ささき しょうこ[1]（本名：佐々木笙子[2]（読み同じ）、1996年6月8日 - ）は、兵庫県加古川市出身の女子プロゴルファーである。所属は日本触媒。
経歴
9歳から本格的にゴルフを始め、脱サラした父らに支えられた[3]。その頃より岡本昭重に師事している[3]。
アマチュア時代の主な成績として「日本ジュニアゴルフ選手権競技」（女子12～14歳の部＝2011年）優勝がある[4]。
高校卒業後の2015年、日本女子プロゴルフ協会（LPGA）最終プロテストに進出し、2位タイで合格[5]。LPGA87期生となる[1]。同年LPGA入会時に「名前が読みにくい。たくさんの人に名前を覚えてもらいたい。」との理由から平仮名のささきしょうこで会員登録を行った[3]。
QTランキング36位で迎えた2016年は[6]、7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」でLPGAツアー初優勝[7]。その後11月より日本触媒所属となる[8]。同年は年間獲得賞金ランキング（賞金ランク）28位で自身初のシード入りをすると共に[9]、LPGAアワード新人賞を獲得[10]。
2017年は未勝利ながら賞金ランク37位で、2年連続のシード入り[9]。
2018年は10月に「スタンレーレディスゴルフトーナメント」[11]、「樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント」とLPGAツアーで2勝[12]、賞金ランクは自身最高位となる16位で3年連続のシード入りを果たした[9]。
2019年は賞金ランク88位に終わり、賞金シード入りを逃す[13]。
2020年から2021年春までは不調が続いた。36ホール短縮となった「ほけんの窓口レディース」では大里桃子と並びプレーオフとなったが3ホール目で敗れた[14]。
成績
ツアー優勝
JLPGAツアー（3）
| No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位（タイ） |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2016年7月29日 - 31日 | 大東建託・いい部屋ネットレディス | |||
| 3打差 | 岡山絵里 | ||||
| 2 | 2018年10月5日 - 7日 | スタンレーレディスゴルフトーナメント | |||
| 1打 | 新垣比菜 | ||||
| 3 | 2018年10月26日 - 28日 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント | |||
| 2打差 | 小祝さくら |
脚注
- ^ a b c “ささき しょうこ プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “ささきしょうこ応援サイト”. 日本触媒. 2019年8月3日閲覧。
- ^ a b c “ささき しょうこ”. ALBA.Net (2018年3月20日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “ささき しょうこ選手のプロフィール”. JGA. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “2015 LPGA最終プロテスト”. 日本女子プロゴルフ協会 (2015年7月31日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “QTランキング2016”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “【2016】大東建託・いい部屋ネットレディス”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年7月31日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “プロゴルファーささきしょうこ選手と所属契約を締結”. 日本触媒 (2016年11月16日). 2019年11月25日閲覧。
- ^ a b c ささきしょうこ｜プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
- ^ “年度別一覧2016 | LPGAアワード”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “【2018】スタンレーレディスゴルフトーナメント｜”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年10月7日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “【2018】樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年10月28日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “13人が初の賞金シード入り 過去最年少の平均26.3歳”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年11月24日). 2019年11月25日閲覧。
- ^ “惜敗のささきしょうこ『ケガの功名でも、勝ちたかった』｜”. 日本女子プロゴルフ協会 (2021年5月16日). 2021年9月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ささきしょうこ（日本女子プロゴルフ協会のプロフィール）