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『RPG幻想事典』(アールピージーげんそうじてん)は、日本の書籍。著者は早川浩、イラストはNikov。日本ソフトバンク出版事業部より、1986年12月発行。
概要
ゲーム情報誌『Beep』に連載されていた「RPG幻想辞典」をもとに、当時の読者に馴染みの薄かったRPGのバックグラウンドについて紹介・解説した本。タイトルは連載時の「辞典」から「事典」に変更された。
内容は、『』、『指輪物語』、アーサー王伝説、神話、キャラクターや種族、ダンジョン、魔法、アイテム、武器・防具、モンスターなど多岐にわたり、巻末にはオリジナルボードゲーム[1]「アルビオン」が付された。
雑誌での連載について
- RPG幻想辞典
- 文・早川浩[2]、イラスト・Nikovで「Beep」1985年8月号から1986年12月号まで17回連載された。この連載について著者は、「もともと幻想辞典は、コンピュータのRPGのファンにも、ボード版RPGの雰囲気を味わってもらおうと、始まったものである。」[3]と述べている。
- ブラックオニキス、ファイアークリスタルのモンスター、武器、魔法など
- マジックアイテム
- ドルアーガ、ドラゴンバスターのモンスター
- トラップ、迷路の歩き方
- 武器
- ヒューマノイドモンスター
- 魔法基本編
- 羽のあるモンスター
- キャラクターの特徴
- 魔法応用編
- ヒューマノイドモンスターPART2
- 武器と防具
- モンスター総合編PART1
- モンスター総合編PART2
- モンスター総合編PARTⅢ
- ボード版RPGの世界
- コンピュータRPGとボードRPG
- 続・RPG幻想事典
- 上記「RPG幻想辞典」連載終了後に、『Beep』1987年1月号から12月号まで全12回連載された。奇数月号は我流子、偶数月号はカーン羅武坂(広木克哉)による執筆。イラストは引き続きNikov。
- ボードゲームのマスターになるには
- RPGのために見るファンタジー映画
- 魔法;コンピュータRPGとボードRPGの場合
- RPGと邪教
- 中国のモンスター
- ミドルアースに活躍したアイテムほか
- 中国のモンスターPART2
- ケルト神話の世界
- 直接攻撃用武器あれこれ(1)
- メソポタミア・バビロニア神話
- 間接攻撃用武器=手投げ武器=
- 忍者を探る
RPG幻想事典シリーズ
「RPG幻想事典」をタイトルに入れたソフトバンクのシリーズもの書籍。
- 『ジャパネスク―RPG幻想事典・日本編』飯島健男監修、門倉直人、柳川房彦、(高井夏生)、近藤功司、飯島健男共著 - 1988年10月 (ISBN 4-89052-025-2)
- 『RPG幻想事典―チャンバラ英雄伝』柳川房彦、横山雄一、高井夏生共著 - 1993年11月 (ISBN 4-89052-463-0)
- 『戦士たちの時代―RPG幻想事典』(司史生)、(坂東いるか)共著 - 1994年3月 (ISBN 4-89052-501-7)
- 『RPG幻想事典 逆引きモンスターガイド〈西洋編〉』ヘッドルーム編著 - 1994年3月 (ISBN 4-89052-509-2)
- 『RPG幻想事典 逆引きモンスターガイド〈東洋編〉』ヘッドルーム編著 - 1994年7月 (ISBN 4-89052-551-3)
- 『RPG幻想事典 アイテムガイド』ヘッドルーム編著 - 1995年4月 (ISBN 4-89052-661-7)
- 『戦場の乙女たち―RPG幻想事典』司史生、坂東いるか他著 - 1996年4月 (ISBN 4-89052-927-6)
- 『新説RPG幻想事典 剣と魔法の博物誌』(村山誠一郎)著 - 2006年9月 (ISBN 4-7973-3684-6)
- 4Gamer.netの連載「剣と魔法の博物館」全70回を元にまとめたもの。
- 『新説RPG幻想事典 剣と魔法の博物誌 〜モンスター編〜』村山誠一郎著 - 2008年2月 (ISBN 978-4-7973-4643-5)
- 4Gamer.netの連載「剣と魔法の博物館~モンスター編~」の第1回から第60回までの内容を元にまとめたもの[4]。
- 『新説RPG幻想事典 剣と魔法の博物誌 〜モンスター編2〜』村山誠一郎著 - 2009年3月 (ISBN 978-4-7973-5248-1)
- 4Gamer.netの連載「剣と魔法の博物館~モンスター編~」の第61回から第120回(最終回)までの内容を元にまとめたもの[5]。