解説
2年4ヶ月振りのシングル。たかじんの楽曲では初めて鹿紋太郎が作詞・作曲を手掛けた。好きやねんブームの火付け役となり関西で大ヒットした。前々作の「(ラヴ・イズ・オーヴァー)」や前作の「あんた」を上回る売上を記録した[1]。
背景
東京都出身の鹿が関西の文化に憧れ書いた歌のため、歌詞は正確な大阪弁ではなかった。しかし、たかじん自身は「関西弁の歌が歌いたいのではなく、女性の心を歌いたい」と考え、歌詞変更をせずレコーディングした。タイトル「やっぱ好きやねん」の「やっぱ」は、関東弁で、関西は「やっぱり」「やっぱし」と言う。だが関西でも若者は「やっぱ」を使う場合がある。「好きやねん」も本来、関西は「好っきゃねん」と発音することが多く、たかじんも「好っきゃねん」に近い発音で歌っている。
エピソード
たかじんと親交の深かった天童よしみが2014年4月22日の『NHK歌謡コンサート』(NHK大阪ホールからの中継)[2][3]、同年12月16日の『(わが心の大阪メロディー)』、同年12月31日の『第65回NHK紅白歌合戦』で歌唱。たかじんは生前NHK嫌いを公言、『紅白』に出場しなかったため、カバーではあるが、紅白の舞台で初めてたかじんの楽曲が披露された。
収録曲
- やっぱ好きやねん [04:24]
- 作詞・作曲:鹿紋太郎/編曲:川村栄二
- Yume irankane(new remix version) [04:36]
- 作詞:荒木十章/作曲:やしきたかじん/編曲:上柴はじめ