STS-124は、国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッション(1J)のために、2008年5月末から15日間に渡って行われたスペースシャトルディスカバリーによる有人宇宙飛行である。
STS-124 | |
---|---|
徽章 | |
ミッションの情報 | |
ミッション名 | STS-124 |
シャトル | ディスカバリー |
乗員数 | 7 |
発射台 | LC39-A |
打上げ日時 | 2008年5月31日 21:02 UTC |
着陸または着水日時 | 2008年6月14日 15:16 UTC |
ミッション期間 | 約14日間 |
高度 | 225km – 343km |
軌道傾斜角 | 51.6 ° |
航行距離 | 217周回(約923万km) |
乗員写真 | |
(左から)シャミトフ、フォッサム、ハム、ケリー、ナイバーグ、ギャレン、星出。 | |
年表 | |
ミッション内容は、日本の実験棟きぼうの本体部分である(船内実験室)のISSへの運搬と設置、STS-123でISSに仮設した(船内保管室)の本設置等であった。
乗組員
かっこ内の数字は、今回を含めたフライト経験数。
- マーク・ケリー (3) — 船長
- ケネス・ハム (1) — パイロット
- カレン・ナイバーグ (1) — ミッションスペシャリスト
- ロナルド・ギャレン (1) — ミッションスペシャリスト
- マイケル・フォッサム (2) — ミッションスペシャリスト
- 星出彰彦 (1) — ミッションスペシャリスト( 日本,JAXA)
出発する Expedition 17 乗組員
- グレゴリー・シャミトフ (1) — フライトエンジニア
帰還する Expedition 16–17 乗組員
- ギャレット・リーズマン (1) — フライトエンジニア
緊急時救援飛行
STS-124の飛行中に万が一、(耐熱パネル)に損傷が生じる等してディスカバリーが地球への再突入に耐えられないと判断された場合、エンデバーが救援飛行を行うことになっていた。この飛行はSTS-326と名付けられており、STS-126で飛行予定の7名の宇宙飛行士の中からファーガソン船長以下4名の飛行士が搭乗することになっていた。
参考文献
- NASA (2008年5月22日). “STS-124 Press Kit” (PDF). 2008年5月27日閲覧。(英語)
- 宇宙航空研究開発機構 (2008年5月16日). “STS-124(1J)プレスキット” (PDF). 2008年5月30日閲覧。