» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

エディ・オフォード

エディ・オフォードEddie Offord)は、イギリス出身の音楽プロデューサーレコーディング・エンジニアである。1970年代初頭から主にイエスエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)などのプログレッシブ・ロック・バンドの作品を手がけてきた。

来歴

大学では薬学を専攻していたが、エンジニアの道に転じて、ロンドンの「Advision Studios」などでキャリアをスタートさせた。レコード原盤制作で最も有名な実績は、イエスとELPの代表作で、共同プロデュースとエンジニアリングを務めたことである[注釈 1]

オフォードの技能で特筆すべきものは、磁気テープの編集作業の卓越したアイデアと技術である。彼はテープ編集によって楽曲を再構築するだけではなく、マルチトラック・テープの録音に別のマルチトラック・テープに録音された別テイクのパートを移して編集するなど、録音機材をあたかも楽器のように自由自在に扱う技術を持っていた。彼のテープ編集技術は、イエスのアルバム『こわれもの』、『危機』、『海洋地形学の物語』に収録された長尺曲の制作において極めて貴重であり、イエスの音楽性に多大な影響を与えて、彼が「6人目のイエス」と呼ばれる所以となった。

その他、パット・アーノルド、テイスト、テリー・リードなど様々なミュージシャンやグループの作品の制作に携わった。

1999年、ミュージック・ビジネスから引退。イエスのファン・サイトに掲載されたインタビューでは、その理由について「音楽はもはや私の人生の中では大きな部分を占めていない」といったことを語っている[1]。現在、南カリフォルニアで暮らしている。

エピソード

ELPのアルバム『タルカス』に収録されている曲「アー・ユー・レディ・エディ (Are You Ready Eddy?)」は彼を題材にした曲である。

1972年、イエスを脱退したビル・ブルーフォードの後任として、アラン・ホワイトを推薦した。彼は、イエスにはもう少しロック色が強いドラマーが必要なのでは、と考えたという[2]

関連作品

アーティスト名 作品名 原題 発売年 担当
エマーソン・レイク・アンド・パーマー エマーソン・レイク・アンド・パーマー Emerson, Lake & Palmer 1970 エンジニア
タルカス Tarkus 1971
展覧会の絵 Pictures at an Exhibition 1971
トリロジー Trilogy 1972
イエス 時間と言葉 Time and a Word 1970 エンジニア
イエス・サード・アルバム The Yes Album 1971 プロデュース、エンジニア
こわれもの Fragile 1971 プロデュース、エンジニア
危機 Close to the Edge 1972 プロデュース、エンジニア
イエスソングス Yessongs 1973 プロデュース、エンジニア
海洋地形学の物語 Tales from Topographic Oceans 1973 プロデュース、エンジニア
リレイヤー Relayer 1974 プロデュース、エンジニア
ドラマ Drama 1980 共同プロデュース
結晶 Union 1991 共同プロデュース
リヴォン・ヘルム & RCOオールスターズ リヴォン・ヘルム & RCOオールスターズ Levon Helm & RCO All Stars 1977 エンジニア
テイスト オン・ザ・ボード On the Boards 1970 エンジニア
ロリー・ギャラガー ロリー・ギャラガー Rory Gallagher 1971 エンジニア
スティーヴ・ハウ ビギニングス Beginnings 1975 共同プロデュース
デヴィッド・サンシャス True Stories True Stories 1978 共同プロデュース、エンジニア
Just As I Thought Just As I Thought 1979
ザ・ドレッグス インダストリー・スタンダード Industry Standard 1982 共同プロデュース
(パラス) ザ・センティネル The Sentinel 1984
311 ミュージック Music 1993
グラスルーツ Grassroots 1994
ナショナル・ヘッド・バンド アルバート 1 Albert 1 1971

その他には、T.Lavitz (元・The Dregs) のソロ・アルバムや、アメリカのプログレッシブ・ロック・バンド Art in America のアルバムにおいてもプロデューサーとしてクレジットされている。

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 「Notes From the Edge - Conversation with Eddy Offord [NFTE #234]」にて公開
  2. ^ Morse (1996), p. 41.

注釈

  1. ^ ELPの作品ではエンジニアリングを務めた。プロデューサーはメンバーのグレッグ・レイクであった。

参考文献

  • Morse, Tim (1996), Yesstories: Yes in Their Own Words, St. Martin's Press, ISBN (0-312-14453-9) 

外部リンク

  • Notes From the Edge - Conversation with Eddy Offord (NFTE #234) (英語)
  • エディ・オフォード - Discogs
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。