤俊介、さらば青春の光森田哲矢が濃厚」『nikkansports.com』日刊スポーツ新聞社、2023年2月1日。2023年2月2日閲覧。
- ^ a b 「オールナイトフジ 4月“復活” 石橋貴明、松本明子らで数々の伝説 司会候補にオズワルド伊藤」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2023年2月1日。2023年2月2日閲覧。
- ^ 「フジ系「オールナイトフジ」4月から32年ぶりに〝復活〟」『SANSPO.COM(サンスポ)』産経デジタル、2023年2月1日。2023年2月2日閲覧。
- ^ “『オールナイトフジ』誕生から40年の時を経て、毎週金曜深夜、タイトル新たに『オールナイトフジコ』として復活!”. フジテレビ (2023年3月3日). 2023年3月31日閲覧。
- ^ [1] 『WEBザテレビジョン』オールナイトフジコの放送情報
- ^ テレビ静岡2023年春改編情報
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年4月15日). “オールナイトフジコ、女子大生へのLINEメッセージ企画で注意喚起「卑わいな言葉や画像を送ったり、誹謗中傷を送ったりするのはやめていただきたい」”. サンスポ. 2023年4月16日閲覧。
- ^ a b 峯岸みなみ&村重杏奈、フジ新番組「オールナイトフジコ」レギュラー出演決定 女子大生15人“フジコガールズ”も新結成 - モデルプレス
- ^ オールナイトフジコ - フジテレビ
- ^ a b c “フジ新番組「オールナイトフジコ」注目の女子大学生3人 “日本一”の経歴持つ美女も - モデルプレス”. モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース (2023年4月14日). 2023年4月16日閲覧。
- ^ “もえあず「オールナイトフジコ」に“コネ出演”事務所後輩の美人バーテンダー渚カオリと共演”. 日刊スポーツ (2023年4月22日). 2023年4月23日閲覧。
- ^ “フジ新番組「オールナイトフジコ」、サウナトークで女子大生が上着を脱ぎ「さらば」森田哲矢が驚く…「打ち合わせでもないことが起こってます」”. スポーツ報知 (2023年4月15日). 2023年4月17日閲覧。
- ^ 第1回では港浩一、秋元康、指原莉乃、大多亮、矢島健二、青山なぎさ、野口衣織、諸橋沙夏、佐々木舞香、飛び込みでカンニング竹山が出演。
- ^ a b c d e “オールナイトフジコ 2023/04/15(土)00:55 の放送内容 ページ1”. TVでた蔵 (2023年4月15日). 2023年4月16日閲覧。
- ^ “元マスカッツRioさん、久々TVで変わらぬ美貌「一般人」報告もブルブル告知 さらば森田「青春」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年4月29日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ a b c “オールナイトフジコ 2023/04/29(土)00:55 の放送内容 ページ1”. TVでた蔵 (2023年4月29日). 2023年4月30日閲覧。