『金曜日の天使』(きんようびのてんし)は、1981年(昭和56年)11月25日にリリースされた日本のロックバンド・のデビューシングルである。
略歴・概要
1981年秋、すでにテレビタレント化したと見なされていた近田春夫は「タレント廃業ミュージシャン専念」宣言をし、彼が注目するバンド「(人種熱)」と結合し、「近田春夫&ビブラトーンズ」を結成、同年11月25日、アルバム『ミッドナイト・ピアニスト』と同日発売されたのが、本シングル『金曜日の天使』である。「時代の先を行きすぎる」と言われる近田は、「1981.11.25.現在のPOPS」と銘打ち、いまを撃ち抜く音楽をという意気込みで、本作および同アルバムを世に放った[1]。
本シングル表題曲『金曜日の天使』は、アルバム『ミッドナイト・ピアニスト』に収録された楽曲『Soul Life』の歌詞の一部と編曲をシングル向けに変更した楽曲である[1]。
1988年(昭和63年)10月21日、本シングル2曲が収録されたCDアルバム『ビブラトーンズFUN』が発売され、その後同アルバムは、2002年(平成14年)4月20日、2008年(平成20年)8月20日に再発売された[2]。
1998年(平成10年)11月21日、面影ラッキーホールがアルバム『代理母』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)で、楽曲『金曜日の天使』をカヴァーした[3]。
2016年(平成28年)4月27日、パスピエが6枚目のシングル『ヨアケマエ』のカップリング楽曲として『金曜日の天使』をカヴァーした。
収録曲
関連事項
脚注
- ^ a b (石川誠壱)のウェブサイト内の「近田春夫と私」の項の記述を参照。
- ^ #外部リンクのYahoo! ミュージック「Vibra-Tones Fun」リンク先の記述を参照。
- ^ #外部リンクのYahoo! ミュージック「代理母」リンク先の記述を参照。