アルインコ株式会社(英: ALINCO INCORPORATED)は、大阪府大阪市中央区高麗橋に本社を置く企業。 建築用仮設足場ならびに軽量(仮設機材)、フィットネスマシン、介護用品、アマチュア無線機などの開発・製造・販売をしている。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証プライム 5933 2006年1月30日上場 大証2部(廃止) 5933 1993年3月25日 - 2013年7月12日 |
本社所在地 | 日本 〒541-0043 大阪本社 大阪市中央区高麗橋4丁目4番9号 淀屋橋ダイビル[1] 〒103-0027 東京本社 東京都中央区日本橋2丁目3-4 日本橋プラザビル14F |
本店所在地 | 〒569-8510 大阪府高槻市三島江1丁目1番1号[1] |
設立 | 1970年(昭和45年)7月4日 (井上鉄工株式会社) |
業種 | (金属製品) |
法人番号 | 3120901010347 |
事業内容 | 仮設機材の開発・製造・販売 各種DIY関連製品の開発・製造・販売 フィットネス関連製品の販売 |
代表者 | 代表取締役会長 井上雄策 代表取締役社長 (小山勝弘) |
資本金 | 63億6159万6千円 |
発行済株式総数 | 2103万9326株 |
売上高 | 連結:500億9695万1千円 単独:427億2962万2千円 (2018年3月期) |
営業利益 | 連結:27億1756万7千円 単独:23億8625万4千円 (2018年3月期) |
経常利益 | 連結:30億8902万2千円 単独:28億6745万2千円 (2018年3月期) |
純利益 | 連結:16億8068万4千円 単独:19億7910万6千円 (2018年3月期) |
純資産 | 連結:262億4833万6千円 単独:257億8500万8千円 (2018年3月20日現在) |
総資産 | 連結:510億9506万0千円 単独:470億4402万8千円 (2018年3月20日現在) |
従業員数 | 連結:1287名 単独:715名 (2018年3月20日現在) |
決算期 | 3月20日 |
主要株主 | アルメイト(株)14.99% アルインコ共栄会 6.19% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 2.14% (2018年3月20日現在) |
主要子会社 | アルインコ富山(株) 100% 東京仮設ビルト(株) 100% (株)光モール 100% オリエンタル機材(株) 100% (株)シィップ 100% エス・ティ・エス(株) 100% 双福鋼器(株) 51.0% |
外部リンク | www.alinco.co.jp |
かつてはアルインコ・テレビショッピングを展開していた。現在はテレビショッピング事業からは撤退し、ホームセンターなどの販売店経由での流通を主としている。
フィットネスマシンは、自社フィットネス事業部が運営する公式オンラインショップ「ありんこ屋」でも販売する。
社名の由来は諸説あるが、アルミ(ALuminium)製品製造が主体、旧社名が井上(INoue)鉄工、会社を意味するCOmpany・COrprationからと想像される。
沿革
- 1938年(昭和13年)9月 - 創業。
- 1954年(昭和29年)- 有限会社井上鉄工所設立
- 1970年(昭和45年)7月4日 - 井上鉄工株式会社設立。本社は大阪府高槻市三島江1-1-1(現:本店・高槻事業所)。
- 1972年(昭和47年)10月 - 住宅用のアルミ製梯子の製造を開始。同製品の販売部門としてアルメイト株式会社を設立。
- 1976年(昭和52年)7月 - 工業用無線機器の製造を開始。同製品の販売部門としてアルインコ電子株式会社を設立。
- 1978年(昭和54年)6月 - 仮設機材のリース、レンタル部門としてアルインコ建材リース株式会社を設立。
- 1983年(昭和58年)3月 - アルメイト株式会社より営業の譲渡を受ける。
- 1983年(昭和58年)3月 - アルインコ株式会社に社名変更。
- 1983年(昭和58年)10月 - テレビカタログによる通信販売事業のアルインコ・テレビショッピング(現在は撤退)が提供番組で放送される。
- 1987年(昭和62年)[1月 - 本社事務所を大阪市中央区城見2-1-61ツイン21MIDタワー23Fに移転。
- 1990年(平成2年)9月 - 兵庫工場(現:兵庫第一工場)完成。
- 1991年(平成3年)1月 - 小杉電子株式会社(富山県射水市)(現:アルインコ富山株式会社)を買収する。
- 1991年(平成3年)7月 - 栃木茂木工場(現:栃木茂木事業所)完成。
- 1993年(平成5年)3月 - 大阪証券取引所第二部に上場。
- 1997年(平成9年)2月 - アルインコ電子株式会社及びアルインコ貿易株式会社より営業の譲渡を受ける。
- 1997年(平成9年)7月 - 茂木倉庫(現:栃木茂木事業所)完成。
- 1997年(平成9年)12月 - 足場工事の施工部門として、全額出資により東京仮設ビルト株式会社(埼玉県川口市)を設立。
- 1997年(平成9年)12月 - 兵庫第二工場完成。
- 2001年(平成13年)7月 - 本社事務所を大阪市北区堂島浜1-2-6 新ダイビル8Fに移転。
- 2002年(平成14年)3月 - アルインコ建材リース株式会社を吸収合併。
- 2003年(平成15年)9月 - 中国に蘇州アルインコ金属製品有限公司(江蘇省蘇州市)を設立。
- 2006年(平成18年)1月 - 東京証券取引所第二部に上場。
- 2007年(平成19年)6月 - 株式会社光モール(大阪府藤井寺市)を買収する。
- 2008年(平成20年)3月 - 中央ビルト工業株式会社(東京都中央区)の株式を追加取得したことにより、同社が持分法適用会社となる。
- 2008年(平成20年)9月 - 本社事務所を大阪市中央区高麗橋4-4-9 淀屋橋ダイビルに移転。
- 2008年(平成20年)11月 - オリエンタル機材株式会社(沖縄県那覇市)を買収する。
- 2010年(平成22年)12月 - 株式会社ピカコーポレイション(大阪府東大阪市)と資本・業務提携契約を締結する。
- 2011年(平成23年)10月 - 中国にアルインコ建設機材レンタル(蘇州)有限公司(江蘇省蘇州市)を設立。
- 2012年(平成24年)9月 - 中国に瀋陽アルインコ電子有限公司(遼寧省瀋陽市)を設立。
- 2012年(平成24年)11月 - タイにALINCO OCT SYSTEM SCAFFOLDING CO.,LTD.(サムットサーコーン県)(現:ALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD.)を設立。
- 2014年(平成26年)1O月 - インドネシアにPT. ALINCO RENTAL INDONESIA(ジャカルタ)を設立。
- 2014年(平成26年)12月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。
- 2015年(平成27年)7月 - タイにSIAM ALINCO CO.,LTD.(チャチューンサオ県)を設立。
- 2015年(平成27年)12月 - 株式会社シィップ(新潟市江南区)を買収する。
- 2016年(平成28年)8月 - エス・ティ・エス株式会社(名古屋市天白区)を買収する。
- 2016年(平成28年)11月 - ベトナムにALINCO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.(ホーチミン市)を設立。
- 2017年(平成29年)3月3日 - 中央ビルト工業株式会社の株式の一部を旭化成ホームズ株式会社に譲渡。持分法適用会社から外れる。[2][3]
- 2017年(平成29年)3月 - 住友商事より双福鋼器株式会社(三重県伊賀市)を買収する。[4][5]
無線機製品
アルインコは、アイコムやバーテックススタンダードに並ぶアマチュア無線機やレシーバー製造会社でもある。無線機器の代表製品はDJ-G7。レシーバーの代表製品DJ-X11等。
主な事業拠点
本店・事業所
生産拠点
関係会社
建設機材関連事業
- オリエンタル機材株式会社(レンタル関連事業も含む)
- 蘇州アルインコ金属製品有限公司(住宅機器関連事業も含む)
- アルインコ建設機材レンタル(蘇州)有限公司(レンタル関連事業も含む)
- ALINCO (THAILAND) CO.,LTD.
住宅機器関連事業
- 株式会社光モール
- 株式会社シィップ
- エス・ティ・エス株式会社
レンタル関連事業
- 東京仮設ビルト株式会社
- ALINCO SCAFFOLDING (THAILAND) CO.,LTD.
- PT. ALINCO RENTAL INDONESIA
- SIAM ALINCO CO.,LTD.
電子機器関連事業
- アルインコ富山株式会社
- 瀋陽アルインコ電子有限公司
- ALINCO ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.
過去のスポンサー番組
脚注
外部リンク
- アルインコ
- ALINCO アルインコフィットネス公式チャンネル - YouTube
- ありんこ屋(家庭用健康器具専門公式ショップ)
- アルインコ富山(無線機器の製造を担当する)
- 光モール(モール材の製造販売)
- シィップ
- エス・ティ・エス
- 双福鋼器