本郷村(ほんごうそん)は、山口県の東部にあった村。2006年3月20日、岩国市および玖珂郡内の町村(和木町を除く)と合併して新たに岩国市となり、村域は岩国市本郷町(ほんごうまち)となった。
ほんごうそん 本郷村 | |
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廃止日 | 2006年3月20日 |
廃止理由 | 新設合併 岩国市・由宇町・玖珂町・本郷村・周東町・錦町・美川町・美和町→岩国市 |
現在の自治体 | 岩国市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 中国・四国地方 |
都道府県 | 山口県 |
郡 | 玖珂郡 |
市町村コード | 35324-8 |
面積 | 40.35 km2. |
総人口 | 1,239人 (国勢調査、2005年10月1日) |
隣接自治体 | 玖珂郡錦町、美川町、美和町 |
村の木 | あかまつ |
村の花 | エビネラン |
本郷村役場 | |
所在地 | 〒740-0602 山口県玖珂郡本郷村大字本郷1604 |
座標 | 北緯34度17分41秒 東経132度02分22秒 / 北緯34.29483度 東経132.03933度座標: 北緯34度17分41秒 東経132度02分22秒 / 北緯34.29483度 東経132.03933度 |
ウィキプロジェクト |
山口県で最後まで残っていた村である。
歴史
中世においては、傀儡の大内氏を立てた陶氏の勢力伸長・先駆け的地域に位置している。陶氏と安芸の国衆の勢力争いにおいては、陶氏の先鋒的な役割を担わされた。宮島の合戦前の小競り合い(折敷畑の戦い)において、山代衆が廿日市に遠征し安芸の国衆に敗れている。宮島の合戦後に行われた毛利氏(安芸の国衆首領)の征討戦では山代地方では成君寺城の戦いがあったとされるが、全体としては激しい抵抗戦は起こっていない。関ヶ原の戦いの結果、防長2州に移封された毛利氏の政策は、国境の守りとして山代地方を重視し代官所が置かれていた。また、この時代開かれたと思われる集落は一様に士分として認められた所もある。地勢として山間地域であるため楮・三椏の生産があり、耕作地の地力維持に必要な茅・草には事欠かず、農地の生産性は比較的高かったと思われる。ここに目をつけた。毛利藩では高い税率を課して、藩財政の潤沢を図っているが、結果として山代一揆を起こしている。
沿革
隣接する自治体
大字
- 宇塚 (うづか)
- 西黒沢 (にしくろざわ)
- 波野 (はの)
- 本郷 (ほんごう)
- 本谷 (ほんだに)
交通
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、錦川鉄道錦川清流線河山駅。
路線バス
道路
- 一般県道
通っていない
名所・旧跡・観光
関連項目
外部リンク
- 国土地理院 地図閲覧サービス ウオッちず
- 国土地理院 地図閲覧サービス ウオッちず 2万5千分1地形図名:周防本郷[北西]
- 本郷村(2006/01/19アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project