地理
館山市および房総半島最南端部に位置し、西側は太平洋に面する[4]。地内東部は山林であり、北西部の山麓から海岸に至る斜面に住宅が集中する。
北西で(相浜)、北から東にかけて(大神宮)、南で南房総市(白浜町根本)とそれぞれ接する(特記ないものは館山市)。
海岸
- 布良海岸
歴史
地名の由来
(布)(め、食用の海草を指す古語)が繁茂している浦という意味の「布浦」(めうら)が転訛したとする説、紀伊国目良[注 1]あるいは伊豆国妻良[注 2]の住人が移住した地にちなむという説、天富命が(阿波忌部氏を率いてこの地に上陸した)際に現地の住民から献上された布を「良い布」と賞したことに由来するという伝承などがある[4]。
沿革
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | (館山市立房南小学校) | (館山市立房南中学校) |
交通
地内を通る鉄道路線はない。
バス
道路
施設
史跡
- 布良崎神社
- 駒ケ崎神社
- 能忍寺
- 龍樹院
ギャラリー
布良崎神社二の鳥居・一の鳥居
布良崎神社御由緒
脚注
注釈
出典
- ^ a b R2年11月地区別人口 (PDF) - 館山市. 2020年12月17日閲覧。
- ^ a b c “郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2020年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典』 12. 千葉県、角川書店、1984年、840頁。ISBN (4040011201)。
- ^ “千葉)台風15号半年、移転強いられる人も 館山・鋸南”. 朝日新聞. (2020年3月9日)2020年12月25日閲覧。
- ^ “町の景色変わった 修理が進む一方、離れる人も… 台風15号1年 千葉・館山ルポ”. 毎日新聞. (2020年9月9日)2020年12月25日閲覧。
- ^ “幼稚園・小学校・中学校 通学区域”. 館山市 (2017年4月1日). 2020年12月25日閲覧。
参考文献
関連項目
- 富崎村
- 天富命
- (忌部氏#阿波忌部の東遷説話)
- 青木繁 - 洋画家。1904年の夏に布良に滞在し、代表作『海の幸』を制作した。
- カノープス - りゅうこつ座の1等星。房総半島沿岸部では布良の方向に見える星として「布良星」と通称される。