アヤコノ(ayaconno、本名:番匠 彩音[1]、2004年7月8日 - )は、日本のベーシスト。自称『ただの18歳』。名前の由来は「アヤネノコノテーション」[2]。
来歴
大阪時代( - 2021年3月)
大阪府枚方市出身[3]。2歳の頃エレクトーンを始める[4]。2014年ジュニアエレクトーンフェスティバル、2017年ヤマハエレクトーンコンクールにてファイナリストに選出されている[5][6]。中学入学後まもなく不登校となり、気分転換のためにドラムを習うために音楽教室に行ったところ、ベース・ギターに初めて触れた[4]。14歳の誕生日にベースを買ってもらったことから、ベースの練習を始めた[4]。2020年3月、活動していたバンドの脱退を機にTwitter上で「弾いてみた動画」の投稿を開始した[7]。Vulfpeckの「Dean Town」投稿時にJoe Dart本人からのリアクションがあるなど話題となる。
抜毛症を公表しており、対策としてかぶるようになった帽子がトレードマークになっている[4]。
上京(2021年3月 - )
2021年5月14日より、NHK Eテレの子供向け音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』シーズン9にスピカ役でレギュラー出演。
2021年8月21日、「ムジカ・ピッコリーノ アルカ号の仲間たち」の一員として、新潟県湯沢町の苗場スキー場で行われたFUJI ROCK FESTIVAL '21に出演[8]。
2021年8月24日、東京2020パラリンピック開会式に出演。布袋寅泰、田川ヒロアキ、川崎昭仁とロックバンド共演。[9][10]
2021年11月11日[ベースの日]、亀田誠治がナビゲーターを務めるLove Bass Expo 2021に出演。[11][12]
2022年1月8日より、名曲が生まれ変わるバンドセッションYouTubeチャンネル『AFTER HOURS』にベーシストとして参加。ギタリストにはロック・バンド なきごとの岡田安未、ドラマーにはSONORアーティストのかねこなつきがそれぞれ参加。[13][14][15]
2022年4月8日より、NHK Eテレの子供向け音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』シーズン10にも引き続きスピカ役でレギュラー出演。
2022年7月3日より、シンガーソングライター/コンポーザー ましのみと日曜のお昼にホッとする”おじや”みたいなPodcast番組『Kamaklan Ojiya』を開始。
2023年3月8日、アヤコノ(ベースボーカル)、ましのみ(ギターボーカル )、詩音(ドラム)で、スリーピースバンド『(WOLVEs GROOVY)』を結成。1st EP「WOLVEs1」を配信リリース[16]。
使用楽器
ベース
- Sago Stem-Ove4 アヤコノ Custom[17]
- 愛犬ヒカルの白と黒とグレーがミックスした毛並みを再現したカスタムモデル。シグネイチャーモデルとして発売もされている[18]。
- YAMAHA BBP34
- ロック以外の録音では使うことが多い[19]。
- YAMAHA BB434
- アヤコノが初めて買ったベース。レッスンの先生にセレクトしてもらった[20]。
- Key pilina UKB-500FL F-Hole Black フレットレス仕様
- ミュージックランドKEYのオリジナルブランドのウクレレベース。
エレクトーン
- YAMAHA (STAGEA)
出演
TV
- ムジカ・ピッコリーノ シーズン9(2021年5月14日 - 2021年8月13日、Eテレ) - スピカ役[3]
- ミュージックステーション(2021年5月21日、テレビ朝日系)
- ムジカ・ピッコリーノ ライブ in フジロック(2022年2月26日、Eテレ)[21]
- ムジカ・ピッコリーノ シーズン10(2022年4月8日 - 2022年8月19日、Eテレ) - スピカ役
- 未来の主役 地球の子どもたち 2022年スペシャル(2022年5月5日、テレビ東京系列)[22]
イベント
- 野外ロックフェスティバル「水都音楽祭2019」(2019年9月1日、淀川河川公園枚方地区)[3]
- High Mountain Vol.3 -Sago New Material Guitars Clinic- feat. アヤコノ(2021年4月18日、ベースハウスイケベ池袋)[23]
- FUJI ROCK FESTIVAL'21(2021年8月21日、苗場スキー場)[24][8]
- 東京2020パラリンピック開会式(2021年8月24日、国立競技場)[10][9]
- Love Bass Expo 2021(2021年(11月11日)[ベースの日]、KIWA 寺田倉庫 Warehouse TERRADA)[11][12]
- 第3回那賀町だヨ!全員集合(2021年12月12日、徳島県那賀町)[25]
- 滋慶学園グループ文化教養系13校(大阪・京都・神戸)入学式(2022年4月21日、大阪城ホール)[26]
雑誌
- ジャズ&音楽情報マガジン「The Walker's」 2021 Vol.65 今注目の女性ベーシスト!
- ベース・マガジン2021年8月号(Summer)[My Dear Bass]
- 月刊エレクトーン2021年10月号[新時代ステージで活躍中のアーティスト]
- 月刊YMMプレイヤー2021年10月号別冊『Player SPECIAL 魅惑のMuseたち -Summer Issue-』
- 月刊YMMプレイヤー2021年12月号 [INTERVIEW]
- ヤマハムックシリーズ205 Go!Go!GUITAR presents Go!Go!BASS [注目の女性ベーシストファイル]
WEBメディア
- 「普通でなくていい 人気の高校生ベーシストが語る「不登校の自分」の受け入れ方」高校生新聞ONLINE【ネットで注目の高校生】(2021年2月19日、株式会社スクールパートナーズ)[4]
- 「肩書にとらわれず、人と接することができる人はカッコいい」ミュージシャンが語る生き方の美学「かっこいい」とは何か【Special Guest No.2】(2021年8月、J:COM×洋服の青山)[27]
- 「BASSIST FILE-アヤコノ」ベーマガWeb【BASSIST FILES】(2022年2月10日、株式会社リットーミュージック)[19]
- 「Fender Made in Japan Junior Collection Jazz Bass × アヤコノ」デジマート・マガジン(2022年5月16日、株式会社リットーミュージック)[28]
- 「アヤコノ&井上が行く! エレクトーン探検隊 in 浜松」エレクトーンステーション(2022年5月23日、ヤマハ株式会社)[29]
Podcast番組
- 「Kamaklan Ojiya」(2022年7月3日-)
モデル
脚注
- ^ 【本音】17歳、マジで生きるアヤコノへ100の質問
- ^ 【100の質問】音楽家アヤコノ、17歳
- ^ a b c “NHK「ムジカ・ピッコリーノ」に出演してるアヤコノは枚方出身 (枚方つーしん)”. LINE NEWS. 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e “高校生新聞オンライン『普通でなくていい 人気の高校生ベーシストが語る「不登校の自分」の受け入れ方』”. 株式会社スクールパートナーズ. 2021年8月15日閲覧。
- ^ “2017年ヤマハエレクトーンコンクール(YEC)”. YAMAHA. 2021.8.15.閲覧。
- ^ “2014年ジュニアエレクトーンフェスティバル”. YAMAHA. 2021.8.15.閲覧。
- ^ You Tube動画【タナブロ】『17歳の本音、「辛い過去」を乗り越え駆け抜ける「今」』
- ^ a b “「ムジカ・ピッコリーノ」アルカ号の仲間たちがFUJI ROCK FESTIVAL‘21に出演!|ニュース一覧|会社概要|DIRECTIONS, Inc.(株式会社ディレクションズ)”. DIRECTIONS, Inc.(株式会社ディレクションズ)|映像コンテンツ制作、デジタルクリエイティブ、ブランディング. 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “開会式 世界のホテイ 全盲のギタリストらとデコトラで熱演 | 東京パラリンピック”. NHK. 2021年8月26日閲覧。
- ^ a b “東京パラリンピックの開会式に枚方出身のベーシスト「アヤコノ」と俳優の滝川英治が出演したみたい”. 枚方つーしん. 2021年8月26日閲覧。
- ^ a b 株式会社コルグ (2021年11月2日). “「ベースの魅力」を再現するLive Extremeを活用した無料配信イベント「Love Bass Expo 2021」開催決定!”. 株式会社 PR TIMES
- ^ a b 株式会社ヤマハミュージックジャパン (2021年11月2日). “ヤマハの楽器店(銀座店・名古屋店)で「Love Bass Expo 2021」ライブビューイングを開催 ~11月11日は、ベースの日。「THE BASS DAY 2021」~”. 株式会社 PR TIMES
- ^ “■YouTubeチャンネル『AFTER HOURS』では、最新のヒット曲から往年の名曲まで、聴き馴染みのある名曲をロックアレンジでカバーした動画を公開!”. THE FIRST TIMES. (2022年1月8日)2022年1月8日閲覧。
- ^ “名曲が生まれ変わるバンド・セッションYouTubeチャンネル"AFTER HOURS"、立ち上げ。初回はYOASOBI「夜に駆ける」カバー公開。アレンジャーにUNCHAIN参加”. Skream!. (2022年1月8日)2022年1月8日閲覧。
- ^ “名曲をロックアレンジでカバーするチャンネル「AFTER HOURS」開設 第一弾はYOASOBI「夜に駆ける」”. Real Sound. (2021年1月9日)2021年1月9日閲覧。
- ^ 「アヤコノ×ましのみ×詩音、スリーピースバンドWOLVEs GROOVY結成&初作品リリース」『音楽ナタリー』、2023年3月8日。2023年3月8日閲覧。
- ^ “アヤコノ”. Sago New Material Guitars. 2021年8月15日閲覧。
- ^ 『ベース・マガジン』リットーミュージック、2021年7月、192-193頁。
- ^ a b “BASSIST FILES/BASSIST FILE-アヤコノ”. ベーマガWeb. 株式会社リットーミュージック. 2022年2月10日閲覧。
- ^ 『月刊YMMプレイヤー2021年10月号別冊[Player SPECIAL 魅惑のMuseたち -Summer Issue-]』株式会社プレイヤー・コーポレーション、2021年9月29日、34-41頁。
- ^ “2月26日 Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ ライブ in フジロック」が放送決定!”. 浮雲ch.. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “未来の主役 地球の子どもたち 2022年スペシャル I am. 私は私。私が私らしく生きるために。”. テレQ. 2022年4月29日閲覧。
- ^ “High Mountain Vol.3 -Sago New Material Guitars Clinic- feat. アヤコノ”. 株式会社池部楽器店. 2021年8月15日閲覧。
- ^ “FUJIROCK EXPRESS'21 「ムジカ・ピッコリーノ アルカ号の仲間たち」”. fujirockers.org.. 2021年9月7日閲覧。
- ^ “告知⚡ 第3回・第4回 【アヤコノ】 那賀町だヨ!全員集合”. 徳島県那賀町まち・ひと・しごと戦略課. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “大阪・京都・神戸13校の入学式 “第1回目の授業”としてグラミー賞受賞など業界で活躍する先輩たちがプレゼンテーションをしました!”. 滋慶学園グループ. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “ミュージシャンが語る生き方の美学 「かっこいい」とは何か”. ミュージシャンが語る生き方の美学 「かっこいい」とは何か. JCOM株式会社. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “Fender Made in Japan Junior Collection Jazz Bass × アヤコノ”. 株式会社リットーミュージック. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “エレクトーンステーション”. 株式会社ヤマハミュージックジャパン. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “希少動物の保全を広げる! スナネコ×クリエーター・アーティスト公式コラボグッズ発売 第一弾はせきやゆりえ×アヤコノ”. SPICE (株式会社イープラス). (2022年2月22日)2022年2月22日閲覧。
- ^ “希少動物の保全を広げる! 那須どうぶつ王国×クリエーター・アーティスト公式コラボグッズ”. https://www.eco-online.org/. 特定非営利活動法人エコロジーオンライン. 2022年2月22日閲覧。