『アンディ・ガルシア 沈黙の行方』(アンディ・ガルシア ちんもくのゆくえ、原題:The Unsaid)は、アメリカ合衆国のサスペンス映画作品。2001年7月24日にドイツの映画祭(Fantasy Film Festival premiere)で初公開された。アメリカよりDVDのみ発売されている。トム・マクローリンが監督、アンディ・ガルシアとヴィンセント・カーシーザーが主演を担当する。
アンディ・ガルシア 沈黙の行方 | |
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The Unsaid | |
監督 | トム・マクローリン |
脚本 | (ミゲル・テハダ=フロレス) (スコット・ウィリアムズ) |
原案 | (クリストファー・マーフィー) |
製作 | (トム・ベリー) (マシュー・ヘイスティングス) (ケリー・フェルドソット・レイノルズ) |
製作総指揮 | アンディ・ガルシア (ケヴィン・デウォルト) (アル・マンティーヌ) |
出演者 | アンディ・ガルシア (ビンセント・カートヘイサー) (リンダ・カーデリニ) サム・ボトムズ (テリ・ポロ) オーガスト・シェレンバーグ |
音楽 | ドン・デイヴィス |
撮影 | (ロイド・エイハーン二世) |
編集 | (チャールズ・ブロンスタイン) |
公開 | 2001年7月24日(Fantasy Film Festival premiere) 2003年11月28日(DVDのみ) |
上映時間 | 111分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
日本では劇場未公開。2003年11月28日にユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンよりDVD(UJSD-36502)が発売されている。また、再売版の期間限定生産版と初回限定生産版も存在する。
あらすじ
アメリカの片田舎の町で、精神科医であり心理学者でもあるマイケル・ハンターは仕事帰りに家族を車で迎える。娘のシェリーはその夜、学校で演劇をするが、シェリーの兄・カイルは、1人になりたい、行きたくないと言って、妹と父を部屋から見送る。カイルはいつもお気に入りの青いハンドボールで遊んでいて、壁に青い跡をつけていた。マイケルと妻は、学校で娘の公演を観劇する。その間に、カイルは睡眠薬を多量摂取した上で、ガレージの中で車の排気ガスを使って自殺を遂げた。
家族はカイルの喪失のために崩壊した。マイケルは家族と別居して酒浸りとなり、臨床診療から退き、学者として本を執筆したり、大学生に向けて講演を行うだけの生活になっていた。彼の元学生であるバーバラ・ワグナーはある講演ののち、マイケルにある少年の症例について協力を求める。父親が母親を殺害した現場を目撃した17歳の少年、トミーについて、マイケルは最初は拒否したが、トミーの様子を見て協力することにした。トミーは、あと数週間で18歳となり、施設を出ることが許可される少年だった。マイケルはトミーの心の内を探るうちに、いつしか喪った息子であるカイルを重ね合わせてしまう。
キャスト
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役名 | 俳優 | 日本語吹き替え |
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マイケル・ハンター | アンディ・ガルシア | 牛山茂 |
トミー・カフィ | ヴィンセント・カーシーザー | 浪川大輔 |
シェリー・ハンター | (リンダ・カーデリニ) | 片岡身江 |
ジョセフ・カフィ | サム・ボトムズ | 巻島康一 |
バーバラ | (テリ・ポロ) | 相沢恵子 |
ハンナ刑事 | オーガスト・シェレンバーグ | 松井範雄 |
ペニー・ハンター | (チェルシー・フィールド) | 藤生聖子 |
トロイ・パスタナック | ブレンダン・フレッチャー | 桐本琢也 |
ダイアナ・カフィ | (サラ・ディーキンス) | 野沢由香里 |
心理学教授 | (ラリー・ヘイスラー) | 水野龍司 |
カイル・ハンター | (トレバー・ブルマス) | (鶴博幸) |
ジーナ | (デナ・ラング) | 竹村叔子 |
ブラッド | (デビッド・ミルバーン) | 飯島肇 |
レイモンド | (アイバン・マクドナルド) | 青木誠 |
クロエ | (キム・シュレイナー) | 出口佳代 |
友人 | (エイミー・マティシオ) | 椿理沙 |
バーバラの隣人 | (ジーン・モンタンティー) | 重松朋 |
スタッフ
- 映像制作
- 監督:トム・マクローリン
- 製作:(トム・ベリー)、(マシュー・ヘイスティングス)、(ケリー・フェルドソット・レイノルズ)
- 製作総指揮:アンディ・ガルシア、(ケヴィン・デウォルト)、(アル・マンティーヌ)
- 原案:(クリストファー・マーフィー)
- 脚本:(ミゲル・テハダ=フロレス)、(スコット・ウィリアムズ)
- 撮影:(ロイド・エイハーン二世)
- 編集:(チャールズ・ブロンスタイン)
- 音楽:ドン・デイヴィス
- キャスティング:(コリーン・メイヤズ)
- 美術・プロダクションデザイン:(グレゴリー・ボルトン)
- アートディレクション:(ヒュー・シャンクランド)
- セット制作:(ウィリアム・ケンパー・ライト)
- 衣装デザイン:(ミシェル・マティーニ)、(ジョディ・リン・ティレン)
- 日本語音声制作