『さよならのかけら』は、小松未歩の7枚目のシングル。1999年3月3日にAmemura O-town Record/Spoonful[注釈 1]より発売された。規格品番はAOCS-1004。
概要
- Amemura O-town Recordからの最後の作品であり、自身初のマキシシングルでの作品。もともとは8cmシングルCDとして発売する予定(当初の規格品番はAODS-1008)であったが形態が変更された。
- 出会いの大切さと別れの必然性をコンセプトにしている。仮歌の仕様で本人は歌詞を書き直すつもりであったが、急遽リリースが決定してしまったことで暗い歌詞のままになってしまったという。
- 小松が初めてプロデュースを担当した作品である。
- 累計売上枚数5万枚。
収録曲
全作詞・作曲/小松未歩 全編曲/古井弘人
- さよならのかけら
- テレビ朝日系列情報バラエティ番組『PAKU2グルメんぼ』エンディングテーマ(1999年1月〜1999年3月)
- 出版者:テレビ朝日ミュージック、ギザミュージック(スプーンフルミュージック)
- BOY FRIEND
- もともと2ndアルバム『小松未歩 2nd 〜未来〜』に収録予定であったが見送られ、この作品で音源化が実現した。
- 出版者:ギザミュージック(スプーンフルミュージック)
- さよならのかけら (original karaoke)
- BOY FRIEND (original karaoke)
収録アルバム
- 『小松未歩 3rd 〜everywhere〜』(#1,2)
- 『lyrics』(#2)
- 『小松未歩 ベスト 〜once more〜』(#1)
リミックス
- 『』(#1) ※『さよならのかけら <shooting star mix>』(編曲:knock-out 70)
脚注
注釈
- ^ a b Spoonfulは、当初、ZAIN RECORDSの関西専用のサブレーベルであったが、1997年7月1日に、関西拠点最初のメジャーレーベルのレコード会社であるAmemura O-town Recordとして独立し、そのサブレーベルとなった。その結果、小松のCDには、ZAIN RECORDS時代とAmemura O-town Record時代を通じ、CDレーベル面にSpoonfulレーベルのロゴが入っている。なお、1993年11月4日に設立された「株式会社スプーンフル」(法人番号:6120001140100)は、小松のデビューからGIZA studio移籍までの間は「Spoonful」レーベルの運営会社であったが、その後、GIZA studio本社ビル「GIZA hills(現・HORIE HILLS)」内に2002年3月に開店したベーカリーカフェ「hillsパン工場cafe」の運営会社となった。2013年9月29日に閉店、法人登記も2016年2月8日に閉鎖。(HORIE HILLS地下2階の「hillsパン工場・ライブハウス」はGIZA studio直営。)
- ^ 2021年6月1日放送『hills Music Factory』(YES-fm)にて、hillsパン工場・ライブハウス支配人の斉田才が『今は長戸大幸プロデューサーが小松さんのプロデュースをやっていたとか言えるんですが…93年の11月に一応(長戸は)引退したことになっている。そこからアルバムとかのクレジットには(長戸の)名前が全部ない。プロデューサーの名前で…ROCKAKUさんとか…KANONJIというのとか…長戸プロデューサーだったんですね、あれは。』と語っている。