ロイヤル・エア・モロッコ(英語:Royal Air Maroc, アラビア語: الخطوط الملكية المغربية)はモロッコ最大の都市カサブランカに拠点を置く航空会社。
設立 | 1957年 |
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ハブ空港 | ムハンマド5世国際空港 |
焦点空港 | マラケシュ・メナラ空港 イブン・バットゥータ国際空港 パリ・オルリー空港 |
マイレージサービス | Safar Flyer |
会員ラウンジ | Casablanca Lounge |
航空連合 | ワンワールド |
親会社 | Royal Air Maroc Group |
保有機材数 | 60機 |
就航地 | 103都市 |
本拠地 | カサブランカ |
代表者 | Driss Benhima (CEO) |
従業員数 | 5413 |
外部リンク | http://www.royalairmaroc.com/ |
1957年に創業して以来、モロッコのいわゆる「フラッグ・キャリア」である。カサブランカのムハンマド5世国際空港をハブ空港としており、アラブ航空会社機構(AACO)の一員でもある。
モロッコ国内線はもちろん、アフリカ各地や中東、ヨーロッパ、北アメリカと幅広いネットワークを有している。特に旧宗主国のフランス路線は多い。
ロイヤル・エア・モロッコ・ホールディングス傘下には、アトラス・ブルー(Atlas Blue)、(アトラス・カーゴ)(Atlas Cargo)がある。かつてはセネガル国際航空(Air Senegal International)もあったが、2009年4月に運航を停止した。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している [1]。2020年からはワンワールドへ加盟[2]。これに併せて、「member of Oneworld」特別塗装をまとったB787-8(機体番号:CN-RGB)がお披露目されている。
保有機材
ロイヤル・エア・モロッコの機材は以下の航空機で構成される[3][4] (2020年現在):
運用中
- (ボーイング737-800) 30機
- ボーイング737 MAX 8 2機(さらに2機を発注中)
- (ボーイング767-300ER/BCF) 1機
- ボーイング787-8 9機
- (エンブラエル ERJ-190) 4機
- ATR72-600 6機
退役済
- エアバスA320-200 5機
- ボーイング737-200/300/400/500 23機(2012年頃までに全機退役した。)
- (ボーイング737-700) 6機
(2022年5月全機退役)
- ボーイング747-400 1機(2018年9月に運航を終了した[5]。2020年4月からはモロッコ政府所有の機体としてロイヤル・エア・モロッコ時代とよく似た塗装で運用されている。[6][7])
- ボーイング747-200 1機
- ボーイング747-SP 1機(元南アフリカ航空の機体[8]。1994年にコルセールに売却されたのち、2002年頃から少なくとも2014年頃[9]までフランスのシャトルー・デオル・マルセル・ダッソルト空港にて保管されていた。)
- ボーイング757 2機(2011年頃までに全機退役した。)
出典・脚注
- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ https://www.oneworld-ram.com/
- ^ https://www.royalairmaroc.com/int-en/Travel-Info/Before-the-travel/Fleet
- ^ https://www.planespotters.net/airline/Royal-Air-Maroc
- ^ https://www.infomediaire.net/royal-air-maroc-le-dernier-747-entre-au-garage/
- ^ https://www.jetphotos.com/photo/9701464
- ^ Boeing 747 - MSN 25629 - www.airfleets.net
- ^ “F-GTOM CORSAIR BOEING 747SP”. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “File:F-GTOM (14079065152).jpg”. 2020年7月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Royal Air Maroc(フランス語・英語)
- Royal Air Maroc (@royalairmaroc) - Instagram
- ロイヤル・エア・モロッコ機材詳細