アジアラグビー(Asia Rugby)は、アジアにおけるラグビーユニオン競技に関する運営団体。ワールドラグビーの傘下にある大陸連盟で、アジアにおけるラグビーユニオンの運営・管理・普及活動を行う。2014年に名称をアジアラグビーフットボール協会(Asian Rugby Football Union; ARFU)から改称。
アジアラグビーチャンピオンシップ2017 日本 対 韓国 戦 (2017年4月29日撮影) | |
設立 | 1968年 |
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種類 | 競技連盟 |
本部 | 香港 |
関連組織 | ワールドラグビー |
ウェブサイト | http://www.arfu.com/ |
概要
1968年に、タイ協会のチャローク・コマラクール会長(当時)が、日本協会の金野滋専務理事・国際委員会委員長(当時)にアジアラグビーフットボール大会の開催を提案したことをきっかけに、8か国(台湾、香港、日本、マレーシア、シンガポール、スリランカ、大韓民国、タイ王国)[1]で結成された。金野専務理事は20年にわたり事務総長を務め、アジアのラグビー振興に貢献した。
当時はこのような形式の国際大会は珍しかったが、オックスフォード大学卒のコマナクールの国際的なコネクションから国際ラグビー評議会(IRB)にも影響を与え後のW杯開催にも繋げた。
アジアラグビー主催の主な大会
- アジアラグビーチャンピオンシップ
- 女子アジアラグビーチャンピオンシップ
- (アジアセブンズシリーズ)
過去の大会
加盟国・地域
31の国と地域の団体が加盟している[2][3]。すべての加盟団体がワールドラグビーに加盟しているわけではない[4]。 カッコ内はワールドラグビーに加盟した年、斜体はワールドラグビーのアソシエイトメンバーになった年[5]。
次の18団体がワールドラグビーのメンバーであり、8団体がワールドラグビーのアソシエイトメンバー:
- (ブルネイ) (2013*)
- (中華人民共和国) (1997)
- 中華民国 (1988)
- (グアム) (1998)
- 香港 (1988)
- (インド) (1999)
- (インドネシア) (2013)
- (イラン) (2010)
- 日本 (1987)
- (ヨルダン) (2020*)
- (カザフスタン) (1997)
- (大韓民国) (1988)
- (キルギス) (2004*)
- (ラオス) (2004*)
- (レバノン) (2018*)
- (マレーシア) (1988)
- (モンゴル国) (2004*)
- (ネパール) (2020*)
- (パキスタン) (2008)
- (フィリピン) (2008)
- (カタール) (2020*)
- (シンガポール) (1989)
- (スリランカ) (1988)
- タイ王国 (1989)
- (アラブ首長国連邦) (2012)
- (ウズベキスタン) (2014)
次の5団体はワールドラグビーに加盟していない
- アフガニスタン
- バングラデシュ
- マカオ
- サウジアラビア
- シリア
その他の団体はアジアラグビーに加盟していない
備考
脚注
- ^ “Rugby: ARFU changes name to Asia Rugby; follows World Rugby”. (SportAsia). 2015年6月11日閲覧。
- ^ a b “Guatemala Obtain World Rugby Membership”. americas Rugby News (2016年5月14日). 2016年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月14日閲覧。
- ^ a b “Unions”. Asia Rugby (2016年). 2016年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月14日閲覧。
- ^ “”. World Rugby. pp. 16-10 (2014年). 2015年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月28日閲覧。
- ^ http://www.asiarugby.com/about-asia-rugby/membership
関連項目
外部リンク
- アジアラグビー - World Rugby