株式会社エコールソフトウェア (Ecole Software Corp.) はアーケードゲームやコンシューマーゲーム等を開発・販売、ボーカル教室の運営[1]を手がけている日本の企業。
概要
通称『エコール』。創業者、代表取締役は真鍋賢行[1][2]。
本社は設立当初大阪市港区にあったが、池田市、尼崎市への移転を経て、現在は兵庫県西宮市にある。
ゲーム業界参入以前は、CAD関連のソフトウェアを開発していた。1995年11月22日発売の『ぱっぱらぱおーん』でゲーム業界に参入。2作目となるガンシューティング『デスクリムゾン』で、良くも悪くも一躍有名になる(理由は『デスクリムゾン』の項目を参照)。
他には、知感パズル『ムサピィのチョコマーカー』が一部のパズルファンに高評価を得る。また、自社名エコールの名義の他、ギャルゲー用ブランドのレインディアや、ゲイゲーム用ブランドのギズモがある。また、PC用同人ゲームとして話題になった『MELTY BLOOD』のアーケード移植版『MELTY BLOOD Act Cadenza』(メルティブラッド アクト カデンツァ)の移植を担当し、アーケードにおいて同社初の大ヒット作品となった。それ以降、その路線へシフトしつつある。
2013年からはボーカル教室「ボーカル教室FUN」の運営も行っている[3]。なおボーカル教室の運営では利益を得ていない[2][4]。
沿革
主なゲーム
エコールソフトウェア
- 1995年 - (ぱっぱらぱおーん)(セガサターン)
- 1996年 - デスクリムゾン(セガサターン)
- 1998年 - せがた三四郎_真剣遊戯 (セガサターン、販売はセガ)
- 1999年 - デスクリムゾン2 -メラニートの祭壇-(ドリームキャスト)
- 2000年 - デスクリムゾンOX(アーケード/NAOMI)
- 2001年 - デスクリムゾンOX(ドリームキャスト)
- 2001年 - デスクリムゾンOX 北米版(北米版ドリームキャスト)
- 2002年 - ムサピィのチョコマーカー(アーケード/NAOMI)
- 2002年 - ムサピィのチョコマーカー(ドリームキャスト)
- 2003年 - デスクリムゾンOX+(PS2)
- 2005年 - MELTY BLOOD act cadenza(アーケード/NAOMI)
- 2007年 - MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B(Microsoft Windows)
- 2007年 - アルカナハート(PS2版、販売はAQインタラクティブ)
- 2008年 - MELTY BLOOD Actress Again(アーケード/NAOMI)
- 2009年 - (すっごい!アルカナハート2)(PS2版、販売はAQインタラクティブ)
- 2009年 - MELTY BLOOD Actress Again (PS2)
- 2010年 - MELTY BLOOD Actress Again Current Code(アーケード/RINGWIDE)
- 2012年 - UNDER NIGHT IN-BIRTH(アーケード/RINGEDGE)
- 2014年 - 電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(アーケード・PS3・PS Vita版。フランスパンとの共同開発。販売元はセガ)
- 2015年 - 電撃文庫 FIGHTING CLIMAX IGNITION(アーケード・PS3・PS4・PS Vita版。共同開発や販売元は同上)
レインディア
- 1998年 - (セガサターン/PlayStation)
- (販売元はメサイヤ)
- 2003年 - (Blue-Sky-Blue【s】 -空を舞う翼-)(ドリームキャスト)
- 2004年 - (うたう♪タンブリング・ダイス)(ドリームキャスト)
- 2004年 - うたう♪タンブリング・ダイス 〜私たち3人、あ・げ・る〜(PlayStation 2)
- (上記3作品は、Emuの同名PC用ゲームからの移植)
- 「ドリーム・ジェネレーション」は有限会社レインディアの名義で、そのほかはエコール内のブランドという名義である。
ギズモ
- 2003年 - (Cox-Bax)(Windows 98 / Me / 2000 / XP)