アミューあつぎ amyu atsugi | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 | 〒243-0018 神奈川県厚木市中町2丁目12-15 |
座標 | 北緯35度26分32.825秒 東経139度21分56.499秒 / 北緯35.44245139度 東経139.36569417度座標: 北緯35度26分32.825秒 東経139度21分56.499秒 / 北緯35.44245139度 東経139.36569417度 |
開業日 | 2014年(平成26年)4月26日 |
建物名称 | 厚木パークビル |
施設所有者 | 厚木市 |
施設管理者 | 東急不動産SCマネジメント株式会社 |
営業時間 | 10:00-20:00(ショッピングゾーン) 9:00-22:00(公共ゾーン・映画館) |
駐車台数 | 86台 |
前身 | 厚木パルコ |
最寄駅 | 本厚木駅 |
最寄IC | 海老名IC |
外部リンク | 公式サイト |
概要
本厚木駅近隣に位置し、本厚木駅とは本厚木駅東口地下道で連絡している。「アミュー」とは「A(Atsumaru、Asobi、Atsugi)、M(Mirai)、YU(YUme)」を組み合わせた造語である[1]。
前身はパルコが運営していた「厚木パルコ」であり、閉鎖後に厚木市が購入後、リニューアルしたものである。
年表
フロア構成
出店している専門店の一覧は公式サイト「フロアガイド」を参照。
映画館
アミューあつぎ映画.comシネマ | |
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情報 | |
完成 | 2014年 |
開館 | 2014年4月26日 |
閉館 | 2018年11月9日 |
収容人員 | (3スクリーン)344人 |
設備 | DCP |
用途 | 映画上映 |
旧用途 | 厚木テアトルシネパーク |
運営 | 株式会社デジタルプラス (現:株式会社ガイエ) ↓ 株式会社シーズオブウィッシュ[11] |
所在地 | 〒243-0018 神奈川県厚木市中町2丁目12-15 |
外部リンク | 公式サイト |
- 略歴
- 1994年3月:東京テアトル運営の「厚木テアトルシネパーク」開業。
- 2008年2月24日:厚木パルコ閉店に伴い「厚木テアトルシネパーク」閉館。
- 2014年4月26日:「アミューあつぎ映画.comシネマ」開業。
- 2018年
アミューあつぎ映画.comシネマ
アミューあつぎ映画.comシネマ(アミューあつぎえいがドットコムシネマ)は、2014年4月26日から2018年11月9日まで、株式会社シーズオブウィッシュが運営していたミニシアター(映画館)。3スクリーンを持ち、うち1スクリーンは多目的ホール「ホール112」として映画上映兼用している。映画.comと提携しており、映画.comのトラフィックデータを番組編成に活用していた[13]。支配人は株式会社シーズオブウィッシュ代表取締役の青山大蔵、副支配人は映画ブロガーの杉本穂高。厚木市がビルのオーナーでもあることから、市と連携して無料送迎バスの運行を行ったり[11][14]、市の広報である『広報あつぎ』への上映スケジュール掲載を行っていた[11]。
もともと「厚木パルコ」時代に東京テアトル運営の「厚木テアトルシネパーク」が存在していたが、厚木パルコの閉鎖と同時に閉館した[注 1]。当初は閉館後に上映設備は撤去される予定であったが、厚木市民の映画館復活への要望により、上映設備は撤去されずにそのままの状態となっていた[17]。その後、厚木市が厚木パークビルの再生を計画する中で、映画館についても復活に向けて動き出すものの、既に一度閉鎖された映画館であることから興行会社が運営に難色を示し、最終的に『「渋谷真夜中の映画祭」実行委員会』の代表であった青山が運営に名乗りを上げることになった[11][14]。
オープン当初は、映画.comシネマに対して批判的な市民もいたが、3か月で500人に対して説明を続けた結果、市民も理解を示すようになった[14]。2015年10月時点では、会員数が2000人を超えるまでに至っていた[11]。その後も入館客数は増加していたものの、賃料および映画購入料が上がったことで経営が厳しくなり、2018年11月9日に閉館[8]。運営していたシーズオブウィッシュは同年11月12日付で自己破産を申請したことが、同月26日に明らかとなっている[12]。
- データ
- スクリーン1:174席(デジタル上映)
- スクリーン2:58席(ブルーレイ・DVD上映)
- スクリーン3(ホール112):112席(デジタル上映、多目的ホール兼用)
- スクリーン3は開館当初は多目的ホールのみの使用となっていたが、2016年4月9日より通常の映画上映を開始した[18]。
あつぎのえいがかんkiki
あつぎのえいがかんkiki atusgino eigakan kiki | |
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情報 | |
正式名称 | あつぎのえいがかんkiki |
旧名称 | 厚木テアトルシネパーク アミューあつぎ映画.comシネマ |
開館 | 2018年12月15日 |
開館公演 | 『若おかみは小学生!』(高坂希太郎監督) 『日日是好日』(大森立嗣監督) 『鈴木家の嘘』(野尻克己監督)他 |
収容人員 | (3スクリーン)318人 |
客席数 | シアター1:152 シアター2:56 シアター3:110 |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | 株式会社映像機器システム社 |
所在地 | アミューあつぎ9階 |
外部リンク | http://atsuginoeigakan-kiki.com/ |
同館は、2018年12月15日より、大阪府に本社を置く映像&音響機器メーカー「映像機器システム社」の運営による「あつぎのえいがかんkiki」(あつぎのえいがかんキキ)として再オープンした[10][19]。館名の「kiki」は、魔女の宅急便の主人公「キキ」ではなく、映像機器システム社の「機器」に由来している。
スクリーン1と2の座席数は前述の映画.comシネマ時代より少し減ったものの、音響面では高性能の設備を整え、「重低音に包まれるような環境」を目指したという[19]。
- データ
- スクリーン1:152席(デジタル上映)
- スクリーン2:56席(デジタル上映)
- スクリーン3:112席(デジタル上映、映画.comシネマ時代同様、多目的ホールとしても使用)
周辺施設
脚注
注釈
- ^ 表向きの閉館理由は「厚木パルコ」閉鎖によるものであるが[15]、隣接する海老名市にワーナー・マイカル・シネマズ海老名(現在のイオンシネマ海老名)およびTOHOシネマズ海老名と言ったシネマコンプレックスが既にオープンしており、近隣にあった「厚木シネマミロード」が2005年に閉館するなどかなり苦しい状況であった[16]。
出典
- ^ アミューあつぎについて
- ^ (PDF)『店舗(厚木パルコ)閉鎖について』(プレスリリース)パルコ、2006年10月6日2018年12月17日閲覧。 。
- ^ (PDF)『厚木パルコ営業終了日決定 及び 閉店セール開催のお知らせ』(プレスリリース)パルコ、2008年1月9日2018年12月17日閲覧。 。
- ^ “旧パルコビルを購入”. タウンニュース. (2012年12月7日)2018年12月17日閲覧。
- ^ “新名称は「アミューあつぎ」”. タウンニュース. (2013年12月20日)2018年12月17日閲覧。
- ^ (PDF)『厚木市が進める旧厚木パルコのリニューアル事業「アミューあつぎ」三越伊勢丹グループが展開する編集ショップ「MI PLAZA」他商業ゾーンの全20テナントが決定』(プレスリリース)東急不動産SCマネジメント、2014年2月24日2018年12月17日閲覧。 。
- ^ (PDF)『厚木市が進める旧厚木パルコのリニューアル事業「アミューあつぎ」4月26日(土)10:00全館グランドオープン』(プレスリリース)東急不動産SCマネジメント、2014年2月24日2018年12月17日閲覧。 。
- ^ a b c d “アミューあつぎの映画館運営会社撤退、12月から新会社へ”. 神奈川新聞. (2018年10月23日) 2018年12月17日閲覧。
- ^ a b “厚木市内唯一の映画館「アミューあつぎ映画.comシネマ」閉館へ”. タウンニュース. (2018年11月2日)2018年12月17日閲覧。
- ^ a b c d “アミューあつぎの映画館「あつぎのえいがかんkiki」がオープンしました”. 厚木市 (2018年12月16日). 2018年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e 「ちょっくら映画館に行ってきました。」〜第1回:アミューあつぎ映画.comシネマ〜 - シネマズ by 松竹、2015年10月30日、2015年11月1日閲覧。
- ^ a b “厚木の映画館運営「シーズオブウィッシュ」に破産開始決定”. 不景気.com. (2018年11月26日)2018年12月17日閲覧。
- ^ アミューあつぎ映画.comシネマについて
- ^ a b c アミューあつぎ映画.comシネマ(2015年3月) - 港町キネマ通り、2015年11月1日閲覧。
- ^ - 東京テアトル、2007年11月1日、2015年11月1日閲覧。
- ^ 厚木の新映画館「アミューあつぎ 映画.comシネマ」の副支配人をやることになりました - Film Goes With Net、2014年2月24日、2015年11月1日閲覧。
- ^ 市と民間共同で映画館を再生。厚木市に『映画.comシネマ』4/26オープン - ハフィントン・ポスト、2014年2月25日、2015年10月16日閲覧。
- ^ アミューあつぎ 映画.comシネマ、「スクリーン3」を増設 若手映像クリエイター作品上映を支援 - 株式会社シーズオブウィッシュ、2016年4月14日、2016年5月4日閲覧。
- ^ a b “厚木の映画館、15日にリニューアルオープン 機材、設備充実”. 神奈川新聞. (2018年12月13日)2018年12月17日閲覧。