概要
大阪府大阪市港区に所在する超高層ビルである。弁天町駅一帯の再開発地区・旧名「大阪リゾートシティ(ORC)」の一角に立地する。再開発地区内は幾つかの街区に分かれ、それぞれに名称がつけられており、オークプリオタワーが立地する街区は「4番街」に区分されている[1]。「1番街」にはOSAKA BAY TOWERメインタワー(旧「ORC200」)、さらに近隣にはクロスタワー大阪ベイと、周辺には200メートル級の超高層ビルが林立している。
沿革
都市基盤整備の一環として、弁天町駅の周辺の再開発が立案された。弁天町駅一帯はORC200として一体的に再開発されることになり、その一つとしてオークプリオタワーの建築が決定された。大和銀行、住友信託銀行、三菱信託銀行、三井信託銀行を建築主とし、1988年3月に建設が開始された。1993年2月に竣工し、1993年3月にオープンした。施工は竹中工務店、清水建設、奥村組によるジョイントベンチャーが担当した。
施設
2階から7階までの低層階は、企業のオフィスや店舗が入居している[1]。8階から50階までの高層階は、マンションとして利用されている[1]。なお、オフィスや店舗とマンションでは、動線が分けられている。たとえば、オフィスや店舗のためのエントランスは2階に設けられているが、マンションの居住者のためのエントランスは1階に設けられている[1]。
構造
- 地上:50階
- 地下:2階
- 敷地:3万123平方メートル
- 戸数:353戸
- 高さ:167.4メートル
建築・施工
交通
入居機関
- アテナ
- アクアプロ
- ウィル賃貸保証
- セイウ株式会社
- 大阪港厚生年金基金
- 大阪市住宅供給公社
- 大阪商工会議所
- 協和エンジニアリング
- 恵命堂
- ケーエムコーポレーション
- しのびや
- 大和設計
- ディアイスクエア
- ディーバイシー
- ナカムラエアーエクスプレス
- ナカムラロジスティクス
- 中間貯蔵・環境安全事業
- ワンズウェイ
- フジトランスコーポレーション
- 大樹生命保険
脚注
関連項目
外部リンク
- ORC200-OSAKA RESORT CITY-
- オークプリオタワーレジデンス オーク4番街