概要
運営
会期
春日部市議会の定例会は、毎年3月、6月、9月及び12月に召集され、その他にも必要に応じて臨時会が開催される。
会派
会派名 | 議席 数 | 議員名 | 所属党派 | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
---|---|---|---|---|---|
自民・無所属の会 | 9 | 会田由幸、永田飛鳳、榛野博 山口剛一、石川友和、水沼日出夫 金子進、鬼丸裕史、山崎進 | 自由民主党・ 無所属 | 1 | 11.11 |
次世代 かすかべ! | 6 | 奥沢裕介、阿部雅一、伊藤一洋 吉田稔、小久保博史、河井美久 | 自由民主党・ 無所属 | 0 | 0 |
公明党 | 6 | 中村貴彰、藤原智子、木村圭一 鈴木一利、荒木洋美、栗原信司 | 公明党 | 2 | 33.33 |
日本共産党 | 4 | 木下三枝子、大野とし子 今尾安徳、並木敏恵 | 日本共産党 | 3 | 75 |
立憲民主党 | 1 | 大里昇 | 立憲民主党 | 0 | 0 |
日本維新の会 | 1 | 平沢一博 | 日本維新の会 | 0 | 0 |
無所属 | 2 | 酒谷和秀、古沢耕作 | NHK党・無所属 | 0 | 0 |
欠員 | 1 | ||||
計 | 30 | 6 | 20 |
新春日部市発足後に行われた市議会選挙から2022年4月までは、土屋品子衆議院議員から支援を受ける石川良三市長(当時)を支持する自民党系の最大会派「新政の会」(石川氏も市議在職中に所属)と、長らく土屋義彦元知事,品子親子と対立する佐久間実元埼玉県議会議長を支持する議員などで構成される会派「春和会」(2006~2014)→「新風会」(2014~2018)→「前進かすかべ。未来の会」(2018~2022)が保守勢力を二分していた[2]。
2017年に行われた市長選挙では、市政与党の「新政の会」に所属していた岩谷一弘市議会議員(当時)が、土屋氏の系列であった三枝安茂元市長、長らく土屋親子と対立する佐久間実元県議会議員、土屋元知事直系で佐久間氏とはかつて県議選で激しく対立した清水寿郎元県議会議員、市議会の会派「新風会」所属議員らの支援を受け[3]、石川市長の対抗馬として立候補し、春日部市の保守系の対立構図を一変させた。結果、土屋品子衆議院議員、白土幸仁県議会議員、「新政の会」所属議員の全面的な支援を受けた石川氏が、5票差で岩谷氏を破り4選した。
2021年の市長選挙では、岩谷氏は2018年の市議復帰後に所属していた「前進かすかべ。未来の会」所属議員の支援を受けずに立候補し、岩谷氏と同じく「前進かすかべ。未来の会」に所属していた前市議の古沢耕作氏、共産党推薦の角田妙子氏、自民党と公明党の推薦を受けた現職の石川良三氏も立候補する中、大差で岩谷氏が初当選を果たした。
2022年4月の市議会選挙では、事実上の市政野党となった自民党が、初めて公認候補を擁立し、現職4人・新人1人の計5人全員が当選した。公認候補以外にも、土屋氏率いる自民党組織が支援した現職の無所属候補も全員当選を果たした。一方で、岩谷市長の後援会を母体に5人の新人が無所属で出馬したが、3人の当選にとどまった[4]。市議選後は、旧新政の会のメンバーを中心とした、「自民・無所属の会」が引き続き最大会派となった。旧未来の会の6人中3人と、岩谷市長の支援を受けた新人3人は「次世代 かすかべ!」を結成した。
公明党は、過去5回の選挙において、毎回6議席ずつを獲得している。
日本共産党は、2006年~2018年に行われた4回の選挙では6議席を獲得していたが、2022年の選挙では4議席の獲得にとどまった。
日本維新の会と立憲民主党は、2022年の選挙で初めての議席を確保した。
不祥事
脚注
- ^ “任期満了日一覧”. 埼玉県庁 (2021年3月11日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ “春日部市議会 かすかべ議会だより”. www.kasukabe-shigikai.jp. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “Facebookにログイン”. Facebook. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “日本共産党春日部市議団|新春日部”. www.jcp-kasukabe.jp. 2022年8月11日閲覧。
- ^ a b c “春日部市議「LGBTへの差別は存在しない」「左翼の作戦」発言に波紋”. ハフポスト (2020年10月29日). 2020年11月11日閲覧。
- ^ “「LGBT差別は存在しない」問題発言の春日部市議 謝罪も撤回もせず”. 東京新聞 (2020年11月11日). 2020年11月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 春日部市議会