この(存命人物の記事)には、がまったくありません。(2013年10月) |
来歴
1986年、ロッキング・オンに入社。1991年から邦楽雑誌『ROCKIN'ON JAPAN』2代目編集長。2000年から洋楽雑誌『rockin'on』4代目編集長を歴任。2006年から『ROCKIN'ON JAPAN』の編集長に復帰。2010年5月号より『ROCKIN'ON』と『ROCKIN'ON JAPAN』の編集長を兼任する。『ROCKIN'ON JAPAN』では前年より、「総編集長、またはめっちゃ☆編集長」という肩書きだが、その業務が編集長時代と何が変化したのかは、本人からは曖昧な楽観的コメントしかされていない。
2021年7月15日、『ROCKIN'ON JAPAN』1994年1月号と1995年7月1日発売の『クイック・ジャパン』第3号における小山田のインタビュー内容の一部があらためてインターネット上で拡散される。小山田は学生時代に障害者にひどいいじめを行ったとされ、ネット上やマスコミからの批判が相次いだ[1]。
この騒動においては、山崎などによる当時のインタビューの原文がネットメディアやマスコミに確認されることなく、恣意的な編集をした悪意のある個人ブログやまとめ記事から引用したことによって前後の文脈が抜け落ちたまま拡散され、誤解が生じた部分もあるのではないかという指摘がされている[2][3][4]。 騒動の直後、7月18日に山崎は自身のブログで謝罪文を公表。「その時のインタビュアーは私であり編集長も担当しておりました」と述べ、「傷つけてしまった被害者の方およびご家族の皆様、記事を目にされて不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪した[5][6][7]。
またこの騒動では、日本の大手メディアがいじめの内容を報じないことから、『オブザーバー』やAP通信などの多くの海外メディアは、日本の英語独立系メディアなどの記事からしか情報を得ることができなかった[8][9]。そのため海外メディアは、インタビューの原文を参照することなく、原文と異なる内容を含む記事を掲載することになったと指摘されている[8][9]。
出演
ラジオ
- DIG THE ROCKS(bayfm)
- BRIT AWARDS2012、2013の副音声にて解説を務める。
テレビ
著書
単著
- 『激刊!山崎』(2005年、ロッキング・オン)(ISBN 978-4860520489)
- 『激刊!山崎Ⅱ』(2014年、ロッキング・オン)(ISBN 978-4860521189)
連載
ライナーノーツ
- 他多数
脚注
- ^ “小山田圭吾さん 東京五輪作曲陣から辞任の意向 大会関係者”. NHK. (2021年7月19日)2021年7月19日閲覧。
- ^ “2021年夏に起きた小山田圭吾氏の炎上問題について時系列の整理とファクトチェック” (2021年12月31日). 2022年8月2日閲覧。
- ^ “毎日新聞に小山田圭吾さん炎上の初期報道時のソースを問い合わせてみた結果” (2022年7月25日). 2022年8月2日閲覧。
- ^ “【Japanese Ver.】「Cornelius 小山田圭吾氏と出来事の真相」2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION”. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “小山田さん「いじめ」発言 ロッキング・オン・ジャパン編集長も謝罪”. 毎日新聞. (2021年7月18日)2021年7月20日閲覧。
- ^ “ロッキング・オン・ジャパン94年1月号小山田圭吾インタビュー記事に関して”. 山崎洋一郎の「総編集長日記」 (2021年7月18日). 2021年7月20日閲覧。
- ^ “『ロッキング・オン・ジャパン』編集長、小山田圭吾の“いじめ問題”で謝罪 自身がインタビュー担当「倫理観や真摯さに欠ける間違った行為」”. ねとらぼ (2021年7月18日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ a b 今井佐緒里 (2021年7月19日). “小山田氏問題。どこまで「いじめ」の内容を報じているか。国内と海外メディア、二つの断絶とは。”. 朝日新聞2022年7月22日閲覧。
- ^ a b 日高奈緒 (2021年7月19日). “小山田さんのいじめ問題 海外メディアも相次いで詳報”. 朝日新聞2021年7月19日閲覧。
外部リンク
- 山崎洋一郎の「総編集長日記」