『さすらいの旅路』(さすらいのたびじ)は、1977年4月19日から同年7月26日まで日本テレビ系列の『火曜劇場』(毎週火曜22:00 - 22:54)で放送されたテレビドラマ。全15回。
概要
(アレクサンドル・ビゾン)の著作『マダムX』を翻案し、製作した作品。貧しい針子のヒロイン・涼子が政界の名門家・大谷家に嫁ぎ、結婚式では肩身が狭かったながらも幸せをつかんだが、それも束の間、かつて10代の頃に夏祭りの夜に涼子を犯した男・北代良智の死亡事故に係わったことから、一族の名誉を重んじる姑に日本を追い出される形で、アメリカで愛児・英や夫・秀一の面影を抱きながら放浪、やがて身を売ってアルコール中毒、麻薬中毒となるまでに転落、日本に帰ってからは同じ麻薬中毒の日高と同棲し付きまとわれながら悲惨な生活を送った。そして日高は涼子が秀一の元妻と知って一儲けを企み、遂には涼子は日高を射殺。涼子は法の裁きを受けるが、その前に弁護士として立ったのは成人した実子・英だった…[1][2]。
キャスト
スタッフ
主題歌・挿入歌
- 挿入歌「愛の残像」(歌:沢田亜矢子)
- 作詞・作曲:山本寛太郎/編曲:服部克久
脚注
- ^ 参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、京都新聞 各縮刷版(1977年4月~1977年7月)
- ^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、519頁。(NDLJP):12275415/269。
- ^ 週刊TVガイド 1979年2月2日号の『帰らざる旅路』の紹介記事より。
- ^ テレビドラマデータベース「さすらいの旅路」より。
- ^ a b 週刊TVガイド 1977年4月22日号 93ページでの本作の紹介記事より
- ^ 週刊TVガイド 1977年7月29日号 91ページでの本作の紹介記事より
日本テレビ 火曜劇場 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
愛の嵐 (1977.1.11 - 1977.4.12) | さすらいの旅路 (1977.4.19 - 1977.7.26) | 幸福のとき (1977.8.2 - 1977.10.4) |