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イカゲーム

イカゲーム』(: 오징어 게임: Squid Game)は、Netflixでシリーズ配信されている韓国のサバイバルドラマ。主人公のソン・ギフンが大金をかけた命がけのサバイバルゲームに巻き込まれ、他の参加者と共に生き残るために奮闘する姿を描く。シリーズのタイトルは、同名の韓国の子供の遊びが由来。監督・演出・脚本はファン・ドンヒョクが手掛けた。美術監督はチェ・ギョンソン[1]

イカゲーム
ジャンル アクション
サスペンスドラマ
デスゲーム
サバイバル
原作 ファン・ドンヒョク
脚本 ファン・ドンヒョク
監督 ファン・ドンヒョク
演出 ファン・ドンヒョク
出演者 イ・ジョンジェ
パク・ヘス
ウィ・ハジュン
チョン・ホヨン
オ・ヨンス
(ホ・ソンテ)
(トリバティ・アヌファム)
(キム・ジュリョン)
国・地域  大韓民国
言語 朝鮮語
シーズン数 1
話数 9 (各話リスト)
各話の長さ 32 - 63分
製作
制作 Siren Pictures Inc.
公式ウェブサイト
配信
配信サイトNetflix
配信国・地域190か国(日本含む)
配信期間2021年9月17日 - 全話配信済
配信ページ
(テンプレートを表示)
イカゲーム
英語ロゴ
各種表記
ハングル 오징어 게임
発音 オジンオ ゲイ
RR式 Ojingeo Geim
MR式 Ojing(-)ŏ Keim
英語表記: Squid Game
(テンプレートを表示)

主演のイ・ジョンジェのほか、パク・ヘスウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、オ・ヨンス、ホ・ソンテ、キム・ジュリョン等が出演した。

ファンは、自身の経済的に困窮した体験と様々なサバイバルゲームを描いた作品から物語の着想を得て、2009年に脚本を執筆した。しかし、出資に応じる制作会社が見つからず制作を断念していた。2019年9月にNetflixでの制作を発表し、2021年9月17日に全世界(一部地域除く)で公開された。

2021年11月時点でNetflixで最も視聴されているシリーズであり、94か国でランキング1位を獲得している[2][3]

Netflixは2022年6月にシーズン2の制作を正式発表した[4]

あらすじ

バツイチの父親で、高利貸しから追われているソン・ギフンは、老いた母親と経済的に困窮した日々を送っていた。ある日、ギフンは地下鉄でスーツ姿の男性からお互いの金を賭けてめんこをしないかと誘われ、勝負をする。勝利したギフンは男から、もっと高い賭け金のゲームをしないかと持ちかけられる。ゲームに参加したギフンは、そこでギフンの幼馴染でソウル大学首席のチョ・サンウ、脳腫瘍を患う老人、脱北者の少女らと出会う。

ゲーム「だるまさんがころんだ」が始まり、最初の脱落者が目の前で射殺され、その後も動いた参加者たちが次々と射殺されていく。ギフンたちが参加したゲームはプレイヤーの死者数で賞金が決まる、死のゲームだった。

登場人物とキャスト

メインキャスト

 
イ・ジョンジェ (ソン・ギフン, 番号456)
 
パク・ヘス (チョ・サンウ, 番号218)
 
ウィ・ハジュン (ファン・ジュノ刑事)
 
チョン・ホヨン (カン・セビョク, 番号067)
ソン・ギフン (성기훈)(No.456)
演 - イ・ジョンジェ[5]、日本語吹替 - 坂詰貴之[6]
本作品の主人公。老齢の母親と同居し、運転代行として働く傍ら、母親の金でギャンブルに明け暮れ、高利貸しから追われる自堕落な生活を送っている。サンウ曰く『優しすぎる』『人の世話ばかり焼く』との事で、自分を犠牲にしてまで他人を助けようとする節がある。
ゲーム参加時の年齢は47歳。債務額は1億6000万ウォン、ローンは2億5500万ウォン。
テハン工業高校卒業後、自動車メーカーのドラゴンモータースを10年前に希望退職し、飲食業などの事業を始めたがどれも失敗。ギャンブルなどにより多額の債務を抱え、妻との間に10歳の娘がいるが、3年前に離婚したことで娘の親権を奪われる。母親から再婚した妻が娘と新しい父親の仕事の関係でアメリカに転居することを聞き、娘の親権を取り戻すためにイカゲームへ参加する。
投票によるゲーム中断後、母の糖尿病が悪化していたことが判明し、母の手術費用のためにゲームの再参加を決意する。
チョ・サンウ (조상우)(No.218)
演 - パク・ヘス[7]、日本語吹替 - 中川慶一[6]
ソン・ギフンの幼馴染で後輩。ソウル大学経営学部首席の秀才。
投票によるゲーム中断後、母の財産や家と店の金を全部つぎ込み、デリバティブで60億ウォンの負債を抱えていることをギフンに打ち明ける。更に横領私文書偽造詐欺などの容疑で警察から追われる毎日を過ごしている。ゲーム中断後、浴槽に横たわり練炭で自殺を図ったが、運営スタッフからのインターホンで我に返り、ゲームの再参加を決意する。
当初はギフンや他のプレイヤーたちと手を組んでいたが、第4ゲーム『ビー玉遊び』で、アリを騙して脱落させたり、最終ゲーム前に重傷を負ったセビョクを自分の都合で殺害するなど、賞金のために手段を選ばない悪役となりギフンの前に立ちふさがる。
最終ゲーム『イカゲーム』で敗北し、ギフンが多数決ルールを使って2人で棄権しようと提案したが、ギフンに母親のことを託し、ナイフで自決する。
ファン・ジュノ (황준호)
演 - ウィ・ハジュン、日本語吹替 - 榎木淳弥[8]
韓国警察に所属する若い男性警察官。失踪した兄の行方を探っており、兄が滞在していた受験生寮で見つけたカードと同じものを警察署に駆け込んできたギフンも持っていたことから、ギフンを追跡する。
車ごと参加者を運ぶフェリーで運営スタッフを車内で襲って「〇」の仮面と衣服を盗み、ゲーム会場へと向かう輸送船に侵入。運営スタッフ“29番”としてゲームに紛れ込んだ。
その後、規律違反でフロントマンに罰せられた上官の死体から「□」の仮面を奪い昇進する。
VIP到着後は給仕のマスクを奪いVIPルームに潜入するがフロントマンに見つかり断崖絶壁まで追い詰められた後、フロントマンが実の兄だと知ることになるが左肩を撃たれ海に転落した。
カン・セビョク (강새벽)(No.067)
演 - チョン・ホヨン[9]、日本語吹替 - 國立幸
家族のために大金を必要としている、切迫した状況の脱北者。父を脱北の際に亡くし、母は公安によって強制送還された。弟は一緒に脱北し韓国の施設にいる。名前のセビョクは夜明けを意味する。一匹狼ものの、シーズン1が進むにつれ、徐々にギフンと助け合うようになる。第5ゲーム『飛び石ゲーム』の最後に、ガラスの破片で腹部に重傷を負う。
その後、最後の晩餐後、食事に使ったナイフを各自運営に手渡され、重傷である事とギフンと組んでゲーム中止されたくないとの理由でサンウにより首を刺されて死亡する。
オ・イルナム (오일남)(No.001)
演 - オ・ヨンス、日本語吹替 - 伊藤和晃[10]
脳腫瘍を患う老齢の男性。ゲームを純粋に楽しんでおり、第1ゲーム『だるまさんがころんだ』で、プレイヤーたちが次々と射殺される中で動じることなく進み、笑顔でゲームをクリアした。ゲームの中止を決める多数決では、番号の大きい順からの投票であるため、最後に投票することになった。続行と中止の数が100対100で同数となり、イルナムが中止を選んだため、プレイヤーたちは全員帰宅することに成功した。その後コンビニでギフンに再会し、脳腫瘍で余命がわずかであることを語り、もう一度ゲームに賭けてみたいと、ゲームの再参加を告げた。
第4ゲーム『ビー玉遊び』にてギフンと勝負し最後にビー玉を譲ったことで脱落し、射殺されたかに思えたが、シーズン1最終話に再登場し、ギフンをスカイタワーへ呼び寄せ、彼に自分がこのイカゲームのオーナーだったことを明かし、最後のゲームを持ち掛ける。勝負を終える頃には、既に事切れていた。
チャン・ドクス (장덕수)(No.101)
演 - (ホ・ソンテ)(英語版、朝鮮語版)、日本語吹替 - 相沢まさき
顔の左下あたりに蛇のタトゥーをしている、ギャング組織の下で働いていた半グレのリーダー格。ギャング組織のお金に手を出し、組織から追われる身となる。投票によるゲーム中断後、元部下に裏切られフィリピンマフィアに襲われるも元部下を殺害して橋から飛び降りて逃げ切り再参加する。第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、ハン・ミニョに復讐心から道連れにされて落下死した。
アリ・アブドゥル (알리 압둘)(No.199)
演 - (トリバティ・アヌファム)(英語版、朝鮮語版、ヒンディー語版)、日本語吹替 - 佐藤せつじ
パキスタンからの出稼ぎ労働者。職場である工場の社長から半年以上に渡り給料を差し止められ、苦しんでいる。投票によるゲーム中断後、職場に出向き、社長に「給料を払ってください」と訴えたが、まともに取り合ってもらえなかったことで激高し揉み合いとなり社長の手に重傷を負わせた。その際、落とした封筒の金を妻に渡し、今すぐに子供を連れて帰国するように言いゲームの再参加を決意する。
職場での名残から「~~~です社長」が口癖。左手の薬指と小指がない。怪力の持ち主で、第1ゲーム『だるまさんがころんだ』ではギフンが転倒し、脱落しそうになるのを片手の腕力だけで持ち上げ助けている他、第3ゲーム『綱引き』では最後尾を担当している。第4ゲーム『ビー玉遊び』にてサンウに騙されて脱落し、射殺される。
ハン・ミニョ (한미녀)(No.212)
演 - (キム・ジュリョン)(英語版、朝鮮語版)、日本語吹替 - 小松由佳
痛んだ長髪が特徴の女性。第2話で「お金は必ず返します。私には生まれたばかりの子供がいるんです。帰らせてください」と運営に懇願している(事実かどうかは不明)。狡猾な性格で、腟内にタバコを隠して持込みトイレで喫煙したり、ギフンに詐欺で前科5犯であると自慢げに語っている。
おどけた態度や、挑発的な言動が多く、本作の第1シーズンにおけるコミックリリーフ的な存在である。名前のミニョは美女を意味する。
強い者に取り入ろうとして第2ゲームでドクスに手を貸した上にその後性行為を行ったが、第3ゲーム開始前にドクスからグループを追い出されたことで、裏切ったドクスを目の敵にする。最終的にギフンのグループに強引に加わった。
第4ゲーム開始前のペア決めで誰とも組めずスタッフに連れていかれるが、運営の「疎外された弱者は捨てない」という意向で不戦勝となった。第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、ドクスを道連れにして落下死した。

プレイヤー

イ・サンヒ (이상희) (No.017)
演 - ト・ジョンス
ガラス製造業で33年間勤務経験があり、光の加減で強化ガラスと通常のガラスを見分けることができる。
第5ゲーム『飛び石ゲーム』ではその持ち前の知識を発揮し順調に渡っていったが、それでは面白くないというV.I.Pの意見により、ゴールまでの照明を消されてしまったため、ビー玉で対処するも、使えないと判断したサンウにより突き落とされ、死亡する。
ビョンギ (병기) (No.111)
演 - (ユ・ソンジュ)(英語版、朝鮮語版)
眼鏡をかけた中年男性のプレイヤー。ゲームに参加する以前は医者をしており、詳細は不明ながら医療事故を引き起こしたことが運営スタッフによって語られている。ゲーム開始時点から一部の運営スタッフたちと手を組んでおり、彼らが組織に内緒で行っていた脱落者の臓器売買を手伝う見返りとして、事前にゲーム情報を入手していた。
第4ゲーム前の“仕事”の最中に手を組んでいたスタッフと仲違いを起こし、結果としてフロントマンたちに今までの行いが露見。運営側がゲーム進行上で最も重要視している「平等」という原則をゲーム情報の事前入手という形で違反したとして、手を組んでいた4人の運営スタッフ共々その場で射殺され、第4ゲームへの移動中に天井から吊るされプレイヤー達に晒された。
ノ・サンフン (노상훈) (No.119)
演 - ユン・ドンソン
第2ゲーム『カタヌキ』で傘の絵を選んだが失敗し、「△」のスタッフに撃たれそうになった所で、ゲームで使用した針でスタッフの目を刺し銃を奪う。その後「□」のスタッフを人質に取り仮面を外すよう促したが、スタッフが青年であることにショックを受け奪った銃で頭を撃ち自殺する。
ジヨン (지영) (No.240)
演 - イ・ユミ、日本語吹替 - 久保ユリカ[11]
鼻に通したピアスが特徴的な若い女性の参加者。命懸けのゲームの最中にあってもどこか無気力で虚ろな雰囲気を漂わせており、第3ゲーム『綱引き』のチーム決めで一人あぶれていたところをセビョクに声をかけられ、そのままギフン一派に加わる。
ゲームに参加する以前は刑務所に服役しており、牧師だった父親から日常的に性的暴行を受けていたこと、その父が母を殺し、そして自分が父を殺したことが第4ゲームで語られている。
第4ゲーム『ビー玉遊び』で、セビョクに勝ちを譲って脱落し、射殺される。
チョン・ミンテ (번정민태) (No.322)
演 - イム・ギホン
2話で初登場。 第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、ミニョに突き飛ばされた挙げ句ドクスによって転落死した。

名称不明プレイヤー

ドクスの手下となる髭男(No.040)
演 - ユン・ヨンギュン
第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。髭を生やし長髪を後ろで結んでいる。
第4ゲーム『ビー玉遊び』で脱落し、射殺される。
数学教師の男(No.062)
演 - (イ・ドゥソク)(朝鮮語版)  
口が達者で、第4ゲームでのペア決めの際、まだペアが決まっていなかったギフンに対して自分の有用性を熱心に売り込んでいた。
また数学教師だけあって計算も得意であり、第5ゲーム『飛び石ゲーム』において、自分がクリアできる確率が絶望的に低いことを察していたことから、勢いだけで一気に進んでいくも途中で脱落した。
夫婦で参加した男(No.069)
演 - (キム・ユンテ)(朝鮮語版)
妻である70番と2人でゲームに参加していた。第4ゲームをクリアするが、妻を失ったショックから立ち直ることができず、多数決による棄権を提案したが、誰にも聞き入れてもらえないどころかサンウに激怒された。第5ゲーム前に縊死した。
夫婦で参加した女(No.070)
演 - (イ・ジハ)(朝鮮語版)
夫である69番と2人でゲームに参加していた。第4ゲーム『ビー玉遊び』で脱落する。
臆病な男(No.096)
演 - チョン・ウヒョク
第5ゲーム開始前のゼッケン選びの際にギフンに、一番前で堂々と生きたいから1番を譲って欲しいと懇願し、譲ってもらったが、ゲームの性質上番号が早い方が不利であることに気づかず、あえなく落下死する。
118番の男(No.118)
演 - ホン・ウジン
第1ゲーム開始前にギフンに話し掛けている。第1ゲーム中に動きを感知されたのか左の太股を撃たれ倒れてしまい、ギフンの足首を掴み助けを求めるが振りほどかれてしまう。その後動きを感知されて完全に脱落する。
196番の男(No.196)
演 - キム・ドンヒョン
第3ゲーム開始前にサンウに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。
告発の女(No.198)
演 - キム・ヒソ
第2ゲーム終了後の食事の時間にてドクスたちが列に2回並んだ事を運営やプレイヤー達の前で告発する。
その後の就寝時間になり消灯後、特別ゲームが開始されドクスに割れたビンで首を滅多刺しにされ殺害された。
牧師の男(No.244)
演 - キム・ソヒョン
第3ゲーム開始前にギフンに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。
恐怖のあまりゲーム中に牧師としての信仰心に再び目覚め、祈りを捧げ続ける。
第5ゲーム『飛び石ゲーム』で、途中で座り込んで懺悔し始めたことで他のプレイヤーと揉みあいになり、突き落としてしまうが、直後自身も後ろにいたプレイヤーに突き落とされ、死亡した。
250番の男(No.250)
演 - (パク・ジフン)(朝鮮語版)
第1ゲーム開始前に324番の男性から賭けを要求され、100万ウォンを提案する。ゲーム開始後すぐに突然目の前で倒れた彼に近付いた際に吐血したのを見て怖じ気付き、逃げようとした所を感知されて脱落する。
抗議の男(No.271)
演 - ミン・タイリツ
第2ゲーム終了後の食事の時間でドクスたち5人が列に2回並んで2人分の食事を取った為、自分の食事が貰えなかった。その事を問い詰めてドクスの食事を奪おうとするが、ドクスに反撃され暴行を受けて殺害された。
276番の男(No.276)
演 - クリスチャン・ラガヒット
第3ゲーム開始前にアブドゥルに声を掛けられ、ギフンのグループに加わる。
ドクスの手下となる小太りの男(No.278)
演 - クァク・ジャヒョン
第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。
ドクスに付き従うが、第4ゲームでドクスの対戦相手となった際、挑発するなど敵意をむき出しにする。
最初は優勢だったが最終的には逆転され、脱落。
ドクスの手下となる男(No.303)
演 - キム・ドンウォン
第2ゲーム開始前にドクスの手下となる3人のうちの1人。
306番の女(No.306)
演 - ヤン・ミソン
第1ゲームで250番の男性が目の前で脱落した際に、彼の返り血を浴びて絶叫した所を感知されて脱落する。
彼女の悲鳴をきっかけに多くのプレイヤーがパニックになり逃げ出そうとした為、半数近くもの脱落者が出てしまう。
金髪の男(No.324)
演 - (イ・ハンソル)(朝鮮語版)
第1ゲーム開始前に250番の男性に賭けを要求する。
ゲーム開始後すぐにトップで躍り出るが、動きを感知されて脱落する。最初のゲーム脱落者。

運営側の関係者

フロントマン(支配人)/ ファン・イノ (황인호)
演 - イ・ビョンホン、日本語吹替 - 土田大
CG効果で何色も変えて見せているフード付きコートに黒い仮面をつけた男。ギフンたちが参加したゲームの運営責任者であり、監視ルームで運営スタッフたちの指揮を執っている。ゲーム会場の最上階に設けられた専用フロアのモニターでゲームの動向を監視している。勤務中に仮面を外す等、違反を犯した運営スタッフを銃で殺害する。ゲームに於いては「平等」を大切にしており、ゲーム内容を事前に教えてもらったプレイヤーや教えた運営スタッフは容赦無く射殺する。
第5ゲーム以降は会場に到着したVIPの案内対応を担当しながら、忍び込んだ警察官を始末するため、会場内を探索している。
ゲームの運営責任者を務める前は元警察官で侵入者であるファン・ジュノの実の兄。2015年の大会で132番で参加して優勝した。
運営スタッフ(管理者・兵士・作業員)
ピンクの衣装に黒い全頭仮面を着用した運営スタッフ。仮面に正方形「□」、三角形「△」、円形「〇」の3つの図形が描かれている。
「□」は管理者の役割で、各スタッフの管理やプレイヤーの行動を監視ルームで24時間監視している他、一部ゲームの進行役も務める。3つの図形の中では最も階級が高く、VIPへの応対も担当している。「〇」と「△」は「□」に許可なく先に話してはならない。
「△」は兵士・警備員の役割で、短機関銃拳銃を携帯し、ゲーム内容に違反を犯したプレイヤーや脱落者に対して銃で罰を与える。
「〇」は作業員の役割で、ゲームの準備や各プレイヤー管理・運営の雑務を行う。武装もナイフのみと軽装備であり、銃などを持った相手や腕っぷしの強い相手に襲われた場合、簡単に倒されてしまう。
運営スタッフは「共同区域での仮面強制着用・勤務中は仮面を外す事は禁止」・「他のスタッフやプレイヤーとの会話は禁止」・「勤務以外での外出禁止」の規律が徹底されている。待機部屋は簡素なベッドと洗面台のみであり、食事も参加者と同等の僅かな食事しか貰えてない模様。
ヤン・ボクナム
演 - コン・ユ、日本語吹替 - 諏訪部順一[12]
整った身なりをした男性セールスマン。第1話でギフンの元に突如として現れ、勝てば大金を得られるというメンコ勝負を提案。ギフンが勝利するまでゲームに付き合った末、ゲームの招待状を彼に手渡して去っていった。
素性については全く明かされていないが、ゲームの参加者候補に招待状を配るという役目を担っているらしく、ギフンがゲームにクリアして1年以上経ったあとも、参加者候補と思われる男を相手にメンコ勝負をしている姿が目撃されている。

その他

ソン・ガヨン
演 - (チョ・アイン)(朝鮮語版)、日本語吹替 - 立花日菜
ギフンの娘。両親の離婚後は親権を持った母親に引き取られる。
ギフンの母親
演 - キム・ヨンオク [13]、日本語吹替 - 大西多摩恵
ギフンと二人で暮らす老齢の母親。露天商をしており、ろくに働かない息子を養うために働き詰めの生活を送っている。ギフンいわく、いつか自分の店を持って商売するのが夢だったらしい。
普段は気丈に振る舞っているが、実は以前より密かに糖尿病を患っており、本編開始時点で既に足の切断を検討するほどに悪化していた。借金と娘のことも含め、主人公がゲーム出場を決めた要因となった。
その後の姿はとくに描かれていなかったが、最終話にて自宅アパートの一室で息絶えている姿が描かれており、サンウの母親が数日前から姿が見えないと言っていたことから、おそらくはゲームの期間中に病死したものと思われる。
サンウの母
演 - パク・ヘジン、日本語吹替 - 土井美加
市場で“サンウの鮮魚店”という魚屋を営んでいるサンウの母親。ソウル大卒の優秀な息子のことを心から誇りに思っており、多忙で中々家に帰ってこないことを寂しく思いながらも一途に応援している。
サンウはアメリカに出張中であると信じており、サンウが裏で多額の借金を抱えていること、さらにはその抵当に自分の店が入れられていること、そして多くの犯罪に関与した疑いで警察に追われていることについては一切知らされていない。
ゲーム開始以降は一切登場しなかったが、最終話にて再登場。連絡が取れなくなったサンウのことを心配していた。
1年後、サンウにより魚屋が担保に入れられていた事が判明し廃業、路上でたい焼き屋台を営んでいる。ギフンの頼みでセビョクの弟チョルを引き取ると同時に、サンウに借りた金だとしてギフンから旅行カバン一杯の現金を受け取っている[14]
その他の声の出演
志賀麻登佳久野美咲弘松芹香[15]竜門睦月丹羽正人小野寺悠貴菊地達弘小林愛岡本幸輔松川裕輝佐藤美一武隈史子樋山雄作佐野愛露崎亘峰晃弘濱口綾乃大橋勇人菊池康弘左座翔丸本間沙智子近藤浩徳宮崎遊定岡小百合山岸治雄虎島貴明、(松村夏紀)、田中あいみ高瀬右光田村千恵米田えん山本満太裕樹岩城泰司

エピソードリスト

シーズン 1 (2021年)

話数タイトル初回放送日 監督脚本
1だるまさんがころんだ日
2021年9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
ソン・ギフンは老齢の母親と同居し、その母親の金でギャンブルに明け暮れ、高利貸しから追われる自堕落な生活を送っていた。ギャンブルで儲けた金をスリに奪われ、落胆していたギフンは地下鉄で整った身なりをした男からお互いの10万ウォンを賭けてめんこをしないかと誘われ、勝負をする。金の無いギフンは、男に「金が無いなら体で払ってもらう」と言われ、ビンタされる。何度もビンタされ、やっとの思いで勝利したギフンは、男からとあるゲームに招待される。

ゲームには455人が集まり、ギフンはそこで幼馴染でソウル大学首席のチョ・サンウ、脳腫瘍を患う老人、ギフンのお金を盗んだ脱北者の少女らと出会う。455人のプレイヤーたちは、そこでピンクのジャンプスーツと図形が描かれた黒いマスクを着用したスタッフに、6日間で6つのゲームに勝利すれば、大金を獲得できると説明される。

最初のゲーム「だるまさんがころんだ」が始まり、最初の脱落者が射殺されると、ゲーム会場はパニックに陥る。多くのプレイヤーが逃走するが、動いたプレイヤーは全員射殺される。ゲーム参加を選択したプレイヤーたちも次々と動きを感知され射殺されてしまう。制限時間が残り僅かのところで、ギフンが死体で足を滑らせ脱落しそうになるが、外国人のプレイヤー(199番)に助けられ、ギフンは何とかゲームをクリアし死を免れる。
2地獄
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
456人中255人が脱落し、第1ゲームをクリアしたのは201人となった。ゲーム終了後、多くのプレイヤーがゲームの中止を求めた。同意書の第3条項「過半数の同意で中断可能」を利用し、多数決で過半数が中止を選んだことで、プレイヤー達は全員帰宅することに成功するが、多くのプレイヤーがゲームに再び参加するように招待される。

手術が必要な母を持つギフン、横領などの容疑で警察から追われているチョ・サンウ、北朝鮮にいる母と、一緒に脱北した弟を助けたいカン・セビョク、外国人出稼ぎ労働者で給料の未払いに苦しむアリ・アブドゥル、ギャング組織のお金に手を出し、逃亡中のギャングリーダー、チャン・ドクス、脳腫瘍を患う老人のオ・イルナムなど、多くのプレイヤーがそれぞれの事情からゲームの再参加を決意した。

一方、行方不明になった兄を探していたファン・ジュノ刑事はギフンの後を追い、ゲームに潜入した。
3傘をさした男
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
ファン・ジュノ刑事は運営スタッフを襲い、ゲームの潜入に成功する。ゲームに再参加したのは201人中187人。ギフンたちは、チョ・サンウに次のゲームに向けグループを組むことを提案し、サンウ、オ・イルナム、アリ・アブドゥルと、グループを組む。カン・セビョクはトイレの天井にある鉄格子を開けスタッフを偵察し、そこで砂糖を溶かしているのを発見する。サンウはセビョクから砂糖のことを聞き出し、ゲーム会場で丸、三角、星、傘の図形を見たことで、第2ゲームが「カタヌキ」であると予想するが、同じグループのギフンたちには教えず、ギフンに4つに分かれたほうがいいと提案し、サンウは三角、アリは丸、ギフンは傘、イルナムは星をそれぞれ選んだ。

第2ゲームはサンウの推測通り「カタヌキ」だった。ハン・ミニョ、チャン・ドクスは星、セビョクは三角を選んだ。図形の部分が欠けたり、割れたりした場合は脱落となり、運営スタッフにその場で射殺される。最も難しい傘の型を選んでしまったギフンは苦戦するが、カルメ焼きの裏側を舐めて溶かせることに気付き、ゲームをクリアする。

一方でゲームをクリアできなかったプレイヤーの一人が、スタッフの銃を奪い仮面を取れと脅し、そのスタッフが青年であることにショックを受け、銃で自分自身を撃ち自殺した。仮面を外したスタッフも、自身の正体をバラした為にフロントマンに射殺された。
4チーム分け
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
187人中79人が脱落し、第2ゲームをクリアしたのは108人となった。食事の時間で食事をめぐり、チャン・ドクスが男性プレイヤー(271番)を殺害したことで残り107人となる。

ファン・ジュノ刑事は射殺された上官「□」の仮面を被り、「□」のスタッフとして運営内部を探索する。

眼鏡をかけた男性プレイヤー(111番)は一部のスタッフたちと手を組み、脱落者の臓器売買を手伝う見返りとして、ゲームの内容を事前に入手していた。111番はスタッフから、少ない食事をめぐってプレイヤー間で乱闘が起こると告げられ、一番強い奴につけば生き残れるとアドバイスされる。111番はドクスに次のゲームを知っていると告白し、ドクスのグループに取り入る。

ドクスの襲撃により“特別ゲーム”が始まり、次々とプレイヤーが乱闘により殺害される。ギフンたちは、この乱闘がきっかけでセビョクを仲間に取り入れる。27人が死亡し、残り80人となる。

第3ゲームは『綱引き』だった。10人一組でチームを組み、台の上で縄を引っ張り合い、負けたチームは高所から落下して死亡する。綱引きは力の勝負であるため、女性と年寄りがいるギフンのチームは窮地に立たされる。
5平等な世の中
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
イルナムの作戦とサンウの機転により、ギフンのチームは勝利を収める。第3ゲームの『綱引き』で半数の40人が犠牲となり、プレイヤー数は残り40人となる。消灯時間までにギフンたちはバリケードを作りドクスの襲撃に備えるが、ドクスたちが襲撃してくることは無かった。

男性プレイヤー(111番)はスタッフと内通していたが、スタッフにゲームの情報が分からないと言われると激高し、襲い掛かる。その結果、騒動となったことでスタッフとフロントマンに見つかり関係者は全員射殺される。

ファン・ジュノ刑事はスタッフ28番を追い詰め、フロントマンの部屋にプレイヤーの名簿があることを聞き出す。スタッフ28番が兄を捜すために協力すると懇願するがジュノはスタッフ28番を射殺し、フロントマンの部屋へ向かった。

一方、スタッフの点呼により28番と29番のスタッフが行方不明であることが発覚し、ジュノはフロントマンから追われることになる。ジュノはイカゲームの優勝者リストから、兄ファン・イノが2015年に優勝していたと知る。
6カンブ
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
プレイヤー111番が処刑されたことで、残り39人となった。第4ゲームは二人一組で行われるとして、他のプレイヤーとペアになるように言われる。サンウはアリ、ドクスはギャングと、セビョクはジヨン、ギフンは迷った末にイルナムとペアを組む。プレイヤー数が奇数である為、ミニョは一人だけ余ってしまい、スタッフに連行される。

第4ゲームは『ビー玉遊び』だった。イルナムとギフンは力を使うゲームじゃなくて良かったと安堵し、二人はカンブとなる。カンブとは、同盟を結ぶパートナーという意味の隠語である。だが、ペアを組んだパートナーからビー玉を全部奪った側が勝ちと判明すると、プレイヤーたちは動揺する。ビー玉のやり取りは暴力以外なら何でもありで、ゲームをする際はプレイヤー間の合意のもとに行わなければならない。勝利条件を達成できなかったペアは2人とも脱落する。ギフンはイルナムが突然の認知障害により、勝負を拒みようになったことで困惑し、勝負に応じてくれるように懇願する。サンウはアリにビー玉の賭けで何度も負けると、激高しアリを罵倒する。サンウはアリに二人とも助かる方法があると懇願し、ビー玉を自分に預け、プレイヤーの年齢を確認するように言い、アリが場を離れた隙にゲームをクリアする。ドクスは、パートナーを組んだギャングに挑発されるが、何とかゲームに勝利し、クリアする。

セビョクとジヨンは一回で勝負を決めることにして、それまでは話をして時間を潰すことにした。彼女達はお互いの壮絶な半生を語ったあと、ジヨンはわざと勝負に負けることでセビョクに勝利を譲った。詰め寄るセビョクに対し、ジヨンは「ここを出る理由が私にはない。理由のある人が出るべき」と言い、脱落した。

ギフンは、何度か勝負をする中でイルナムに負けたにもかかわらず、自分が勝ったと嘘をつき、ビー玉を手に入れる。制限時間がわずかとなったところで、イルナムはギフンの嘘を指摘する。後悔の念に駆られるギフンに、イルナムは最後のビー玉1つを渡し「私たちはカンブだ」と言い、ギフンと抱き合ったあと脱落した。
7VIPたち
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
第4ゲームの『ビー玉遊び』に参加したのは38人。21人が脱落し、プレイヤー数は16人[注 1]、仲間外れにされ一人余ったミニョを合わせて、残り17人となる。ミニョは運営の意向により脱落にはならず、待機部屋に戻された[注 2]。第4ゲームで、妻を亡くしたプレイヤー69番が首を吊って自殺したことで、プレイヤー数は残り16人となる。ジュノはスタッフを人質に取り、VIPのホストに扮し、運営内部をさらに探索する。

第5ゲームの前にギフンたちは、1から16までの数字が書かれたゼッケンの中からどれか選ぶように言われる。1と16が最後に残り、ギフンはプレイヤー96番に1番を譲ってほしいと頼まれたことで、ギフンの番号は16番となる。

第5ゲームは『飛び石ゲーム』だった。四角いガラス板が1マス飛ばしに配置された橋を渡り、制限時間内に向こう側にあるゴールを目指す。普通のガラスか強化ガラスかの2択を選択しながら進み、普通のガラスを選ぶと割れて落下し脱落となる。1から16までの数字は挑戦する順番であった。VIPたちが観戦する中でゲームは進行し、前のほうの番号を選んだプレイヤーたちは次々と脱落していく。一番先頭となったドクスは立ち止まり、他のプレイヤーを道連れにしようとするが、ミニョに道連れにされ二人とも落下死する。ガラス工場に勤務していた為、ガラスを見分けることの出来るプレイヤー13番の活躍で順調に進むギフン達だったが、ゲームを見ていたVIPの意向で照明を落とされ、暗くなったことで進めなくなり、制限時間が残り僅かとなる。サンウはプレイヤー13番を押して進み、セビョクとギフンも後に続き、ゲームをクリアする。

ジュノは潜水具で海底洞窟を渡り島外に脱出するが、フロントマンに見つかり追跡される。
8フロントマン
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
第5ゲームの『飛び石ゲーム』に参加したのは16人。13人が脱落し、プレイヤー数はギフン、サンウ、セビョクの3人となる。ギフンはプレイヤー13番を押して殺害したことをサンウに問い詰めるが、サンウはギフンに敵意を持って反論し、2人の間に深い溝が出来てしまう。最後のゲームまで残った3人は、スタッフから正装へ着替えるように言われ、そこで豪勢な食事ともてなしを受ける。セビョクは第5ゲームの最後に、残りのガラスを爆発させた時の衝撃でガラス片による刺し傷を受けていた。食事の後、3人にステーキナイフが渡される。

一方ジュノは別の島へ渡るが、フロントマンとスタッフに崖に追い込まれる。フロントマンはマスクを外し、素顔を見せる。ジュノはフロントマンが兄ファン・イノであることにショックを受ける。イノは投降を促すがジュノが応じなかった為、イノはジュノの肩を撃ち崖から海へ転落させる。

ギフンはサンウを倒す為、セビョクと手を組むことを提案する。セビョクは「生き残ったほうがお互いの家族の面倒を見る」ことを約束して欲しいと頼む。セビョクの怪我が悪化した為にギフンはスタッフに助けを求めるが、その隙にサンウはセビョクをナイフで殺害する。怒ったギフンはサンウに襲いかかるが、スタッフに阻まれる。

これで残りはギフンとサンウの2人のみとなる。
9運のいい日
9月17日
ファン・ドンヒョクファン・ドンヒョク
遂に最後のゲーム『イカゲーム』が始まった。ギフンが「攻撃」を選択した為、サンウは「守備」となった。攻撃側は絵の内側に入り、イカの頭(フィールドの先端にある円形の部分)を踏めば勝利。守備側は内側に入ってきた攻撃側を外に押し出せば勝利となる。どちらか一方が続行不能な状態になった場合、残った側が勝利となる。続行不能な状態とは、プレイヤーが死亡した状態のことを指す。攻撃側はまず片脚立ちで進まなければいけないが、攻撃側がイカの首を跨ぐと両足を使うことができる。それ以外に制限は無く、暴力も許される。ギフンがイカの首を跨ぐと、大雨が降ってきた。死闘の末ギフンはサンウを倒すが、ギフンは同意書第3項「過半数の同意で中断可能」を使い、サンウにゲームを中止して家に帰ろうと促す。サンウはそれを拒んで自分の首を刺し、ギフンに母親のことを託して死ぬ。最後の一人となったギフンは解放され、銀行口座には456億ウォンが振り込まれていた。ギフンは自宅で母親が亡くなっていることを知り、悲しみに暮れる。

1年後、ギフンは賞金に一切手を付けることなく、浮浪者のような朦朧とした日々を過ごしていた。そんなギフンのもとに運営から招待状が届き、そこには脱落したはずのオ・イルナムがいた。イルナムはギフンに、街角で倒れている男が深夜12時までに助かるかどうか賭けをしようと話す。ギフンは感情的になり「お前は誰だ」と問い詰める。イルナムは、自分のような退屈な大金持ちを楽しませるためにゲームを作ったと明かす。

12時になる前に街角で倒れている男は救助されたが、イルナムは12時ちょうどに息を引き取った。ギフンはセビョクの弟と賞金の一部をサンウの母に預け、ロサンゼルスにいる娘に会うために空港へ向かう。ギフンはその途中で、1年前に出会ったスーツ姿の男が別のプレーヤーとメンコ勝負をしているところを目撃する。イカゲームがまだ続いていることを知ったギフンは電話をかけ、来た道を引き返すところで終わる。

日本語版制作スタッフ

  • スタジオ:ブロードメディア
  • 演出:(簔浦良平)
  • 翻訳:(片山寛子)(ep1, 3, 5, 7, 9)、(中島礼子)(2, 4, 6, 8)
  • 調整:(青木臨)
  • 日本語字幕:(千香仙)

ゲーム内容

 
韓国の型抜き。日本のカタヌキとは違い、カルメ焼きに似ている。
 
イカゲーム
第1ゲーム『だるまさんが転んだ』
ルールは通常の『だるまさんが転んだ』とほぼ同じ。前方に設置された鬼役のロボット人形の顔がこちらを向いていない間だけプレイヤーは動くことができ、制限時間内にロボット人形がいるラインまで辿り着ければゲームクリアとなる。
鬼役のロボット人形の両目は高感度の動作センサーになっており、僅かでも動きを検知されれば即座に脱落。脱落したプレイヤーは周囲に控えている運営のスナイパーによって射殺される。
本編では456人が参加し、255人が脱落し、クリア者は201名となった。
第2ゲーム『カタヌキ』
日本のカタヌキと要領は同じで、切込みの入った型を針でなぞり、型を割らずに上手くくり抜ければゲームクリアとなる。少しでも欠けてしまうとその場で脱落。控えている運営スタッフに射殺される。
本編では187人が参加し、その内79名が脱落。108名がクリアとなった。
ちなみに日本のカタヌキとは素材が異なり、砂糖で作られた型は「カルメ焼き」に似ている。
第3ゲーム『綱引き』
10人1チームで行う団体戦。プレイヤーは縄に手を手錠で繋がれた状態で行い、負けたチームは全員高所から落下して死亡する仕組みになっている。
本編では80人8チームが参加し、うち4チームが生き残った。
第4ゲーム『ビー玉遊び』
2人1組のペアで行う対戦型ゲーム。ペアになったプレイヤーにはそれぞれビー玉が10個ずつ配られ、制限時間内に20個全てを獲得したプレイヤーの勝利となる。
ビー玉のやり取りについては暴力以外なら何でもありであり、八百長や譲渡、騙し取っても咎められることはない。
ただし「平等」の原則に則り、相手プレイヤーがゲームの変更を求める場合はそれを受け入れなければならない。
本編では不戦勝1人を除いた38人19組が参加。ゲームに勝ったプレイヤーと不戦勝を足して残りは17名となった。
第5ゲーム『飛び石ゲーム』
四角いガラス板が1マス飛ばしに配置された橋を渡り、制限時間内に向こう側にあるゴールを目指すゲーム。プレイヤーにはあらかじめ番号が振られており、その番号順に挑戦していく。
渡っていくガラス板の橋は2本掛けられており、1マスごとに普通のガラス板か強化ガラス板かの2択を選択しながら進んでいかなければならない。2種のガラスの判別は難しく、ガラスの製造に深く精通した人間でギリギリ見分けられる程度。
ゲームの性質上、先頭の方が圧倒的に不利な仕組みになっているが、途中で先に進むことを拒否し、後続に先を行かせようとしてもルール違反にはならない。
本編では17名が挑戦。うち14名が脱落した。
最終ゲーム 『イカゲーム
イカの形をしたフィールドを使って、攻撃側・守備側が競い合うゲームで、攻撃側はハンデとして途中までケンケンで進む必要がある。韓国の子供の遊びの中では最もハードな遊びとされ、服をつかんだり砂を投げたりするなど、禁じ手なしでの攻防が許されている。

制作

2008年に起こった世界的な金融危機によって韓国国内および、監督のファン・ドンヒョク自身も多大な影響を受けた。ファンは同年、自分が書いた別の映画の脚本に投資を受けようとしたが失敗し、約1年間働くことができなかった。2009年にファンの母が、務めていた会社を退職したため、ファン及び、ファンの家族は非常に経済的に困窮していた[16][17]

ソウル漫画喫茶で、『バトル・ロワイアル』や『ライアーゲーム』、『賭博黙示録カイジ』などの漫画を読んだファンは、登場人物たちに共感し、もし、現実にこのようなサバイバルゲームがあったら、家族のためにお金を稼ぐために参加するのだろうかと考え、そのコンセプトで、少年時代にやっていた「イカゲーム」を題材にして、映画の脚本を書き始めた[16][18]

ファンは韓国の制作グループや俳優に自分の脚本を売り込んだが、あまりにもグロテスクでリアリティが無いと言われ、断られた[19]。その後ファンは、『トガニ 幼き瞳の告発』(2011年)、『怪しい彼女』(2014年)、『(天命の城)』(2017年)と3本の映画を制作し、いずれも韓国国内で成功を収めた。

ファンは2018年に『イカゲーム』の脚本をNetflixに持ち込んだ。Netflixのアジア地域のコンテンツ担当者であるキム・ミニョンは、「私たちは、従来の "成功例 "とは異なるコンテンツを探していましたが、『イカゲーム』はまさにそれでした」と語っている[20]

2019年9月、Netflixはファンの作品をオリジナルシリーズとして制作することを正式に発表した。 ファンは当初、『イカゲーム』を2時間の長編映画として提案したが、キムは、「この話は120分よりもはるかに多い」として、9話のシリーズとして製作されることになった[20]

当初、Netflixはこのシリーズを、ファンが提案した「イカゲーム」ではなく、「ラウンドシックス」と名付けていた[21]。キムは、韓国の視聴者にとって「イカゲーム」という名前が子供向けのゲームを指すことは知っていたが、「多くの人には伝わらない」として、競技の性質を表現している「ラウンドシックス」を選択したという。制作が進むにつれ、ファンは「イカゲーム」を使うようにサービス側に働きかけた。キムは、その不可解な名前とユニークなビジュアルが、視聴者を引きつけるのに役立ったと述べている[20]

シーズン2・スピンオフ番組の発表

ファンは2021年11月に行われたAP通信とのインタビューにおいて、シーズン2を制作することを明らかにした[22]。Netflixの共同CEOを務めるテッド・サランドスも2022年1月に同様の発表をしている[23]。その後、Netflixは同年6月にシーズン2の制作を正式発表した[4]

また、2022年6月には本ドラマをモチーフにした、スピンオフ番組である『(イカゲーム:ザ・チャレンジ)』を制作することをNetflixが発表した。全10話のエピソードで成り立っており、456人の参加者が456万ドル[注 3]の賞金を争うリアリティ番組になるとしている[24][25]

公開

2021年9月17日にNetflixで全世界で公開され、配信開始28日間で1億4,200万世帯以上が視聴し、28日間で16億5045万時間以上の合計視聴時間を記録して、Netflix史上最大のヒット作となった。これは視聴世帯基準では2位と約2倍の差があり、視聴時間基準では2位と約3倍の差がある圧倒的な記録となっている[26][27][28][29]ブルームバーグによると、公開から23日間、イカゲームを見始めたアカウントの89%は少なくとも1つ以上のエピソードを見て、66%に当たる8700万世帯は初公開後23日以内に完結まで全部見たし、全世界のアカウントがイカゲームを見るのに所要した時間を合わせると約14億時間で、年数では15万9817年だった。

『イカゲーム』はNetflixの内部指標であるAVS(調整視聴持分)で353点を記録した。通常は9-10点のAVSを獲得すれば、すでに高い水準と評価されるという[30]。また、『イカゲーム』は少ない製作費で公開から23日間、約1020億円を稼ぎ「効率性」指標で41.7倍を記録したという[31][32]

米テレビ視聴率調査会社『ニールセン』によると、9月27日から10月3日基準、『イカゲーム』がアメリカで週間累計視聴時間30億分を超える6番目のタイトルになった[33][34]。また、10月4日から10月10日基準も30億分を超えた[35]

影響

 
「イカゲーム」プレイヤーのハロウィーン仮装

2020年9月にNetflixで公開された映画『#生きている』以来、韓国コンテンツとしては2番目で本作がアメリカの「今日のTOP10」で1位を獲得[36]。映画批評サイトのRotten Tomatoesで新鮮度指数100%を記録した[37]

『イカゲーム』の絶大な興行によって、Netflixの株価が史上最高値を更新した[38]。 米国の主要なビッグテック(巨大情報技術企業)が下落傾向の中、Netflixだけが上昇傾向をみせた。『イカゲーム』公開後3週間Netflixの時価総額は2,596億ドルから2,800億ドルに、204億3000万ドル増加した[39]

2021年10月15日、アメリカの経済専門通信社であるブルームバーグは同社が独自入手したNetflixの内部資料から本作品全体への投資額が判明し、2140万ドル(日本円で約24億円)使ったと報じた。また、同国の経済専門メディアであるビジネスインサイダーも本作品1話当たりの投資額は238万ドルと推定され、同じNetflixのオリジナル作品である『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の800万ドル、『ザ・クラウン』の1000万ドル(いずれも1話当たり)と比べ、少ない投資で高いコストパフォーマンスを得られたと評した[40]

2021年10月19日、Netflixは2021年7月から9月期の決算を発表し、本作品の大ヒットによる有料加入者数増加もあり、同年9月末時点の有料会員数は同年6月末と比べて438万件増の2億1356万件、売上高も前年同期比16%増の74億8346万ドル(約8600億円)、純利益は同83%増の14億4907万ドルだったと明らかにした[41]。また、Netflixは『イカゲーム』の効果が本格的に反映される第4四半期(10月 - 12月)には、有料加入者が850万人増加すると予想した[42]

2015年7月1日から提供されたウィキペディアのデータを分析した結果、『イカゲーム』が『ゲーム・オブ・スローンズ』を抜いて最も人気のあるテレビショーという定量的な結果につながった[43]

『イカゲーム』の爆発的な人気に支えられ、コスプレ市場も好況を迎えた[44]。 2021年10月、「イカゲームコスチューム (squid game costume)」は「Amazon.com」で最も検索されたキーワードになり、最も売れたコスプレ衣装になった[45][46]

俳優らのフォロワー数

本作の爆発的な人気から、出演俳優のSNSのフォロワー数が爆発的に増加した。

  • チョン・ホヨンのInstagramでは公開前40万人台だったフォロワー数が約2,360万人(2021年11月20日時点)になり、韓国の女優の中で最も多いフォロワー数を保有することとなった[47]
  • ウィ・ハジュンのInstagramでは、フォロワー数が配信前30万だったが、2021年11月20日時点で950万人を超えた[48]。同日基準、イ・ユミのフォロワー数は700万人を超えた。
  • イ・ジョンジェとパク・ヘスは元々Instagramのアカウントがなかったが、2021年10月2日に開設した後フォロワー数が急速に増え、2021年11月20日時点でイ・ジョンジェは490万人を超え、パク・ヘスは280万人を超えた。
  • ホ・ソンテのInstagramでは、フォロワー数が約40倍となった[49](2021年10月21日時点の約64倍)。

評価

Netflixは『イカゲーム』について「世界の文化的時代精神を虜にした」と表現し、アメリカを含む94カ国で1位を占めたと明らかにした[2][3]ウォールストリートジャーナルNBCなど世界の有名メディアは『イカゲーム』を「全世界的社会現象」と表現している[50][51][52][53]

2021年10月、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の対外宣伝サイト「メアリ」は韓国(南朝鮮)国内で本作品が流行していることを紹介した上で、「人間を極端競争に追いやり、その中で人間性が抹殺されていく野獣化された南朝鮮社会である」などと批評した。これまで、北朝鮮のメディアが韓国の映画やテレビ番組などを紹介したり、論評したケースは殆どなく、異例のことである[54][55][56]

元在大韓民国特命全権大使武藤正敏は、著書の中で『パラサイト 半地下の家族』や『イカゲーム』が世界的にヒットした背景として、「(韓国国内の)分断のなかでさまよう、弱い立場の韓国人が抱える思い、現実的な渇望、羨望、そして救われない絶望があるからこそではないだろうか」と評している。また、『イカゲーム』が日本の作品を一部模倣しているとの批判について、「ある意味では、日本であればそこまで激しい『分断』の土壌がないから、あのような作品をなかなか生み出せないという解釈もできるだろう」と述べている[57]

受賞・ノミネート

本作での演技が評価され、オ・ヨンスが第79回ゴールデングローブ賞にて助演男優賞を受賞した[1]

2022年7月12日、アメリカのテレビ芸術科学アカデミーは(第74回プライムタイム・エミー賞)の候補を発表し、本作品がドラマ部門の作品賞や演技賞などにノミネートした。英語以外の言語の番組がエミー賞にノミネートされるのは本作品が初めてとなる[58]

2022年9月12日、第74回エミー賞の授賞式がアメリカのロサンゼルスにて行われ、本作品がドラマ部門の主演男優賞や監督賞など、6つの賞を受賞した[59]

反応

その他

  • 本作品で使用された電話番号がドラマとは無関係の第三者が実際に使用しているものであったため、番組を見た視聴者が好奇心目的で終日メールや電話をかけており、当事者が迷惑していると2021年9月に報じられた。同年10月、Netflixは該当場面を差し替えることを発表した[70][71][72]。また、別のシーンでは制作スタッフが実際に使用している銀行の口座番号も表示され、一部の視聴者が送金を試みる騒動も起きている[72]
  • 中華人民共和国(中国)では本作品を違法ダウンロードした上で視聴しているユーザーが相次いでおり、韓国の活動家ソ・ギョンドクは「他国の文化に対する『尊重』を学ぶべきだ」と批判している[73]
  • イギリスでは本作品を視聴した子ども達が学校において過激な遊びを真似するケースが続出しているとして、同国東部の地方自治体は子どもが本作品を視聴することを控えるよう強く要請するメールを保護者らに配信したことが2021年10月にガーディアンから報じられた[74][75]
  • 北朝鮮では中国経由で持ち込んだUSBメモリを利用して本作品を隠れて視聴していたとして、同国内在住の青少年7人に対して死刑を含む重刑が宣告されたと2021年11月にアメリカの国営放送ラジオ・フリー・アジア」が報じた[76][77]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 『ビー玉遊び』は二人一組で行われ、どちらかが脱落する。38の半数は19であるため、残りのプレイヤー数は19人になるはずだが、作中では残りのプレイヤー数は16人となっている。描写されていないが、勝負がつかなかった、もしくはルール違反により、2人とも脱落したチームがあるとされる。
  2. ^ 運営曰く、昔の遊びのルールで「疎外された弱者は捨てない」との事。
  3. ^ 日本円で約6億1600万円。

出典

  1. ^ a b 金成勳(キム・ソンフン)「物語を広げるプロダクションデザイン」『Koreana』第29巻第1号、The Korea Foundation、2022年、38頁、ISSN 1225-4592。 
  2. ^ a b admin. “Netflixによると、1億4200万世帯が韓国シリーズ「イカゲーム」を視聴している-TechCrunch” (英語). 2021年10月20日閲覧。
  3. ^ a b “Netflix - Netflix Third Quarter 2021 Earnings Interview”. ir.netflix.net. 2021年10月20日閲覧。
  4. ^ a b “Netflix「イカゲーム」シーズン2制作へ「ギフンが帰ってきます」”. スポーツニッポン (2022年6月13日). 2022年6月13日閲覧。
  5. ^ “イ・ジョンジェ&パク・ヘス、Netflix新ドラマ「イカゲーム」スチールカットを公開…正反対の魅力に注目”. Kstyle. 2021年9月28日閲覧。
  6. ^ a b aksent1987の2021年9月17日のツイート、2021年10月3日閲覧。
  7. ^ “イ・ジョンジェ&パク・ヘス&ウィ・ハジュン、Netflix新ドラマ「イカゲーム」キャラクターポスターを公開”. Kstyle. 2021年9月28日閲覧。
  8. ^ “「呪術廻戦」出演声優の“榎木淳弥&諏訪部順一”が吹替!Netflix配信ドラマ「イカゲーム」に注目”. アニメ!アニメ! (2021年9月25日). 2021年10月4日閲覧。
  9. ^ “Netflix「イカゲーム」出演チョン・ホヨン、SNSのフォロワー数がわずか5日で100万人増!世界中から大注目”. Kstyle. 2021年9月28日閲覧。
  10. ^ subaru_deskの2021年9月27日のツイート、2021年10月3日閲覧。
  11. ^ INFO_shikacoの2021年9月30日のツイート、2021年10月3日閲覧。
  12. ^ MY_MURMURの2021年9月17日のツイート、2021年10月3日閲覧。
  13. ^ 元々声優出身で マジンガーZ 韓国放映分でカ兜 甲児役を演じた。
  14. ^ サンウとセビョクの賞金を合わせた、2億ウォン相当と推察される。
  15. ^ _kznrsの2021年9月19日のツイート、2021年10月4日閲覧。
  16. ^ a b “Squid Game’s creator: ‘I’m not that rich. It’s not like Netflix paid me a bonus’” (英語). ガーディアン. 2021年11月21日閲覧。
  17. ^ “‘Squid Game’ Director on Netflix Show’s Surprises + Season 2 Plans” (英語). IndieWire. 2021年11月21日閲覧。
  18. ^ “‘Squid Game’ Creator on Season 2, Show’s Deeper Meaning” (英語). The Hollywood Reporter. 2021年11月21日閲覧。
  19. ^ “Netflix’s ‘Squid Game’ Is the Dystopian Hit No One Wanted—Until Everyone Did” (英語). ウォール・ストリート・ジャーナル. 2021年11月21日閲覧。
  20. ^ a b c “Netflix exec behind ‘Squid Game’ wants to invest more in the ‘K-Wave’—and hints at a possible season 2” (英語). Fortune. 2021年11月21日閲覧。
  21. ^ “DIRECTOR HWANG DONG-HYUK TO PRODUCE NEW KOREAN ORIGINAL SERIES, ROUND SIX” (英語). About Netflix. 2021年11月21日閲覧。
  22. ^ “ネットフリックスの「イカゲーム」、シーズン2制作へ-ファン監督”. Bloomberg.com (2021年11月10日). 2021年11月10日閲覧。
  23. ^ “イカゲームのシーズン2制作、NetflixのCEOが認める。「ユニバースは始まったばかり」”. ハフポスト (2022年1月24日). 2022年1月29日閲覧。
  24. ^ “「イカゲーム」がリアリティー番組化、賞金6億円超 参加者募集”. ロイター通信. (2022年6月15日). https://jp.reuters.com/article/television-squid-game-idJPKBN2NW094 2022年6月16日閲覧。 
  25. ^ “リアル「イカゲーム」制作へ 賞金6億円、出演者募集―米ネトフリ”. 時事通信 (2022年6月16日). 2022年6月16日閲覧。
  26. ^ “Netflix - Netflix Third Quarter 2021 Earnings Interview”. ir.netflix.net. 2021年10月21日閲覧。
  27. ^ “イ・ジョンジェ&パク・ヘスら出演、Netflix新ドラマ「イカゲーム」9月17日に公開決定…ポスター&予告映像第1弾を公開”. Kstyle. 2021年10月9日閲覧。
  28. ^ “話題沸騰中の韓国ドラマ「イカゲーム」がネットフリックス史上最大のヒット作品に! 配信開始からわずか17日間で視聴世帯数1億1000万を突破”. tvgroove (2021年10月13日). 2021年10月15日閲覧。
  29. ^ “”. Engadget JP. 2021年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月20日閲覧。
  30. ^ “Netflix Estimates ‘Squid Game’ Will Be Worth Almost $900 Million” (英語). Bloomberg.com. (2021年10月17日). https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-10-17/squid-game-season-2-series-worth-900-million-to-netflix-so-far 2021年10月27日閲覧。 
  31. ^ “Netflix Estimates ‘Squid Game’ Will Be Worth Almost $900 Million” (英語). Bloomberg.com. (2021年10月17日). https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-10-17/squid-game-season-2-series-worth-900-million-to-netflix-so-far 2021年10月27日閲覧。 
  32. ^ “Squid Game Dominates Global TV Scene per Wikipedia Trends—Wolfram Blog” (英語). blog.wolfram.com. 2021年10月28日閲覧。
  33. ^ “「イカゲーム」累計「30億分」視聴の衝撃 アジア作品初の快挙を達成”. ライブドアニュース. 2021年11月8日閲覧。
  34. ^ “'Squid Game' Became First Show in 2021 to Top 3 Billion Minutes Streamed in One Week” (英語). 2021年11月8日閲覧。
  35. ^ Hayes, Dade (2021年11月4日). “‘Squid Game’ Dominance Continues In U.S. Streaming; Dave Chappelle, ‘Seinfeld’, ‘Ted Lasso’ Show Strength” (英語). Deadline. 2021年11月8日閲覧。
  36. ^ “【2020/09/11】Netflix人気作品ランキング「今日のTOP 10」日本・アメリカ・イギリス”. Get Freax | ゲット・フリークス - Netflix新着作品・配信予定等総合情報サイト. 2021年11月20日閲覧。
  37. ^ “「イカゲーム」配信地域83ヶ国すべてで1位に!イ・ジョンジェ“シーズン2が出るならイ・ビョンホンと共演したい””. Kstyle (2021年10月2日). 2021年10月2日閲覧。
  38. ^ “世界的ヒット中『イカゲーム』の影響か。ネットフリックスの株価急騰、史上最高値を更新|スポーツソウル日本版”. スポーツソウル. 2021年10月15日閲覧。
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関連項目

  • イカゲーム (子供の遊び)
  • 世界の果てまでイッテQ!日本テレビで放送されるドッキリ特番。企画中これをオマージュしたパロディタコゲームが登場。お金に困っている芸人が様々なゲームに挑み勝者に賞金が進呈される。但し、ゲーム上様々ないたずらを仕込んでいる。
  • THE鬼タイジ:TBS系列のゲームバラエティ特番。2022年の大晦日に放送されたミッションに本ゲームの「だるまさんが転んだ」のオマージュが登場している。

外部リンク

  • イカゲーム - Netflix
  • Squid Game - IMDb(英語)
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