鵜殿村(うどのむら)は、かつて三重県南牟婁郡にあった村。三重県最南端にあり、東紀州地域に含まれていた。
うどのむら 鵜殿村 | |
---|---|
鵜殿港 | |
廃止日 | 2006年1月10日 |
廃止理由 | 新設合併 鵜殿村、紀宝町 → 紀宝町 |
現在の自治体 | 紀宝町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 南牟婁郡 |
市町村コード | 24564-0 |
面積 | 2.88 km2 |
総人口 | 4,852人 (2004年) |
隣接自治体 | 新宮市・紀宝町 |
村の木 | クスノキ |
村の花 | スイセン |
鵜殿村役場 | |
所在地 | 〒519-5701 三重県南牟婁郡鵜殿村324番地 |
外部リンク | (Internet Archive) |
座標 | 北緯33度44分15秒 東経136度00分44秒 / 北緯33.73761度 東経136.01233度座標: 北緯33度44分15秒 東経136度00分44秒 / 北緯33.73761度 東経136.01233度 位置画像 = |
{{{位置画像}}} | |
ウィキプロジェクト |
廃止されるまで日本で一番面積の小さい村[1]で、また日本で一番人口密度の高い村[2]でもあった。大字はなく、小字はあったものの行政地名ではなかったため、住所の表記では村名の次に地番がきた。
熊野川の河口に位置し、熊野川をはさんで和歌山県新宮市と接する小さな村で、同市のベッドタウンであり、紀州製紙の工場が村域の一割ほどをも占める企業城下町であった。2006年(平成18年)1月10日に紀宝町と合併し、紀宝町鵜殿となった。合併後、鵜殿村役場の庁舎は紀宝町役場の庁舎として利用されている。
地理
三重県最南端、熊野川の河口に位置する。村の面積は小さく河口近くのわずかな部分を占めるのみである。
隣接していた自治体
歴史
村長
産業
紀州製紙(現・北越紀州製紙)の製紙工場により栄えていた。製紙工場に隣り合うかたちで鵜殿港がある。
また面積が日本一小さな村で有名となり、記念観光で訪れる人も多かった。
教育
- 現在は全て紀宝町立。
小学校
- (鵜殿村立鵜殿小学校)
中学校
- (紀宝町・鵜殿村組合立矢渕中学校)
幼稚園・保育園
- (鵜殿村立鵜殿幼稚園)
図書館
交通
鉄道
旧村域を東海旅客鉄道(JR東海)の紀勢本線が走り、鵜殿駅が置かれている。鵜殿駅から紀州製紙工場まで専用線が延びている。(現在は貨物輸送の専用線が廃線となっている)