エールフランス‐KLM(Air France-KLM、Euronext: AF )は、フランスのエールフランスと、オランダのKLMオランダ航空の持株会社である。2社の3部門(旅客輸送、貨物輸送、整備事業)から成り立っているヨーロッパ最大の航空会社グループである。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | Euronext: AF |
業種 | 航空 |
設立 | 2004年 |
創業者 | エールフランス |
本社 | トランブレ=アン=フランス |
主要人物 | (ベンジャミン・スミス) (ピーター・ハートマン) |
製品 |
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売上高 | €26.515 billion (2018)[1] |
営業利益 | €1.332 billion (2018)[1] |
利益 | €411 million (2018)[1] |
総資産 | €29.057 billion (2018)[1] |
所有者 | フランス政府およびオランダ政府 |
従業員数 | 84,714 (2018)[1] |
概要
2004年5月5日に両会社間で特殊会社の方式で経営統合がおこなわれ、共同経営を開始した。(代表執行役 (DG) )は、エールフランスの代表執行役 (DG) でもあるピエール・アンリ・グルジョン (Pierre-Henri Gourgeon) が務めている。 共同経営することによって、会社間で協力し合え売り上げも伸びることから、共同経営を開始し、現在は総営業収益でヨーロッパにおいて首位となっている。(営業収益:世界第1位、マーケットシェア:ヨーロッパ第1位)[2]
スカイチームに加盟し、シャルル・ド・ゴール空港(フランス・パリ)と、アムステルダム・スキポール空港(オランダ・アムステルダム)をハブ空港とする。
1つのグループとしてネットワークを活かしながらそれぞれ独自のサービスを展開している。このグループの年間輸送旅客の合計は約7,350万人、スタッフは10万人以上、そして合計560機以上の航空機を保有し、1日約2,500フライト、世界240都市以上へ運航している。
傘下の航空会社
Flying Blue/フライング・ブルー
エールフランス、KLMオランダ航空共通のマイレージプログラムである。2005年6月6日よりサービスが開始された。両者ともにスカイチームメンバーであるため、エリート資格のサービスやマイルの利用・獲得はスカイチーム加盟各社で利用できる。
エールフランス、KLMオランダ航空をはじめ、スカイチーム便、提携航空会社やホテル、レンタカー、クレジットカードなどの提携130社以上でマイルの獲得や特典を利用できる。さらに同社便・提携会社便の利用回数・距離に応じてアイボリー、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのエリート会員となる制度を持つ。
提携航空会社
関連項目
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)(フランス語)