なにわスワンキーズは、吉本興業大阪本部に所属していた日本のお笑いトリオ。2023年5月24日に解散[1]。
なにわスワンキーズ | |
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メンバー | こじまラテ 仲西隼平 前田龍二 |
結成年 | 2013年 |
事務所 | 吉本興業大阪本部 |
活動時期 | 2011年 -2023年5月24日 |
出身 | NSC大阪校34期 |
出会い | NSC |
旧コンビ名 | キヌガサ、キャロライン(仲西) トラノコ、モーテル(前田) |
現在の活動状況 | ライブ、テレビなど |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | こじまラテ |
同期 | 蛙亭 さすけ(滝音) さや香 隣人 ポートワシントン ZUMA テコンドー近藤(センリーズ) 亜生(ミキ) 華山 スナフキンズなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2016年 Kakeru翔GP 優勝 2016年 EVEMON GP 優勝 2017年 今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 香川登枝緒記念敢闘賞 2020年 第4回ひょど−1グランプリ 優勝 2021年 8月グランドバトル 優勝 |
メンバー
- こじまラテ(本名:小島 潤一〈こじま じゅんいち〉1983年11月21日(39歳) - )
- 主に(大ボケ)・ネタ作り[2]担当、立ち位置は一番左。
- 大阪府大東市出身。大阪桐蔭高等学校から流通経済大学へ進学。大阪桐蔭高校では岩田稔(元阪神タイガース)・中村剛也(埼玉西武ライオンズ)と同じクラスに在籍していて、中村とは小・中学校時代の同級生でもある。身長168㎝、体重105kg。血液型B型。
- 趣味は読書と映画鑑賞、特技はラグビー。
- ラグビーのポジションはフッカー。小学校6年生からラグビーを始め、高校2年生時には全国大会のベスト16に残るほどのチームに所属。大学時代から清水建設ブルーシャークス(現・清水建設江東ブルーシャークス)にてプレーを続けるも、アニセサムエラにタックルして頭がパックリと割れる大怪我を負いすぐさま入院。その後ラグビーには復帰するも恐怖で身体が動かなくなってしまったため、引退を余儀なくされた[2][3][4]。芸人の道は引退後に志したが、周囲の人々や親からは頭を打っておかしくなったから芸人になったと思われていた[3]。
- 大学時代、同じフッカーに湯原祐希(元東芝ブレイブルーパス東京)がいた。仲はあまり良くなかったらしいが、引退試合では湯原がこじまに対して感謝の言葉を贈ったことに号泣。それからすごく仲良くなったと述懐している[3]。
- 芸名は、かつてピン芸人として活動していた時代の名残。
- 昴生(ミキ)に風貌が似ている[5]。結腸炎で入院した昴生が、ミキとからし蓮根によるライブ配信へ出演できなくなり、亜生(ミキ)の依頼で急遽代役を務めたことがある[6] [7]。
- 実父は柔道の師範で、中・高校時代に学内の落語研究会で活動していた。高校時代の1974年頃には、『東芝お笑いアットホーム』(朝日放送が当時制作していた10週勝ち抜き方式の素人演芸ラジオ番組)で落語を披露したほか、高田昭徳(後の(オール阪神))と共演した経験を持つ。こじまも、2020年度からトリオで『伊藤史隆のラジオノオト』(朝日放送ラジオ)金曜放送分のレギュラーパートナーに起用されていて、親子2代続いて朝日放送制作のラジオ番組で話芸を披露している(後述)。
- 仲西 隼平(なかにし じゅんぺい、1989年3月7日(34歳) - )
- 主に(ツッコミ)(ネタによっては小ボケ)担当、立ち位置は真ん中。
- 前田 龍二(まえだ りゅうじ、1988年5月20日(35歳) -)
- 主に小ボケ(ネタによってはツッコミ)担当、立ち位置は一番右。
来歴
仲西は大学時代にNSCへの入学を決めていたため、就職どころか就活の経験もなかった[2]。
前田も大学卒業後はNSCに入学したが、「就職できないから芸人になろうとしている」と周囲から思われるのが嫌だったことから、就活には励んだ。大手企業の最終面接も経験したという[2]。
こじまは前述の通り、社会人時代にラグビーの試合中にて大怪我を負い選手を続けられなくなったことを機に芸人を目指すようになった。相方の2人とはNSCの同期だが少し遠回りした分、年が離れている。前田曰く「精神的には一番幼い」[2]。
トリオ名は、1年先輩の今井らいぱち(元・ヒガシ逢ウサカ)と楠見大輔(元・絶対アイシテルズ)に名付けてもらった。他のトリオ名候補には「お好みかん」「トラノコ」があった[8]。
芸風
コントと漫才の両方を演じる。「コント6:漫才4」の割合。日常のひとコマをテーマに、現実を舞台にした設定を基本にしている[2]。ボケ・ツッコミの役割は決まっておらず、ネタによって変わる。
賞レース成績
- 2016年 Kakeru翔GP 優勝[9]
- 2016年 M-1グランプリ2016 3回戦進出
- 2016年 EVEMON GP 優勝[10]
- 2017年 今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 香川登枝緒記念敢闘賞
- 2017年 M-1グランプリ2017 3回戦進出
- 2018年 NHK上方漫才コンテスト 決勝進出
- 2018年 M-1グランプリ2018 3回戦進出
- 2019年 M-1グランプリ2019 3回戦進出
- 2020年 第4回ひょど-1グランプリ 優勝
- 2020年 M-1グランプリ2020 準々決勝進出[11]
- 2021年 8月グランドバトル 優勝[12]
- 2021年 M-1グランプリ2021 準々決勝進出[11]
- 2022年 第11回ytv漫才新人賞 ROUND3 第11位
出演
ラジオ
- 伊藤史隆のラジオノオト 金曜日(朝日放送ラジオ、2020年度 - )
- 2020年度の「シーズン4」から、全編のパートナーに起用。ラジオでは初めてのレギュラー番組で、「ムキムキ!!ノーサイド劇場」(同年度まで19:30前後に放送されていたラグビー情報コーナー)にも3人揃って出演している。
- 20時台前半の冠コーナー「なにわスワンキーズの熱狂!男どアホウプロ野球」では、パーソナリティの伊藤史隆(ラグビー中継の実況も担当する朝日放送テレビアナウンサー)やリスナーなどから出された「お題」を基に、オリジナルの漫才を毎回披露。2020年11月27日放送分からは、漫才の最中に番組スタッフが収録した動画を、放送の翌週からABCラジオのYouTube公式チャンネルで順次配信している。
- 2021年8月11日(水曜日)には、『なにわスワンキーズの男どアホウラジオ』(当番組からの派生企画としてメンバーのみが出演した特別番組)が『ABCフレッシュアップベースボール』のスタジオバージョン扱いで放送された。
脚注
- ^ “お笑いトリオ「なにわスワンキーズ」解散発表 24日舞台最後に…「3人で話し合って決めました」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Vol.19 なにわスワンキーズ|あなたの街の「ええ仕事」! Eしごとぱど”. content.eshigoto.jp. 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b c “元ラグビー選手のこじまラテ率いるトリオ、なにわスワンキーズが「M-1」3回戦へ”. SANSPO.COM(サンスポ) (2019年10月7日). 2020年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “Vol.32 なにわスワンキーズ|あなたの街の「ええ仕事」! Eしごとぱど”. content.eshigoto.jp. 2020年10月23日閲覧。
- ^ a b “ミキ昴生注目芸人は「謹慎明けのマユリカ」、粗品はセリヌンティウス級の親友をオススメ”. お笑いナタリー. 2020年10月25日閲覧。
- ^ “昴生の病欠も、“あの芸人”が代役で「ほぼミキ」?違和感なさすぎでファン爆笑”. ラフ&ピース ニュースマガジン (2020年6月17日). 2020年10月25日閲覧。
- ^ なにわスワンキーズのこじまラテいぶし銀の青山繁 [@kojimalatte] (2020年6月14日). "自粛明け1発目のお仕事はなにわスワンキーズのこじまラテとしてではなく、ミキの昂生としてミキ✖️からし蓮根のトークライブに出させていただきました😊昂生さんの出演を楽しみにしていた方申し訳ありません🙇♂️ ありがとうございました🙇♂️" (ツイート). Twitterより2020年10月25日閲覧。
- ^ “デルマパンゲ、いぬ、なにわスワンキーズ、天才ピアニスト | あのコンビ名の由来を知りたい Vol.8”. お笑いナタリー. 2020年11月18日閲覧。
- ^ “よしもと漫才劇場 6年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」 優勝は「なにわスワンキーズ」”. 2020年10月24日閲覧。
- ^ “なにわスワンキーズが「エブマンGP」優勝、賞金半減でも大喜び”. www.sponichi.co.jp. 2020年10月24日閲覧。
- ^ a b “なにわスワンキーズ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年10月24日閲覧。
- ^ “ひょど-1GP優勝のなにわスワンキーズ、冠ラジオ「男どアホウラジオ!」今夜”. お笑いナタリー. 2020年10月24日閲覧。
外部リンク
- 公式プロフィール